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第11回 市民と市長の対話ミーティングを開催しました (テーマ:高校生のあふれるパワーで宇治市を元気に)

印刷ページ表示 更新日:2019年11月5日更新 <外部リンク>

第11回 市民と市長の対話ミーティング 開催結果

 市民と市長の対話を通し、市民参画・協働を推進するとともに地域力の向上を図り、新しい宇治に向けたまちづくりを推進することを目的とした「市民と市長の対話ミーティング」を実施しております。

 第11回目の今回は、「高校生のあふれるパワーで宇治市を元気に」をテーマに、さまざまな立場の皆さんにご参加いただき、多くの傍聴の方を前に活発な意見交換が行われました。

日時

平成27年12月5日(土曜日)午後2時30分~4時00分

場所京

都府立莵道高等学校

ミーティング参加者

友廣 大成 様 (京都府立東宇治高等学校2年生)

坂根 杏南 様 (京都府立莵道高等学校2年生)

片岡 大樹 様 (京都府立城南菱創高等学校2年生)

関 優樹 様 (京都翔英高等学校2年生)

平松 時生 様 (立命館宇治高等学校3年生)

奥田 くるみ 様 (京都芸術高等学校2年生)

市長挨拶

 次のとおり、山本市長から挨拶がありました。

市長挨拶(要旨)

 本日は、皆さん大変お忙しい中、第11回市民と市長の対話ミーティングにご参加をいただき誠にありがとうございます。

 この市民と市長の対話ミーティングは、私が市長に就任するに当たり、市民参画と協働の推進のために、平成25年度よりスタートした事業で、過去には「教育」「ワークライフバランス」「宇治茶の振興」「健康長寿」「子育て」「特別支援教育」「認知症にやさしいまち」「災害に強い安全・安心の宇治づくり」「若者の雇用支援」「中小企業振興」をテーマにミーティングを開催し、市民の皆さんと活発な意見交換を行い、大いに市政運営の参考とさせていただいたところでございます。

 11回目の今回は「高校生のあふれるパワーで宇治市を元気に」をテーマに、市内の高等学校に在学中の生徒の皆さんにお集まりいただきました。近年全国的に少子化・高齢化が進展しており、宇治市におきましても今後人口の減少と高齢化率の上昇が見込まれています。また、転出される人口が転入されてくる人口を超過する傾向もあり、人口減少に歯止めをかけるには、人口の流出を防止することが大切です。そのためには、市民の方には宇治の魅力を再認識し、愛着を持って宇治に住み続けていただき、さらには宇治の魅力を市外の方へと発信していくことで市外の方には新たに宇治へ住んでみたいと感じてもらうことを目指します。

 そうした宇治の魅力をいかに発信していくことができるか。今日ご参加いただいた皆さんには、難しく考えずに、若い世代の柔らかい発想で、私たちの気づいていない宇治の魅力についてお話しいただき、また一緒に考えていければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

市長挨拶の画像

参加者の主な発言(宇治の魅力(宇治ブランド)は何か)
  • 世界文化遺産である平等院鳳凰堂や、日本遺産であるお茶に関する文化財、黄檗山萬福寺、宇治橋など。宇治茶・宇治抹茶が日本を越えて海外でもブームになっている。
  • 世界遺産がある。抹茶など特産物が多い。
  • 和を感じることのできる景観や世界遺産、抹茶。
  • 平等院や、源氏物語など誰もが知っている歴史・文化を持っているところ。
  • 歴史あふれる京の街並み
  • 日本国内だけでなく、海外でも人気である宇治抹茶。海外に行った際に、宇治抹茶味のキットカットが売られており、そのキットカットを海外の方が大量に購入していた。
市長の主な発言

 宇治市には、世界遺産である宇治上神社・平等院をはじめ、数多くの社寺や宇治茶に関する伝統的な家屋も多く残されるなど、歴史・文化的資源に恵まれており、宇治川に架かる宇治橋周辺地域はそうした資源をはじめとして歴史ある街並みを有し、国の重要文化的景観にもなっている。

 また、宇治茶は800年の歴史を有し伝統産業や文化と深く結びついてきた世界に誇るブランドとなっており、こうした長い歴史文化に育まれたものが、「宇治の魅力」、「宇治ブランド」として市内外に認知されているのだと思う。

  その他、「源氏物語」というご発言もあったが、「源氏物語」全五十四帖の最後の十帖は、宇治が主な舞台となっており、「宇治十帖」と呼ばれている。

 市では、こうした歴史的資産を活かして、源氏物語と平安時代の文化に親しめる世界唯一のミュージアムである「源氏物語ミュージアム」を設置し、「宇治十帖」の古跡を中心に、市内の史跡や宇治の自然を歩く「宇治十帖スタンプラリー」やその年に最も優れた女性作家の作品を褒賞する「紫式部文学賞・紫式部市民文化賞」の文化イベントを開催するなど、「源氏物語のまちづくり」を進めている。こうした取り組みも「宇治の魅力」「宇治ブランド」として拡がりを見せていると思う。

