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はじめに 「食育」とは
食育ってなぁに?
かつての「日本型食生活(米を中心とした主食・主菜・副菜をそろえた食事)」は、日本人の平均寿命の延伸に大きく貢献しました。しかし、近年は「食」を取り巻く環境が大きく変化し、食習慣の乱れや栄養バランスの偏りなど「食」に関するさまざまな課題があります。
このような中で、ひとりひとりが生涯を通じて自らの食のあり方について考え、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること、それが「食育」です。
宇治市の食育
宇治市では、平成21年度より市民の健全で豊かな食生活の実践を目的とした「宇治市食育推進計画」を策定しました。平成27年度からは「宇治市健康づくり・食育推進計画」に基づき、新たな課題や時代の変化に応じた健康づくり・食育についての施策を総合的、計画的に推進しています。
宇治市健康づくり・食育推進計画
食育の推進 3つの視点
1.健全な食生活の実践
・毎日朝食を食べましょう
・バランスの良い食事をしましょう
・3食を規則正しい時間に食べましょう
・自分の適性体重を知り、自分に必要な食事量をとりましょう
2.「食」を通じた家庭や地域との交流
・食育の大切さについて理解しましょう
・食事のマナーや作法を身につけましょう
・「食」を通じて、みんなと会話を楽しみましょう
・食べ物に対し「もったいない」という気持ちや感謝の念を持ちましょう
3.「食」やお茶を通じた食文化の継承
・日本型食生活を実践しましょう
・郷土料理・行事食等の食文化を次世代に伝えましょう
・農産物の生産者と消費者との交流を図りましょう
・地産地消や四季を通じた旬産旬消に努めましょう
・お茶に親しみ、豊かなこころを育みましょう
・「食」の安全・安心に関する知識を身につけましょう
・「食」に関するネットワークの構築を図りましょう