ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 市長の部屋 > 第5回 市民と市長の対話ミーティングを開催しました (テーマ:子育てしやすいまちづくりを目指して)

本文

第5回 市民と市長の対話ミーティングを開催しました (テーマ:子育てしやすいまちづくりを目指して)

印刷ページ表示 更新日:2019年11月5日更新 <外部リンク>

第5回 市民と市長の対話ミーティング 開催結果

 市民と市長の対話を通し、市民参画・協働を推進するとともに地域力の向上を図り、新しい宇治に向けたまちづくりを推進することを目的とした「市民と市長の対話ミーティング」を実施しております。

 第5回目となる今回は、「子育てしやすいまちづくりを目指して」をテーマに、さまざまな立場の皆さんにご参加いただき、活発な意見交換が行われました。

【日時】 平成26年8月30日(土曜日)午後2時~3時40分

【場所】 ゆめりあ うじ 4階会議室

【ミーティング参加者】

安藤 那奈子 様 (子育て中のお母さん)

小牧 志保 様 (子育て中のお母さん)

田村 友紀 様 (子育て中のお母さん・ママさんブラスUjiメンバー)

前野 綾香 様 (子育て中のお母さん・ママさんブラスUjiメンバー)

毛利 真智子 様 (子育て中のお母さん・ママさんブラスUjiメンバー)

濱田 大輔 様 (京都文教大学学生)

ママさんブラスUjiの皆さんによる演奏会

 冒頭に、ママさんブラスUjiの皆さんに「花は咲く」「北酒場」「風になりたい」「恋するフォーチュンクッキー」の4曲を演奏していただきました。最後は子どもたちのダンスも披露されました。

ママさんブラスUjiの皆さんによる演奏会の画像

市長挨拶

 次のとおり、山本市長から挨拶がありました。

市長挨拶(要旨)

 「ママさんブラスUji」の皆さんには、大変すばらしい演奏をありがとうございました。子育てと趣味を両立され、生き生きと多彩な活動をされている皆さんに心から敬意を表します。

 この「市民と市長の対話ミーティング」は、私が市長に就任するにあたり、市民参画と協働の推進のために、昨年度より新たにスタートした事業です。今回で5回目となりますが、過去には「教育」「ワーク・ライフ・バランス」「宇治茶の振興」「健康長寿」をテーマにミーティングを開催し、各分野で活躍されている皆さんと活発な意見交換を行い、大いに市政運営の参考とさせていただいたところです。

 5回目の今回は「子育てしやすいまちを目指して」というテーマで、子育てに日々奮闘されている皆さんを中心にお集まりいただきました。

 人口減少社会の到来、自治体の消滅が指摘される中、本市においては、子育て世代に選ばれる魅力あるまちづくりを積極的に進めていかなければならないと考えており、これまで「宇治市児童育成計画」や「宇治市次世代育成支援対策行動計画」などに基づき、総合的な子育て支援施策の充実に努めてきました。特に、保育所の待機児童対策につきましては、昨年と本年の4月当初に、待機児童ゼロを達成したところであり、子育て支援医療制度についても、昨年9月から、実質無料化の対象を小学校3年生まで拡大し、さらに今年9月からはその対象を小学校6年生まで拡大します。

 また、現在、「宇治市子ども・子育て会議」において、早ければ平成27年度から始まります「子ども・子育て支援新制度」の実施にあたり、「宇治市子ども・子育て支援事業計画」の策定に向けて、活発なご議論をいただいているところです。

 本日は、子育てしやすいまちを目指して、子育てしやすい環境づくりのためには何が必要か、皆さんから忌憚のないご意見をいただきたいと考えておりますのでよろしくお願いします。

子育てしやすいまちづくりを目指して

参加者の自己紹介

 参加者の皆さんに宇治の水出し煎茶をお出しし、ミーティングがスタートしました。

 まず、参加者の皆さんに、自己紹介をしていただきました。

  • 2歳半と9か月のお子さんを子育て中の安藤さん。毎日、2歳のお子さんをどこで遊ばせようか、どこへでかけようかと考えておられるそうです。
  • 2歳の男の子と女の子の双子と9か月の男の子の子育て中の小牧さん。11月から仕事に復帰される予定ですが、子どもと一緒にいたい気持ちと仕事をしないといけないという気持ちで、複雑な心境をお話しいただきました。
  • 中学3年生、小学5年生、3年生の三姉妹のお母さんである田村さん。親子で大好きな音楽を楽しんでおられます。
  • 3歳のお子さんを子育て中の前野さん。ママさんブラスUjiのメンバーになられて3か月。仕事と子育て、趣味にと、忙しくも充実した楽しい毎日を過ごしておられます。
  • 小学3年生の女の子と1年生の男の子、幼稚園年少の男の子の三人の子育て中の毛利さん。大変だった夏休みがようやく終わり、給食が始まるのが待ち遠しいと言われます。
  • 保育士になるための勉強をしている濱田さん。来年からは幼稚園や保育園にも実習に行かれるそうです。

