ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 市長の部屋 > 第14回 市民と市長の対話ミーティングを開催しました (テーマ:食育の推進で健康長寿日本一を)

本文

第14回 市民と市長の対話ミーティングを開催しました (テーマ:食育の推進で健康長寿日本一を)

印刷ページ表示 更新日:2019年11月5日更新 <外部リンク>

第14回 市民と市長の対話ミーティング 開催結果

 市民と市長の対話を通し、市民参画・協働を推進するとともに地域力の向上を図り、新しい宇治に向けたまちづくりを推進することを目的とした「市民と市長の対話ミーティング」を実施しております。

 第14回の今回は、「食育の推進で健康長寿日本一を」をテーマに、さまざまな立場の皆さんにご参加いただき、傍聴の方を前に活発な意見交換が行われました。

日時

平成28年9月3日(土曜日)午後1時~2時30分

場所

南宇治コミュニティセンター

ミーティング参加者

島津 たまゑ 様 (宇治市食生活改善推進員協議会「若葉の会」会長)

野村 喜美子 様 (宇治市食生活改善推進員協議会「若葉の会」元会員)

田中 ひろみ 様 (私立幼稚園保護者会 役員)

岡本 廉信 様 (男性料理教室「味楽会」会員)

弾 佳奈 様 (食育ボランティア「こんぺいとう」栄養士)

蠏 朋子 様 (宇治市連合母子会 会員)

食育推進事業について

 開会に先立ち、会場で実施されました料理教室を見学、試食されました。 料理教室の見学・試食の画像

市長挨拶

 次のとおり、山本市長から挨拶がありました。

市長挨拶(要旨)

 本日は、皆さん大変お忙しい中、第14回市民と市長の対話ミーティングにご参加いただき、誠にありがとうございます。

 この市民と市長の対話ミーティングは、市民参画と協働の推進のために実施しているもので、過去には「教育」「子育て」「防災」「宇治茶」「観光」などをテーマにミーティングを開催し、市民の皆さんと活発な意見交換を行い、大いに市政運営の参考にさせていただいたところでございます。

 本日はミーティングに先立ち、午前中に「若葉の会」が実施されました料理教室を見学させていただき、試食もさせていただきました。

 感想でございますけれども、減塩の運動は各都道府県が競い合うようにしておりまして、やはり早くから取り組んだところは成果が出ていると聞いているところでございます。本日お料理をいただきましたが、減塩でも非常に味もしっかりついており、カロリーを聞いてびっくりしました。減塩でも料理のやり方でこのように変わるんだなということが、率直な感想でございます。

 府議会議員時代に料理教室を見学させていただきますと、男性が照れくさそうにされたり、女性の中に男性がいるというイメージがありましたけれども、本日は男性も女性も一緒のような自然な形で料理をされている姿を見まして、男性が自然に入れるようになったんだなと、むしろ男女関係なく料理教室の必要性ということで一生懸命やられていることに感動いたしました。また、小学生のお子様がお母さんのお手伝いで来ておりまして、本当に世代を超えてこういう食育、あるいは料理を通じて対話やコミュニケーションを図り楽しくされていることに非常に嬉しく思いました。

 さて、第14回の今回は「食育の推進で健康長寿日本一を」というテーマで皆さんにお集まりいただきました。

 本市では、市民の皆さんが、住み慣れた地域で生涯、健康で過ごしていただけるよう、平成27年3月に策定いたしました「宇治市健康づくり・食育推進計画」に基づき、各種施策の推進を図っているところでございます。これまでも、市民と地域、行政が一体となって、健康づくり・食育の推進に取り組んでまいりましたが、こうした取り組みをさらに推進するためにも、本年度の施政方針として、健康長寿日本一を目指して新たに市長を先頭とする全市的な推進体制の構築に向けて取り組みを進めていくことといたしました。

 本日の対話ミーティングでは、宇治市食生活改善推進員協議会 若葉の会にご協力をいただき、地域で食育を実践されている方々の代表にお越しいただきました。皆さんには、それぞれの立場から忌憚のないご意見をいただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

市長挨拶の画像

参加者の主な発言(食育推進の活動や現状について)

