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第16回 市民と市長の対話ミーティングを開催しました (テーマ:女性が活躍する社会について)

印刷ページ表示 更新日:2019年11月5日更新 <外部リンク>

第16回 市民と市長の対話ミーティング 開催結果

 市民と市長の対話を通し、市民参画・協働を推進するとともに地域力の向上を図り、新しい宇治に向けたまちづくりを推進することを目的とした「市民と市長の対話ミーティング」を実施しております。

 第16回の今回は、「女性が活躍する社会について」をテーマに、さまざまな立場の皆さんにご参加いただき、傍聴の方を前に活発な意見交換が行われました。

日時

平成29年12月3日(日曜日)午後1時~1時30分

場所

ゆめりあ うじ 3階 げんきひろば

ミーティング参加者

多田 ひろみ 様 (あさぎりネットワーク会議 議長)

宇津木 充雄 様 (ちはやぶる宇治の未来をつくる会 事務局長)

森田 芙未子 様 (TIS株式会社 上級主任)

UJIあさぎりフェスティバル2017について

 対話ミーティングの開始前に、同日「ゆめりあ うじ」で開催されました『UJIあさぎりフェスティバル2017』のパネル展示を見学しました。

市長挨拶

次のとおり、山本市長から挨拶がありました。

市長挨拶(要旨)

 本日は、皆さん大変お忙しい中、第16回市民と市長の対話ミーティングにご参加いただき、誠にありがとうございます。

 この市民と市長の対話ミーティングは、市民参画と協働の推進のために実施しているもので、過去には「教育」「子育て」「防災」「宇治茶」「観光」などをテーマにミーティングを開催し、市民の皆さんと活発な意見交換を行い、大いに市政運営の参考にさせていただいたところでございます。

 今回の会場である「ゆめりあ うじ」では、昨日から「UJIあさぎりフェスティバル2017」が開催されており、多くの市民の皆さんにお越しいただいております。

 ミーティングに先立ち、フェスティバルの各コーナーや、ゆめりあの関係団体の活動紹介であるパネル展示を見学させていただきました。それぞれ、日頃の活動を一生懸命やっておられる様子がよくわかりますし、また、それぞれ私が市会議員、府会議員時代に寄せていただきました時よりも内容も充実しているものもございまして、非常に頼もしく思っているところでございます。

 第16回の今回は「女性が活躍できる社会について」というテーマで皆さんにお集まりいただきました。平成27年9月に「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」が施行され、本市におきましては、平成28年3月に策定いたしました宇治市男女共同参画計画「第4次UJIあさぎりプラン」で、「あらゆる分野における女性の活躍の推進」と「ワーク・ライフ・バランスの推進」の二つの基本方向を「宇治市女性活躍推進計画」に位置付け、女性の職業生活の推進に向けた施策に取り組んでおります。

 本日の対話ミーティングでは、男女共同参画社会を目指す団体の横断的な連携組織である「あさぎりネットワーク会議」の多田ひろみ議長、「ちはやぶる宇治の未来をつくる会」の宇都木充雄事務局長、そしてワーキングマザーでママさんブラスUjiでもご活躍の森田芙未子さんにお越しいただきました。

皆さんには、それぞれの立場から忌憚のないご意見をいただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

参加者の主な発言(まわりで活躍されている女性について)

  • あさぎりネットワーク会議は、現在は12団体、個人の参加が12名の方で構成されており、各団体が宇治市内でそれぞれ活躍している。「UJIあさぎりフェスティバル」を、当初から男女共同参画センターと共同で実施している。また、平成17年度から市民企画奨励事業に応募し、地域に根差した男女共同参画の推進に貢献する講演会を実施している。
  • 活躍されている女性の方を見てきたがそこには共通点があり、いずれもその女性のご主人の理解と協力が得られている。家事分担など、下支えをしてるということが1つ大きなポイントだと感じる。もう1つは、活躍されている方を見ると、常に自分自身の能力を高めるための勉強をされ自己研鑚をされている。こういう姿がやはり活躍には必要だと感じる。そして、仕事と家庭の両立、その両立の支援がこれからのポイントになると思う。
  • 活躍されている女性は、まず、すごくポジティブに捉えて、新しいことにも進んでチャレンジしている。そして、課題や問題に直面したときの対応が上手く、全体を見ながらリスクを先読みすることが出来ている。また、視野が大変広く常にアンテナを立てており、何かあったときに頼めばアイデアが出てくる人だと思う。私自身もここを意識しながら仕事をしている。

ミーティングの様子の画像

市長の主な発言

 以前は、家庭のことや認知症のお年寄りの介護などは女性の役割という時代だったが、現在は社会全体で見ていこうという時代に変わってきており、男女共同参画についても法律ができてきている。女性の団体がネットワーク化され男女共同参画を推進されることに、行政としても対応していかないといけないし、応援していかなければならない。

 企業に対しての指導力は課題である。男性・女性だからではなく、個人の能力を前面に立てたシステムが前提でそのシステムをどう構築するかが企業の仕事と考える。また、システムが上手く回っても配偶者の理解がいるので、仕事と家庭の両立という環境を企業がどう見ていくのか、そしてそこに行政の指導がいるのではないかと思う。

 ポジティブで課題への対応が優れているなど、こういったことが出来る方が女性が活躍している場には必ずおられるし、これは取り立てて女性ということではなく、男女ともこのような視点に立ってやっていかなければならない時代が来ていると感じる。