市長の自己紹介と発言

 私も3人の子どもがいる。企業戦士、猛烈社員で朝から晩まで子どもの顔を見ずに働いた。ワーク・ライフ・アンバランスだった。パートナーには大変お世話になった。

 宇治市の子どもが故郷を守り、世界に羽ばたき、日本をしっかり導いていく。子どもは宝だと思っている。ワーク・ライフ・バランスの意識の転換、女性の社会進出をしっかりと支えないといけない。そこから新しい宇治市が始まると思う。

 しかし、市長になって税金でできることとできないことがあることがわかった。市民の参画・協働で子育て日本一と言わないまでも、京都府ではナンバーワンを目指すために皆さんのご意見を聞きたい。また、子どもの個性を大事にする必要性も実感している。

ミーティングの様子の画像

参加者の主な発言(子育てでご苦労されていること)

  • 横向きの(双子用)ベビーカーでは、道路もエレベーターも狭く感じる。市役所のエレベーターも駐車場も狭く、身体障害者用の駐車場を使うわけにはいかないので、「思いやり駐車場」がたくさんあればよい。子どもが小さいと大変なことが多い。
  • 子どもたちの性格が異なるので、接し方、ほめ方、叱り方を同じようにしてもうまくいかない。この悩みはこれからも続きそうだ。
  • 仕事をしているので、子どもとどれだけ触れ合えるかということや、会ってない時間を埋めることをすごく大切に考えている。
  • 夏休みに子どもと一緒にずっといると、口うるさくなってしまい、イライラもする。(地域に)子どもが少ないので、公園に一緒についていったり、遠出したり、友だちの家にも送っていったりする必要がある。そうすると自分の時間や家事をする時間が無くなってしまう。そのバランスをとるのが難しい。
  • 近所の公園は、砂場が衛生面で気になったり、ボール遊びがダメであったりするので、歩ける距離に(遊具などがある)楽しい公園があればよいと思う。
  • 毎日姉弟喧嘩をして、親には迷惑をかけたと思う。また、進路についても家業を継がずに心配をかけた。

ミーティングの様子の画像

市長の主な発言

 私の家の横にも公園があるが、公園がダメだから道路でボール遊びを、となると困る。飛ばすボールの乱暴なことさえ注意してもらえれば、開放してもいいのではないか。学校という広い場所がうまく使えてないことがもったいないと思う。不審者の問題や施設管理のことがあるが、「地域の校長先生」のようなしくみを作って、皆さんで運営する学校ということも将来考える必要があるのではないか。公園のあり方については今後しっかり検討していきたい。

 子育てのいろいろな悩みをお母さん方が話し合う、あるいは先輩の意見を聞くという場、居場所を拡大していく取り組みは必要だが、税金による援助は限界があるので、市民参画・協働で、皆で運営するという発想に切り替えて、そのお手伝いをするのが市役所の役割ではないかと感じている。

 社会全体の意識を皆で変えて行く、そういう社会を作ることがいい子育てにもつながると思う。

参加者の主な発言(子育て支援サービスや制度の良かった点、悪かった点)

  • 「親子っこランド」や園庭開放、「おもちゃ箱」等、市政だよりが役に立った。また、以前は内容が薄かったが、子育て情報誌が最近かなりパワーアップしている。
  • 出産後の保健師訪問があったり、子育て情報誌を見て出かけたり、子どもが風邪をひいたときは「#8000」に電話をかけるなどした。図書館によく行くが本が古かったり、探しにくい。CDがなかったり、充実していないので、充実させて欲しい。「母子手帳ゲット記念日」などイベントはすべて平日で全く行けなかった。土日にもして欲しい。
  • ファミリーサポートに登録していたが、お願いしたい時間が合わなくて、結局利用しなかった。
  • 子育て支援センターなどで昼食を食べられる場所があればよい。子育て情報誌はいっぱい活用している。
  • 子育て情報誌はもう少し早く3月に出してもらえれば、4月のことが早くわかって良い。

ミーティングの様子の画像

市長の主な発言

 図書の充実については、大学の図書館との連携もある。小・中学校の図書館では司書やボランティアの配置でかなり充実してきているが、課題があることはよく分かったので、担当課に伝えていく。子育て情報誌の評価についてはありがたい。問題は、子育て支援センターなどに行こうとしない人、聞こうとしない人、お家で悩んでいる人であるが、こういう人たちをどう引き出していくのかが、宇治市の役割だと思う。利用されている人にも情報発信をお願いしたい。親に合ったサービスになっているかも重要だが、子どもに合ったサービスになっているかも検証する必要がある。量的なことより質的なこともしっかりやる必要がある。