  • 宇治市食生活改善推進協議会「若葉の会」は、市内の公民館を回りながら活動している。食べることは生きることだと思っており、何を食べるのか、何が食べられるか、何を食べたいかなど食生活を改善することで健康寿命の延伸に繋がると思っている。そして、食生活を通じて食べる楽しみ、みんなで一緒に食べる楽しみ、家族においしいと言ってもらえる楽しみを広げていきたいと思い活動している。
  • 65歳定年で、周りの人とも付き合いがなく、これからどうしようか困っていた時に「若葉の会」を知り入会した。おかげで、現在は一人暮らしだが家を離れた息子たちに心配をかけることなく生活できている。常に栄養や休養のことが頭にあり、「若葉の会」に入ったことが役に立っているんだなと感じている。
  • 昨年より幼稚園でマクロビオテックの給食を取り入れている。また、種より育てた野菜を自分たちで調理する食育も行っている。保護者に対しても「食」への意識を高めるために、無添加のケチャップ講座を開催し、保護者からも好評を得た。お味噌の講座も予定している。保護者の方に期待をしていただいているので、今後も続けていきたい。
  • 定年になり、どうしていいかわからず家でこもっていると、妻の勧めで男性の料理教室に行くことになり現在もお世話になっている。入会して12年になるが、食育の分野では素人だが、「若葉の会」の皆さんのご指導もあり楽しく活動している。3~4年前から、「若葉の会」からいただくレシピ以外に、年3回自主的に考えたレシピで作っており、それなりに結構良い料理ができている。
  • 子供たちに食育を広める活動をしており、私自身が3人の子育て中なので、やっぱり「食」は大事だなと常に思っている。親子クッキングや子供クッキングなどの活動をしている。興味がないお母さんでも、子供に教えてあげて、それを子供がお母さんに教えてあげることでお母さんも「大事やな」と気付いてくれたりすることもあるので、本当に子供の頃からまず食に触れるということが大事だと思う。食に興味を持つことも大事なので、活動を通じて子供たちと触れ合って食育を教えていけたらいいなと思っている。
  • 母子連合会で活動している。食育に関しては、会の中で学習塾というのを開催しており、その中で「若葉の会」の指導のもと親子料理教室をしていただいた。家でゆっくり子供とご飯を作る時間が本当になかったので、教室の中で楽しく料理できた。子供と一緒に成長できる良い機会を与えてもらいありがたいと思っており、食育の大切さを本当にすごく感じている。

ミーティングの様子の画像

市長の主な発言

 皆さんがそれぞれの立場において、リーダーあるいは役員として食育を実践していただいていることに心から感謝申し上げる。

 健康長寿、あるいは健康作りに市民の皆さんが興味をもつと共に、「若葉の会」の皆さんの活躍があらゆるところに広がっていることに宇治市としても非常にありがたいと感じている。市の保健師も「若葉の会」と一緒にタッグを組んで取り組んでいることに喜びを感じていると思うので、今後も連携を密にしていただけるとありがたい。

 男性の料理教室は本当にありがたい話。昔から料理する人、料理を食べる人という固定的な性差の問題は男女共同参画という視点もあるが、犠牲的に料理をしているような思いが仮にあるとなると、食育にとってどうなのかと思う。やはり「楽しく健康に」が大事だという皆さんの思いが食育に必要だということが痛いほどわかった。

 それから、もし奥さんが介護に入られたりすると、男性は本当に何もできない。そうなると、洗濯よりもまず最初に何が大事になるかというと食の問題だと思う。もしもの時は料理が生きるという意味だと思うので、男性料理教室が各地域に広がっていけばいいなと思っている。

 あと、子育てや苦労されている皆さんのお話の中でも食育が中心。子供は食育が大事だと私も考えておりますので、今後とも具体的な内容を教えていただきたい。

参加者の主な発言(食育の活動を通じて、どのようなことが食育推進や健康作りに必要であると考えているか)

  • バランスのとれた食事、そして朝食というのは一番重要。あと子供達に、食材が家に届くまでどういうことを経て、自分達が食べて大きくなっているのかを、農業体験などを通じて学ぶこともいいのではないかと思っている。学校の宿題とかで、家で料理を一品作ってくるみたいなことがあっても面白い。家でも「食」について考える時間が増えていいと思う。まずは、子供達が「食」について意識することが大事。
  • 食生活を変えること、そして自分の趣味を活かしストレスを解消することが、健康長寿に繋がっていくと感じている。
  • 食育は子供の育っていく過程の食事と思われがちだが、食についての学びだと思っている。昔と今では食の環境が大きく異なり、新しい添加物なども増え続け不安も多い。常に新しい情報を自分たちで取り入れて確認していかなければならない。主婦同士の口コミなどで広げていければ、微力ではあるが力になれるのかなと思っている。
  • 社会人講師として、小・中学校や高校の家庭科の授業やクラブ活動に行き活動している。活動を通して子供達と一緒に学べる場があり、とても嬉しく感じている。

市長の主な発言

 ご意見をいただき、食材を作ることからという新鮮な気持ちでお聞きした。長生きの方が多い地域というのは、畑や山、海の仕事をやってこられたということも理由として大きいのかなと思う。市内にも耕作放棄地があり、これも考えていく必要があるなと率直に感じた。それから、朝ご飯を食べている子と食べていない子の教育格差というのは、教育委員会として最大のテーマになっており、あらゆる角度から朝ご飯を食べるということについて考えていく必要がある。