参加者の主な発言(宇治に愛着を感じているところはどのようなところか)
  • お茶や鵜飼、田楽、源氏物語といったような平安時代などの歴史や文化を大切にしているところであったり、自然の豊かさによる落ち着いた街並み。かわいいご当地キャラに対しても愛着を感じている。
  • 世界遺産や抹茶。豊かな自然を感じられるところ。
  • 日本らしい静かで落ち着いた雰囲気。
  • 歴史的な街であり、風情を感じられる街並みや、多くの観光客によるにぎやかな空気感といったような雰囲気に愛着を感じる。
  • 平等院はとても好きな場所のひとつ。10円玉にも載っており、宇治の学校に通っている者としてとても愛着を感じる。

ミーティングの様子の画像

市長の主な発言

 先ほどの「宇治の魅力」「宇治ブランド」にもあったように、長い歴史・文化に育まれた宇治市の財産が皆さんの誇りにもなっており、愛着に繋がっているのかなと感じる。また、市街地と自然が近接していてみどり豊かな環境を感じていただけることが魅力であるのかなというように感じている。

 観光客のにぎやかな空気というところもあったが、昨年度、策定した宇治市魅力発信行動指針にも、活力にあふれた人が生き生きと行き交うにぎわいのあるまちづくりを目指していくことが必要であると考えている。こうしたまちづくりを進めていくことで、宇治に関わる全部の人が宇治の魅力を感じ、地域への愛着を深めることで、さらなるにぎわいのあるまちに繋がっていくという好循環が生まれるのではないか。

 こうしたにぎわいは何も観光のみで創り出されるものではなく、陸上、野球、テニスなどさまざまなスポーツ活動を通じて、深められる交流なども、にぎわいを創っていく大切な要素の一つであると思う。

参加者の主な発言(宇治の魅力(宇治ブランド)を高めるために必要なことは何か)
  • 茶摘み体験等を盛り込んだ観光ツアーを考え、ツアー参加者限定の宇治のオンリーワンお土産を渡すといった企画を練る。太陽が丘運動公園をもっと有効的に活用し、人が多く集まるようなフェスティバルを開催する。
  • 宇治市をPRするコマーシャルを作る。特産のお茶を活かしたイベントをより多く開催する。
  • 宇治市民が宇治市をもっと知ることにより、宇治の魅力はさらに高まると思う。また、市内の清潔さを保つよう、市民が協力することも必要である。
  • 宇治市を知らない人が多い。もっと多くの人に宇治を知ってもらうために宣伝が必要である。観光客のためにゴミ箱を設置するといったような見えないところまで気遣いをすることが大切。
  • 口コミ戦略が最も有効であると思う。宇治の良さを一番理解できるのは、やはり宇治に住んでいる人や、宇治に通勤・通学している人。そういった人がいろいろな人に宇治はよい街であると伝えていく。宇治の良さを伝える口コミが増えることによって宇治のブランドが高まる。
  • 外国人観光客や若者も含めた幅広い世代の人のニーズに対応できる街であることが必要である。また、宇治市を宣伝していくことは魅力向上にはとても重要。その中でも大事なのは、抹茶にしても「宇治」の差別化を図ることだと思う。
市長の主な発言

 それぞれの人のニーズに応じた、見えないところへの気遣いなど「おもてなし」が行えることを前提に、1つ目は、宇治の魅力について多くの市民の方が実感できるように「宇治の魅力発見・発掘」の取り組み、2つ目は、宇治茶を使用したイベントの展開、魅力的な土産物などの商品開発、さらに「宇治の魅力に磨きをかける」取り組み、3つ目は、まちの歴史性や自然環境を活かした、また若者をターゲットとする新たなイベントなど、これまでにない「新たな宇治の魅力づくり」のための取り組み、4つ目は、より多くの方に宇治の魅力を知ってもらい、触れてもらうため、「口コミ戦略」であったり、CMであったり、「宇治の魅力の情報発信」に向けた取り組みが必要であるということだったと思う。

 海外に向けてはまだまだ、「宇治」の認知が弱いところもあるというお話もあった。

 「宇治の魅力」「宇治ブランド」は、行政のみで確立できるものではない。私も率先して、積極的に宇治の魅力を発信していくが、まちの魅力は、地域のまちづくりに取り組んでいる市民の皆さん、団体の皆さん、さらには市内に立地する学校など、多くの方に支えられている。全部の人で魅力にあふれる「宇治」を築いていきたいと思う。