参加者の主な発言(子育てがしやすくなるサービスや制度)

  • 子どもの遊び場の確保が重要。ただし、宇治市の保育園は積極的に園庭開放をされており、いい遊び場になっている。
  • 子どもが保育園に行くようになって、保育士さんが話を聞いてくれたり、他のお母さんと話ができるので、子育ての悩みがなくなった。
  • 放課後に大人が見てくれたり、学校開放だけではなくて簡単なイベントがあれば、行きやすい。屋内の大型アスレチックがあればいいと思う。
  • 小さい子どもでも歩いていける距離に遊び場があればいい。お母さんが病気になったりしたときに預けられる保育園があれば安心できる。4月に仕事に復帰するが、子どもも4月から保育園では不安がある。慣らし保育で3月から入れると助かる。
  • 医療費が9月から小学校6年生まで200円になって喜んでいるが、子どもが大きくなるにつれて、サービスが少なくなる。思春期の子育てや「LINEいじめ」などの社会問題、いろいろなことを教えてもらえる場が欲しい。横のつながりの集いなどは多いが、中学生が小さな子と触れ合えるような縦のつながりの持てる機会も欲しい。
  • ファミリーサポートの無料券を渡すだけではなくて、空いている時間の紹介やどういう風にやっているのかが見えたら使いやすいと思う。

ミーティングの様子の画像

市長の主な発言

 中学生以降のサービスについては、教育委員会に「心の相談」というのがあり、不登校やいじめなど、子供たちの相談の場として、電話で相談を受けているので、ぜひ活用していただきたい。また、幼稚園・保育園と小学校の連携については、子ども子育て会議で今、論議中である。今日的な教育委員会のテーマであり、市長部局のテーマでもある。

 育成学級については、問題はあるものの、宇治市は他市町村にくらべて素晴らしい。最近保育園が、育成学級に近いことをされており、そこを卒園した低学年の子どもが集まって、その近くの育成学級が空いている、という現状がある。慣れ親しんだ先生が相手をしてくれるというという事が大事であり、幼稚園・保育園の役割を考えていく必要がある。国の財源、市の政策のあり方など、時間はかかるが。

 遊び場について、イベントを、ということであるが、これはNPOや地域の青少年健全育成協議会で挑戦はされているが、これはこの委員会、こっちは市役所の仕事、などとなり、現実は難しい。例えば、グラウンド開放は、施設の管理、責任の所在等を、地域の校長先生を作って、その人が責任を持つ体制にする、ということを開放委員会を作って決めるなどしないと、今の校長先生に学校教育も、グラウンドも、となると実現できない。

 子ども中心の社会にし、子育て中の皆さんのご意見を反映させるためには、これまであったルールや前例主義を廃して、皆さん自身が運営されるなどのご協力をいただきたい。

参加者の主な発言(子育ての楽しさや魅力)

  • 子育てを通して、たくさんの人と関わり、役割を持てることはすごく良い。
  • 子どもの成長を一番近くで見れること。新しい発見もあり、これからも楽しんでいきたい。
  • 子どもの成長を見られるのが嬉しい毎日。一緒に成長していけたら。
  • 今、緊張しながら話している私を見ながら子どもが笑顔を送ってくれると、一瞬でたくさんある苦労が飛んでいく。
  • 子育ては大変だが、私自身も強くなれて、親になったという実感など自分も成長させてくれているのが魅力。最近、子どもがおしゃべりを始め、会話だけでも充分かもしれない。
  • 今回のミーティングで、子育てが大変ながらも楽しい、うれしい、充実している、ということが分かったので、子どもを育てたいと思う。

ミーティングの様子の画像

まとめ

 最後に、山本市長から次のようなまとめの挨拶があり、ミーティングを終了しました。

 参加者の皆さんから、苦労されながら、魅力を感じて子育てをされていることに、非常に頼もしく感じた。

 また、子どもが幼稚園・保育園の時の保護者の連携を長く大切にしておられるが、その頃の子どもに学ぶことが多く、そのことを共有している者同士は、いつまでたっても生涯学習の出発点に一緒にいた友達でいられる、ということを感じた。子育ては、苦労があればあるほど、魅力もある、ということでは無いか、と思った。

 市の子育て支援が役立っている事も分かって嬉しい。財源構成の中で選択集中をして、お金をそこに回している意味は何か、というと新しい宇治市は子育て支援から始まるのであり、今日いただいたご意見を参考にしながら、子育てしやすいまちづくりをさらに進めていきたい。

集合写真の画像