 お話を聞いて、やはり地域社会や企業において女性活躍の課題はまだまだ多くあり、それぞれの立場で1つずつ環境を作っていくことが重要であると思った。私が市長になってから、市役所の女性管理監督者は20%を超えているが、組織改編で30人の役職を減らした中で20%の女性管理監督者を確保することはなかなか難しい。新任の係長が結婚のことなどで悩んでいるようなことを上司から聞くと、まだまだ環境作りができていないと感じる。結婚や出産などにより係長が不在となっても戻ってきやすい環境を市役所として作って、地域社会や企業の先頭に立っていきたい。

ミーティングの様子の画像

参加者の主な発言(女性が活躍する社会を目指すためにどのようなことが必要であると考えているか)

  • まずは、時代は変わってきているので「今までが当たり前」は「今の当たり前ではない」ということをしっかりと認識することが大事だと思っている。次に、保育園や福利厚生の制度などが充実するだけではなく、それらを活用できる雰囲気と活用する側の意識をしっかり変えて多様性を認め合うことが大事であり、活用する側にはいろんな状況の方がいるので柔軟に対応できるようになればいいと思う。最後に、今後大きな問題として介護の問題などが出てくると思っている。介護となると、女性だけでなく男性も介護しながら働ける環境というのを意識していく必要があると思うので、女性活躍とは言うが男性も同じことだと思っている。
  • 女性活躍は掛け声だけでなく、能力を発揮できる環境作りや、周りの男性の理解や応援が必要になる。企業はワーク・ライフ・バランスを徹底することが非常に大事で、残業を削減すればいいというのではなく、削減した上で効率を高め生産性を高めなければワーク・ライフ・バランスも言葉だけになってしまう。トイレは企業の顔で、他所の企業を訪問した際に綺麗に使っているところは企業の教育が行き届いているなと思っていた。勤務先でも女性が気分よく働いて活躍してもらうために、毎日トイレのチェックをし、芳香剤などで清潔感を出し綺麗にしていた。これがとても効果があり、女性のモチベーション向上に繋がった。このようなちょっとしたことが効果があるのではないかと感じた。
  • 女性が活躍できる環境整備を図るためには、まず男性・女性ともに意識改革が必要。それぞれの団体が活動しているが、予算等の面で非常に厳しい運営になっているので、継続していくためには行政の支援が必要不可欠だと思う。また、各地域で活動しているが、拠点となる施設が老朽化などにより利用できなくなるようなことになると本当に苦労するので、継続して利用できる環境整備をお願いしたい。

ミーティングの様子の画像

市長の主な発言

 制度を活用できる環境作りについては、行政としては最大限努力することが大事で、女性が悩むような活躍の場というのは必要ない。介護も含めてまだまだ女性が背負っている役割というのはあると思うので、行政としてやるべきことはしっかり取り組んでいきたい。

 ワーク・ライフ・バランスのバランス感覚が女性活躍の場に繋がることなのかもしれないので、市役所がまず模範を作っていかないといけない時代になってきている。模範となれるよう全力を挙げて頑張っていきたい。宇治市では、女性が初めて教育長に就任した。京都府下でも初めてのこと。現在、教育委員会委員は5名の内3名が女性で、その他の審議会等の委員の女性の割合も3割を目標にしており、いずれは4~5割にしたいと思っている。このように数字で表していくことが皆さんの問いかけにお答えすることになると考えている。

 意識改革については、女性よりも男性の方がしないといけない。さらに意識改革だけでは駄目で、それを実行できる地域社会や環境が大事になる。

 拠点となる施設について、利用料などの課題はある。ただ、拠点が必要であるということに関しては、災害、子育て支援、障害者福祉、高齢者福祉などいずれについてもコミュニティの大事さが言われている時なので、大事にしていきたいと思っている。人口と公共施設の数の関係についても課題はあるので、そこに少し女性という観点も加えながら検討していきたい。

 女性活躍は、昔からの価値観で良いところは残しながらも、固定的な役割はしっかり振りほどき、新しい価値観で女性が活躍できるインフラ整備や環境を作ることが行政の仕事。そして、女性活躍は女性自身にもかかっていると思っている。

最後に、山本市長から次のような発言があり、ミーティングを終了しました。

 本市では第4次あさぎりプランに基づき、女性の起業や就業支援、本市審議会等への女性委員の積極的登用、男性を対象とした講座や学習機会の提供、さらには、子育て支援、介護への支援としてファミリーサポートセンター事業や認知症対応カフェの開催など、女性の職業生活における活躍の推進につながるさまざまな施策に取り組んでいる。また、特定事業主として行動計画を策定し長時間労働の改める、年休の取得率の向上など、ワーク・ライフ・バランスの推進も努めている。

 女性の活躍が進むことは、行政、地域、企業などの現場に多様な価値観や新しい視点、創意工夫をもたらし、男女が共に仕事と生活を両立できる暮らしやすい社会の実現につながるもので、本市としても、あらゆる分野に女性が参画し、男女双方の意見が対等に反映される社会の実現に向けて、引き続き、ここ「ゆめりあうじ」を活用しながら、積極的に取り組んでいきたい。

 本日、皆さんから頂戴した貴重な意見を踏まえ、改めて課題などを整理・点検し、今後の男女共同参画社会の実現に向けた施策に取り組んでいくとともに、また、このように市民の皆さんとお話しできる機会を積極的に作っていきたいと考えている。

集合写真の画像