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厨房における火災予防について
厨房における火災にご注意を!!
平成28年12月に発生した糸魚川市大規模火災は、飲食店の大型こんろの消し忘れで火災となりました。
飲食店で起こる火災の主な発火源は「こんろ」であり、その経過は「消し忘れ」、「過熱」、「可燃物と接触」といった人的な原因が数多いことから、これらの火災の原因を厨房に潜む危険として把握し、厨房で起こる火災を予防しましょう。
火をつけたまま、その場を離れない
煮込みや出汁取りなどの長時間調理の間、その場を離れたりしていませんか?
絶対に離れないでください。
こんろは壁から離しましょう
通るのに邪魔になると、こんろを奥にずらしていませんか?
こんろと比べて、大きすぎる鍋を使っていませんか?
壁から距離を十分に離しましょう。
壁に炎が当たっていたら確実に危険です。
グリスフィルターやダクトはきちんと清掃しましょう
汚れるから、吸い込みが悪いからと、グリスフィルターを外していませんか?
グリスフィルターはきちんと取り付けましょう。
ダクト・グリスフィルターは、定期的にきちんと清掃しましょう。
定期的に専門業者に点検・清掃してもらうことも有効です。
機器を定期的に点検しましょう
火のつきが悪いのに無視して使っていませんか?
定期的に点検または機器がおかしいと思ったら専門業者に点検してもらうことも必要です。
こんろ周りに可燃物を放置しない
周りに物を置きっ放しにしていませんか?
使いやすから、面倒だからと可燃物を放置せず、整理整頓を心がけましょう。
火事が起きたら消火器で消しましょう
火事が起きたら、まず消火器で火を消しましょう。
確実に消火するには、強化液消火器が有効です。
消火後はガスの元栓を閉めてください。
厨房における火災予防の広報用映像(消防庁ホームページ)<外部リンク>