本文
平等院で聴く能 頼政-謡と仕舞による上演ー チラシ [PDFファイル/4.54MB]
風光明媚なここ宇治の地は、陸路・水路とも交通の要衝であり、歴史的にも文学的にも豊かな場所です。そして、ひとたび戦がおこると、勝敗を決める重要な戦場にもなりました。
治承4年(1180)、後白河法皇の皇子・以仁王は、平氏打倒を企て、諸国の源氏に挙兵を促しました。以仁王、そして源頼政は、宇治川での合戦で敗れ命を落としますが、のちに治承・寿永の内乱と呼ばれる戦乱のきっかけとなりました。
この治承4年5月の宇治川での合戦は、『平家物語』『源平盛衰記』を通じて、名場面として、読み語り継がれています。
連続講座の特別編として、能《頼政》の舞台である平等院において、お話を交えながら、《頼政》を中心に、宇治の魅力、能の魅力をご紹介します。
一曲すべてを所作や囃子を伴わず、着座し、謡のみで上演する。
一曲のなかで見せ場を舞う。面や装束をつけず紋付袴で、仕舞扇を用いる。
『平家物語』から取材し、宇治の橋合戦で破れ、平等院の扇の芝で自害した源頼政をシテ(主人公)とする。前半では、宇治の名所旧跡が美しい詞章で紹介される。そして、終盤では、橋合戦の様子、頼政の壮絶な最期の有様を演じ、見せ場となる。今回は仕舞で紹介する。世阿弥作の名曲。
【日 時】 令和4年10月2日(日曜日) 午後1時30分~3時30分頃まで (受付午後1時~)
【会 場】 平等院 浄土院本堂
(京都府宇治市宇治蓮華116)
【定 員】 80名(8月29日(月曜日)より専用の応募フォームもしくはFaxで事前申し込み)
※応募多数の場合は抽選(結果は9月21日を目途に郵送で発表)
【参加費】 無料(ただし、平等院の拝観料600円は別途必要・各自)
【講 師】 吉波 壽晃さん(能楽観世流シテ方)
味方 團さん(能楽観世流シテ方)
田茂井 廣道さん(能楽観世流シテ方)
令和4年8月29日(月曜日)~9月15日(金曜日)までに専用の応募フォームもしくはFaxで事前申し込み
※応募多数の場合は抽選※ 結果は9月21日頃を目途に郵送で発表
下記の専用の応募フォームから申し込む
https://www.shinsei.elg-front.jp/kyoto2/uketsuke/form.do?acs=kankoukouza<外部リンク>
下記用紙に記入の上、Faxで申し込む
特別編「平等院で聴く能 頼政-謡と仕舞による上演ー」申込書 [Wordファイル/22KB]
特別編「平等院で聴く能 頼政ー謡と仕舞による上演ー」申込書 [PDFファイル/112KB]
Fax: 0774-39-9409