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第1回 市民と市長の対話ミーティングを開催しました (テーマ:これからの宇治市の教育について)

印刷ページ表示 更新日:2019年11月5日更新 <外部リンク>

第1回 市民と市長の対話ミーティング 開催結果

 本年度から、市民と市長の対話を通し、市民参画・協働を推進するとともに地域力の向上を図り、新しい宇治に向けたまちづくりを推進することを目的とした「市民と市長の対話ミーティング」を実施しております。

 記念すべき第1回目は、「これからの宇治市の教育について」をテーマに、教育に携わる団体で活躍されている方・保護者・小中学校の教員の方々にご参加いただき、活発な意見交換が行われました。

【日時】 平成25年5月25日(土曜日) 午後2時~3時30分

【場所】 西小倉地域福祉センター

【ミーティング参加者】

 下山 圭子 様 (宇治市連合育友会 副会長)

 中田 美鈴 様 (宇治市立幼稚園PTA連合会 前会長)

 弓指 義弘 様 (宇治市子ども会連絡協議会 会長)

 大友 一正 様 (大開学区体育振興会 会長・宇治市体育振興会連合会 会長)

 嶌 繁行 様 (宇治市青少年健全育成協議会 会長)

 蔀 正永 様 (宇治市少年補導委員会 会長)

 岸 久也 様 (木幡中学校 教諭)

 武田 義博 様 (西小倉中学校 教諭)

 飯田 晴孝 様 (菟道小学校 教諭)

 冒頭に、山本市長から「対話ミーティングは私の市長選の公約の一つで、第1回目は教育を取り上げました。教育については、現在、指導・助言という法律の枠組みを少し超えて、学校現場を支援するような新しい教育システムを検討しているところです。いずれにしても、本物の教育、あるいは学校、家庭、地域の連携と言っても、具体的にお互いに議論しあったことがあっただろうかという思いがして、対話ミーティングの最初のテーマとしました。」という趣旨の挨拶があり、ミーティングをスタートしました。

 主な発言内容(発言趣旨)については、下記のとおりです。

テーマ1 自己紹介・各団体の活動紹介

 はじめに自己紹介を兼ね、参加者の皆さんの各団体や学校での活動・取り組みについてお話しいただきました。

テーマ2 知・徳・体の育成について

1.知・徳・体の現状

参加者の主な発言
  • 今の小学生は、大人の言うことは結構聞く。悪いことは悪いということを頭の中で分かっている。
  • コミュニケーション能力が課題。
  • 学力で二極化になってきているのではないか。
  • 何のために勉強するのか、どうして力をつけたいか、目的が感じられない子が多いように思う。
  • 小中一貫校の黄檗学園では、小学校から中学校へ進学した際のいわゆる中1ギャップが本当に少なくなっている。
  • 同一敷地にある宇治黄檗学園以外では、保護者の中には小中一貫教育による連携を実感できる部分が少ないと感じられる方もいる。
  • 宇治黄檗学園以外でも、小学校、中学校の先生同士のつながり、毎日の子どもたちの生活のつながり、9年間を見通したつながりを作っていくことが、徐々にできてきている。
  • 小学校から中学校に上がるに当たり、違いがあるのは当然で、そこを乗り越えられるように周りの大人たちがどう支援できるか、という視点も大事。
市長の主な発言
  • 学力の二極化やコミュニケーション能力等の課題については、学校だけではなく、家庭教育もしっかりと役割を果たしていく必要があり、家庭教育をどうやって良くするかを考えていく必要がある。
  • 教育システムを整備し、教育改革をして、どんなに良い制度を作っても、本人、教職員、保護者それぞれがしっかりと役割を果たさない限り、知・徳・体の調和のとれた発達を期することは難しいという思いで頑張らないといけない。

2.青少年健全育成

参加者の主な発言
  • 最近お父さんとお母さんが共働きをされている状況が多いと思う。その中で、地域としていかに子どもを育てていくのか。地域としてできることは何か、という観点で青少年健全育成があると思う。
  • 子どもたちには、誰とでも会ったら必ず、目を合わせて挨拶をするということを地域で広めている。また、落ち葉の掃除、お芋の栽培などで子どもたちに接している。
  • 体を動かしながら活動することで心も豊かになり、そのことでまた意欲を持って学んでいこうという姿勢につながっていくと思う。
  • 学校として、各種団体と一緒に行事をしたり、保護者を含めて大人の方に支援してもらえることは、本当にありがたい。
  • 共働きが増え、地域でさまざまな役割が当たってもなかなか参加することができない、という状況にあるのではないか。地域の組織がなくなっている所もある。(活動を継続する上で)難しい問題である。
  • 組織活動について、先輩方は頑張ってくれているが、次の世代で参加してくれる方が少ない。
  • 地域の活動に周りが声をかけて新しい人を引っ張っていくのは大変なことだが、そのようにつながっていくことも大切。
市長の主な発言

