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第4回 市民と市長の対話ミーティングを開催しました (テーマ:健康長寿日本一を目指して)

印刷ページ表示 更新日:2019年11月5日更新 <外部リンク>

第4回 市民と市長の対話ミーティング 開催結果

 市民と市長の対話を通し、市民参画・協働を推進するとともに地域力の向上を図り、新しい宇治に向けたまちづくりを推進することを目的とした「市民と市長の対話ミーティング」を実施しております。

 第4回目となる今回は、「健康長寿日本一を目指して」をテーマに、さまざまな立場の皆さんにご参加いただき、活発な意見交換が行われました。

 また、今回より、参加者の皆さんに、宇治の水出し玉露をお出ししました。急須から飲むお茶、お茶が持つ、健康への役割、効用についてもアピールしてまいります。

【日時】 平成26年3月8日(土曜日)午後2時~3時40分

【場所】 木幡公民館 1階 会議室

【ミーティング参加者】

宇治川 博美 様 (うじ食育ボランティア こんぺいとう)

大杉 紀男 様 (Uji健歩会)

門阪 庄三 様 (宇治久世医師会)

北岡 克也 様 (宇治市社会福祉協議会 コラボネット宇治)

切明 友子 様 (宇治市健康づくり<うー茶ん>連絡会 副会長)

佐藤 礼子 様 (宇治市スポーツ推進委員)

田島 勝 様 (趣味の農作業で生き生きとした生活を実践)

西村 淑乃 様 (保健師)

市長挨拶

 冒頭に、山本市長から次のとおり挨拶がありました。

市長挨拶(要旨)

 この「市民と市長の対話ミーティング」は、私が市長に就任するにあたり、市民参画と協働の推進のために、本年度より新たにスタートした事業です。

 この事業は今回で4回目になるわけですが、過去には「教育」「ワーク・ライフ・バランス」「宇治茶の振興」をテーマにミーティングを開催し、各分野でご活躍されている皆さんと活発な意見交換を行い、市政運営において、おおいに参考とさせていただいたところです。

 4回目の今回は「健康長寿日本一を目指して」というテーマで、各分野でご活躍の皆さんにお集まりいただきました。

 健康長寿の実現のためには、生活習慣病の予防、適度な運動、健康的な食生活、生きがいづくり等さまざまな分野での幅広い取組みが必要になってまいります。

 これまでも、医療、福祉、食育、生涯スポーツ等さまざまな分野で皆さんにご尽力していただいた訳ですが、健康長寿日本一を目指すためには、それぞれの分野が一緒になって取り組んでいくことが必要だと考えております。

 現在、宇治市では「健康づくり推進プラン」と「食育推進計画」の見直し作業を進めておりますが、これも今回のミーティングのテーマである「健康長寿」と密接に関連しています。本日は、この計画の見直しのためのワークショップ参加者も傍聴席にお集まりいただいております。

 本日は、宇治市が健康長寿日本一を目指すため、皆さんから忌憚のないご意見を賜りたいと考えておりますのでよろしくお願いします。

市長挨拶の画像

基調講演 「健康」について

 宇治久世医師会のかどさか内科クリニックの門阪庄三先生より、「健康」についてご講演いただきました。「寝たきり」の主な原因、「健康」とは、生活の質(クオリティー・オブ・ライフ=QOL)についてや、宇治市の活発な認知症予防の運動・活動についてお話いただきました。また、早期予防として、胃がんになりにくくなる、ヘリコバクター・ピロリ菌の除去や、肺炎が重篤化しにくくなる肺炎球菌ワクチンなどの紹介がありました。

健康長寿実現のために

最初に、参加者の皆さんに、自己紹介とともに、日頃の活動や健康長寿の実現ための取組を紹介していただきました。

基調講演「健康」についての様子の画像

その後、市長からも、日頃の取組や活動について紹介があり、宇治市行政に求めることについて、参加者や、傍聴の皆さんよりご意見をいただきました。

途中、宇治市宣伝大使ちはや姫も交えて、「うー茶んサンバde体操」を会場全員参加で実践し、身も心もリフレッシュしました。

会場全員で「うー茶んサンバde体操」を実践しましたの画像

参加者の主な発言

  • 小学校、中学校、高校の授業の中で、子どもたちが、お弁当や朝食を、自分たちでメニューを考え、食材を用意して作る、調理実習の機会をあたえて欲しい。親から用意してもらうのではなく、自分たちがしなくてはいけない、ということを身に付けてほしい。
  • 介護と子育てを一緒にしたり、夜遅くまで働くなど、ライフスタイルが多様化しているため、健康相談、栄養相談が、商店街や買い物途中など、身近な場所でできるように。
  • うじ安心館の中の保健センターを、赤ちゃんから高齢者まで、多様な活動ができ、市民が自分たちで企画して発信できるような場所にしてほしい。職員の中の専門家や、地域でさまざまな活動をしている人たちと繋がって、多面的な活動になっていける。
  • 健康というのは、生きがいが基本。そのために、健康で文化的な生活を創造する活動団体のために行政の支援や、高齢者が生き生きと活動できる場や施設の拡充を。
  • 子どもがのびのびと遊べる場と施設の充実を。また、高齢者に向けていろいろな活動はされているが、一部の人ではないか。家にこもりがちな人を引き出すための施策が必要。
  • 「繋がる」ことが重要。子育て、高齢者のサロン、と大きく2つに分かれている。子育てサロンが終わったら次の世代のステージ、に繋がるように。このように、あらゆる団体とミーティングの場を持てることは大事。
  • 職業を持つと長生きをする。宇治のような中規模都市に住んでいると、65歳位になると定年で切り離されてしまうが、公園の掃除を任せるなど、65歳でも70歳でも働けて生きがいが持てる仕組みを作ってほしい。
  • 働いている時には、目標があったが、辞めると無くなってしまう。生きがいをどのように見つけていくかが大切。ボランティア活動を行った時に、市から何らかの援助や、税金を少なくするといったおまけのような支援があると、ボランティア活動に目標ができる。
  • 働いている人のために、夕方から夜にかけて市の主催で活動を。また、うじ安心館ができたことは素晴らしいが、電車を使って行くのは不便。公民館や、地域の近くの場所で開催してほしい。もっと多くの人にさまざまな情報が伝わり、繋がりができるはず。