 健康長寿に対する意識や捉え方、元気でいようということも非常に影響すると思っている。意気込みを持ってもらうことで、家の外で友達に会ったり趣味などを求めることに繋がる。基本的に健康長寿は人から与えられるのではなく、皆さんの意識の上に保健師などの専門的な知識をドッキングして作っていくのかなと思っているので、ご意見を受けて我々の役割というものをしっかり作っていかないといけない。

 本市の計画の中では、健全な食生活の実践、食を通じた家庭や地域の交流、食やお茶を通じた食文化の継承の三つの視点に基づき食育を推進している。本日のご意見も方針に活かしていくよう努力したい。

参加者の主な発言(健康長寿日本一を目指して健康でいきいきと暮らすために、それぞれの立場からの提案について)

  • 健康寿命の延伸が健康長寿日本一に繋がると思っている。8020運動といって、80歳で20本の歯を残そうということで、少し硬い食べ物も自分の歯で美味しくいただくことも大事なことになると思っている。
  • 家の中でじっとせず外出することが好きで、友人との付き合いで出かけることが生きがいになっている。
  • 市のウォーキング講座に参加し、正しい歩き方を学ぶことができ、季節を感じながら歩く楽しさを知った。正しい食事と無理のない運動が本当に不可欠。個々ではなく地域の方と交流を持ち、顔を合わせることで明るいまちづくりにもなり、いきいきとした生活ができ健康長寿にも繋がるのではないかと思う。
  • 年に2回、所属している料理教室のサークルに市の保健師が健康診断の結果を基に専門的な指導をしてくれる。サークルに入っているが故に指導いただけるということで大変感謝している。健康でいきいきと暮らすためには、生活環境を良くすること、趣味を活かし自分の幅を広げていくことが必要。そして、適度な運動、人との会話をできるだけ多くできれば楽しい人生が送れるのではないかと思っている。
  • 健康でいきいきと暮らすためには、運動が大事。今の子供は外で遊ばない子が多い。そうなると身体も弱ってくる。しっかり外で運動することでお腹も空いて、しっかりご飯も食べられると思う。働いているお母さんも多く、忙しいと思うので、簡単に作れる朝食メニューのレシピを提案できたらいいなと思っている。あと、子供でも作れるメニューや、子供一人でも作れるように子供クッキングを広めていきたい。
  • 昔の人がなぜ元気なのかを考えていると、パンが多くなる中でご飯とお味噌汁のような昔の食生活に戻ってみるのも良いのではないかと最近すごく感じている。食に関心を持ってもらうために、宇治でできた食材で健康になるレシピや、料理教室にしても金額が高いイメージがあるのでワンコインでできる料理教室などがあれば参加しやすくていい。小さい頃からの意識が健康長寿に繋がっていくと思うので、食に関して学べるところがあればいいなと思う。
  • 公民館で料理教室をしているが、調理台が調理用のテーブルではない。そのため高さが男性の身長に合っておらず、長時間の活動で腰が痛くなったりする。高さを調整できるようなテーブルにしてもらえるとありがたい。

ミーティングの様子の画像

市長の主な発言

 最後に、山本市長から次のような発言があり、ミーティングを終了しました。

 昔の食生活に戻るということですが、農業従事者の方に、生野菜を食べるようになってから野菜の摂取量が減ったと聞いた。昔は炊いていたため、生で食べるよりもたくさん摂取できていたということ。昔の知恵や食文化というのが、食育を見直す材料になるのではないかと思っている。

 健康長寿について、厚生労働省や京都府も積極的に取り組むようになったが、京都府と今後どのように連携していけるかを考えている。ただし、健康長寿は間口が広いので何からどのようにしていこうかというところで少しお時間をいただきたい。

 市の保健師は本当に頑張っているが、なぜか応募が少ない。保健師が大事にされ、いきいきと働いてもらうことが健康長寿日本一を作ることにも繋がるのではないかと思っている。その意味でも、保健師の役割については非常に重要視しており、今後皆さんの意見を受けながら、市民の活動、運動をどの分野とドッキングしていくかを常々考えている。

 平成27年3月に策定した宇治市食育推進計画に基づき各種施策の推進を図っており、「こんにちはと笑顔で健やか宇治のまち」を基本理念に、「生活習慣病の発症予防と重症化予防」と「次世代の健康づくりと食育」の2点を重点課題とし、市民、行政、関係団体が地域で共同して取り組み健康長寿日本一を目指していきたい。本日、皆さまから頂戴した貴重なご意見を踏まえ、改めて課題などを整理点検し、今後の健康づくり、食育に取り組んでいきたいと考えている。

集合写真の画像