皆さんが地域の団体の運営に苦労されていることは理解しているが、私は、市民参画・協働の推進、市民の力の結集を唱えており、これからも、市民の力、人間の力を刺激していくべきだと思っている。私は市民の力を信じていきたいと思うので、これからも団体の皆さんには、しっかり頑張ってほしい。

3.体力・健康の向上や生活習慣

参加者の主な発言
  • 中学生は生活が夜型にシフトしてしまう傾向にある。早寝早起きや朝食をとる等の規則正しい生活は、学力的にもしっかりしたものが付く傾向にある。知・徳・体は共同しあって伸びていくものと思う。
  • 運動嫌いの子が増えてきており、体力については低下傾向にあるのではないかと心配している。
  • 昔は放課後に体を動かして遊んでいたが、今はゲームをしたりと、生活スタイルの変化が影響している。学校で体を動かすことも重要だし、家庭でも子どもたちの健康状況や生活スタイルといった部分にも意識を持ってもらうということが大事だと思う。

4.学力の向上

参加者の主な発言
  • 家庭環境でいかに、本当に勉強できるような状況が作れているかが一番大事だと思う。
  • 授業時間が増えるだけでは、だらだらしてしまうこともある。
  • 授業とは別に、特別な時間を作ってもらってする勉強には、意欲が出るのではないか。
市長の主な発言

学校の最大の目的は、知・徳・体の発達であり、その内学力は一番の基礎だと思っている。基礎・基本がわからないと、何をしても伸びないので、まずはここをしっかりやるということで、私は設置者として応援していきたいし、皆さんには頑張っていただきたい。

テーマ3 いじめ・体罰問題について

参加者の主な発言

  • 他を思いやる心を育むことが大切であり、そのためには、まずは自尊感情を備えてもらうことが必要。
  • いじめには、軽い遊びの延長とか、コミュニケーションを取っているつもりのものもあり、その辺は、具体的に教えていかなければならないと思う。

  • 子どもたちが自分たちで解決する力を身につけるため、豊かな心を育てる幼児期教育にもう少し力を入れると良いと思う。

  • いじめは悪いことである。いじめられる子が悪いのではなく、悪いのはいじめる方である、とはっきり言える世の中にしなければならない
  • 子どもたちはもっと遊び、体と精神を鍛えて、生きるための野性的な力を付けてほしい。そのような中から、人を思いやる気持ちも生まれると思う。

市長の主な発言

  • 小学校と幼稚園、保育園の連携が非常に大事だと思うが、どうすれば良いかという方法を模索している現状であり、教育委員会と一緒にしっかりと考えていきたい。
  • 私が新しい教育システムを作りたいと言っている理由は、現在は学校現場や子育ての現場を、組織的・法律的に応援することがなかなかできていないからであり、その壁をどう乗り越えていくかが大きなテーマである。いじめ等の事象が発生した時に、組織的に、体系的に学校現場や子育ての分野をしっかり応援していく。そういうシステムが私の考えている教育システムである。

まとめ

 最後にまとめとして、山本市長から次のような趣旨の発言があり、ミーティングを終了しました。

 「本物の教育とは何か、本格的に話をすることが、有るようで無い。やはり話し合うことが大事だということが本日の率直な思いです。

 義務教育については、ここで学んだことが、すぐに活きなくても50歳になって活きてくることもあります。何かの目的のためにという小さな思惑ではなく、将来のために、義務教育では基礎・基本を教えて、そのことが大人になって開花し、活きてくる。義務教育とはそういうものだと考えています。基礎・基本を定着させる中で、しっかりと知・徳・体を根付かせる本物の教育を求めていきたいと考えます。

 厳しい財政状況の中、設置者としては、やはり選択と集中で、子どもの安全、安心、教育のために活きたお金を使いたい。それを受けて、学校が本物の教育をしようと頑張っておれば、保護者や地域の皆さんは応援してあげてほしい。一流の学校教育にするには、保護者、育友会等の組織、市長それぞれが、しっかりとその役割を果たす努力をしていくことが望まれます。」

 ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。

ミーティングの様子と集合写真の画像