参加者の主な発言(国内外へ効果的に魅力を発信するためにはどのようなことがあるか)
  • 宇治茶・宇治抹茶以外の新たな魅力を発見する。そのために、地元の人、あるいは日本人には気付かない魅力があるかも知れないので、さまざまな人から宇治の魅力を聞き出してみる。
  • 宇治市内の名所や食事処、イベントなどをまとめ、宇治に対する理解が深まるような宇治の街マップを作成する。もちろん、海外からの観光客用にも外国語版も作成する。
  • 宇治市内で催されるイベントの活性化、あるいはイベントを増やしていくことで人が集まるのではないか。また、抹茶を立てるなど、伝統文化の体験を充実させる。そういったことも含め、ツイッターやフェイスブックなどのSNSをさらに充実させ、積極的に宇治の情報を発信していく。
  • お年寄りにも目を向ける。例えば休憩できる場所を増やすなど、お年寄りに優しいまちを目指す。
  • 雑誌やインターネットを活用し、宇治の情報をリアルタイムにPRする。そのなかでも、宇治といえばお茶、グルメのPRをするにしても抹茶だけでは寂しい。それ以外の宇治の良さを伝えていければいいと思う。
  • 今やほとんどの人がSNSを使用しているため、SNSは魅力発信のために大きな役割を担っている。国外に情報を発信する際、英語のみを使ったケースが日本では多いが、英語だけでなくスペイン語や中国語など、複数言語で情報発信することでより多くの人に宇治を知ってもらえると思う。

ミーティングの様子の画像

市長の主な発言

 効果的な魅力発信については、イベントの活性化、伝統文化の体験、またお年寄りにやさしいまちづくり等「宇治の魅力発見・発掘」「新たな宇治の魅力づくり」も含めて考える必要があるという発言があったが、私もそうしたものを総合的に考えていかなければならないと考えており、魅力発信の方向性を示す「宇治市魅力発信行動指針」にも記載している。

 情報発信にはツイッター・フェイスブックなどの「SNSの活用」、外国人旅行者をターゲットとして宇治の情報の「多言語化」の2つのキーワードがあったと思う。

 宇治市でも昨年度から宇治市公式フェイスブックを、今年度からは、ユーチューブにて「宇治市ちはや茶んねる」を開始した。そこには、11月28日に京都文教大学で開催した、「高校生グループ対抗宇治のPR動画コンテスト」の受賞作品も掲載している。こうした媒体も広く知ってもらうことが必要であり、高校生の皆さんにはこうしたSNSの内容を広く、海外など含めて発信していただければと考えている。

 「多言語化」については、ホームページや一部のパンフレットで外国語版を作成しているが、海外における「宇治」の認知が弱いということも発言いただいたように、どうしたらタイムリーで効果的な発信できるのか検討を進めていきたいと思っている。

参加者の主な発言(高校生の皆さんが宇治を元気にするためにできることとは何か)
  • 私たち高校生を含めた若者と地域の方が協力して、例えばごみ拾いなどといったような活動をする機会を増やす。
  • 自分自身が宇治について、より詳しく知ることが必要。友達を宇治に連れてきた際に、宇治を知ってもらうためには、自分が知っていなくては宇治の魅力を伝えられない。
  • 自分の強みである絵で、ポスターや宇治のマップなどを描くことによって、宇治を元気にする手助けになればいい。また、宇治をテーマにした展覧会を開くことで、宇治を知ってもらう機会を増やす。
  • 今後は宇治市役所が中心となって、本格的に高校生が考える「宇治活性化計画」の推進を図るといいと思う。宇治市内の全校より代表が出席し、意見を交える会議を開き、いろいろな角度からの考えを出し合うことによって、具体的な活性化計画を練っていく。
  • 学生のプラットフォームなど学生主体の活動を行い、宇治活性化に貢献すること。実際に学校では、生徒が香港で行ったインタビューを元に活性化プランを考えたりもしている。このような活動を継続し、行動に移していきたい。
市長の主な発言

 最後に、山本市長から次のような発言があり、ミーティングを終了しました。

 高校生の皆さんができることということで、地域での掃除などの地域の方との活動・協力、「宇治の魅力」「宇治ブランド」の情報発信、芸術的な観点での宇治の魅力発信、そして、学生主体で考える場の創出やプランの作成などについて、ご発言いただいた。

 皆さんができることということで、このようにさまざまな内容でご提案いただき、大変頼もしい。

 宇治市では、宇治の魅力を支えていただいている方々が、お互いに情報交換を行うとともに、協働したプロジェクトを進め、より魅力的な宇治市を築いていくために、「宇治魅力発信プラットフォーム」を立ち上げている。商工、観光、大学、高校、NPOなどいろいろな方が集まり、今年度3回会議の場を設けた。その中でも、若者が活動・活躍できる環境、高校生等が集まり主体的な活動の展開につなげることについて、意見交換いただいているところである。

 私もそうした「若者」のあふれる力を発揮していただくことが大変重要であると考えており、高校生の生徒の皆さんなどが主体となった場の設置については前向きに検討したいと思う。

 高校生の皆さんとともに、私もそのまちづくりの先頭に立って、積極的に宇治の魅力を発信していき、人口減少・少子高齢社会への進展が見込まれる時代においても、魅力にあふれ、「みどりゆたかな住みたい、住んでよかった都市」を築いていきたい。

集合写真の画像