市長の主な発言

  • 皆さんが目標とする計画を、さまざまな角度から総合的に、組織的、体系的に、計画作りに時間をかけていかなければならない。
  • 家族の共通の仕事や、元気な人には働く場所を、健康には食育が大事、という問題を考えると、市民の意識をしっかり持ってもらうことが重要。その意識を持つためには、共通の拠点が必要になる。他府県では、校区毎の健康推進委員、保健師の活用がある。宇治市では、医師会よりさまざまなご協力をいただいているが、保健師や、校区毎の体育指導員の人たちが、バラバラで活動されているのを、どのような計画と意識改革で体制にするか、というのが課題である。
  • 宇治は、NPOも含めて民間が財政援助無しで活動をされている。その民間の力を計画作りの中にどう入れるか。また、保健所が京都府の管轄であるため、京都府と宇治の連携が重要。どのように健康長寿日本一をつくりあげるのか、というしっかりした計画をつくり、チェックし、目標を数値にして、成果をすぐに出すことよりも、しっかり計画を作ることが必要。
  • ボランティアはお金をもらうことは無い。NPOであれば、旅費実費や、人件費の一部を支給できるため、健康づくりプランを提案し推進するNPOを、保健師あるいは健康づくり推進員の代わりに活用している市町村もあるが、基本的には、健康は自らの問題であり、税金を入れることには、抵抗がある。ただ、ボランティア、保健師、体育指導委員の隙間をNPOで埋める方法など、多角的に考えていかなければならない。その時に、そのNPOに対して、税からどういう援助をしていくのか、という順番で考えていかなければならない。
  • 身近な集会所、地域福祉センターなど、身近な所に健康づくりの拠点は必要である。コミュニティーでも、生きがいづくりでも、身近な所にそのような拠点をつくっていくために、体育指導員や、保健師さんの割り当てをどうしていくのか、を考えたい。

まとめ

 最後に、山本市長から次のようなまとめの挨拶があり、ミーティングを終了しました。

 この1回限りが対話ではございませんので、あらゆる機会に皆さんのご意見を聞いてしっかりやるのは市政の重点にしております。つまり、市民の皆さんが主役だからです。市民の皆さんに理解をされないような施策を行い、税金を使う訳にはいかないという思いでございますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 健康長寿日本一の実現に向けた健康づくりの推進につきましては、宇治市健康作り推進プランと宇治市食育推進計画を一体化させ、新たな宇治市健康づくり推進プランの策定に取り組むとともに、市民の皆さんのライフステージに応じた総合的な健康づくりを推進していき、マニフェストにも掲げております通り京都府と連携し、健康長寿日本一の実現に努め、市民の皆さんが健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を長く保つことができるように各種施策を重点的に実施していく必要があると認識しております。

 健康長寿日本一の実現に向けた取組でございますが、これまでから保健施策として特定健康審査や特定保健指導について受診率向上に向け取り組むとともに、国民健康保険の人間ドッグ受診補助を行い、多様なガンの早期発見、早期治療に対応するため、各種ガン検診を実施しております。また、高齢者の生きがいづくり、健康づくりの観点からも、高齢者アカデミーや、高齢者アカデミーとはこれは文教大学に大学と同じように入って頂くということを実施しています。高齢者スポーツ大会を今年度から実施しており、介護予防の観点からは高齢者の生活機能の低下を防止し、できる限り介護が必要な状態とならないように、介護予防教室や初期認知症の人や家族に対する状況に応じた適切な医療、介護等の連携を図るため初期認知症総合相談支援事業を実施しているところでございます。今後はさらなる拡充施策としまして、平成26年度から国民健康保険の人間ドッグ受診補助の定員の拡充、子宮ガン検診及び乳ガン検診の受診率の向上に向けた受診勧奨の実施、介護予防施策では複合型介護予防教室の回数及び教室の増設や認知症予防の脳活性化教室の増設、初期認知症総合相談支援事業における認知症対応型カフェの増設等を積極的に実施し、市民の皆さんのライフステージに応じた健康づくりを総合的に推進して参ります。また、先進的な他市の取組のように、民間のさまざまな分野と連携等も視野にいれ、健康長寿施策のみならず、街づくりや市の活性化に繋がる本市全体の取組になるよう、健康づくりに向けたさまざまな方策につきまして研究して参りたいということで、財政なども示しながら、今、議会にこのような考え方を提示しております。

 今日、先生がおっしゃったあのワクチンの問題も、できるだけ早期に補正予算が組めるよう努力して参りたいというように思います。いずれにしても、健康長寿日本一というのは中々遠い存在かもしれませんが、なんとしても、宇治市そのものに19万全員一丸となってこの問題に取り組めるように努力をして参りたい、というように思います。今日は、本当にありがとうございました。 

集合写真の画像