ブックタイトル市政だより令和2年(2020年)6月1日号

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概要

市政だより令和2年(2020年)6月1日号

同センター同課児童福祉司げんまりょう弦間亮さん同センター相談・判定課寄り添い支援チーム課長補佐小おの野真しんいち一さん里親制度子どもを「家庭」で支える「養育里親」と「養子縁組里親」の違いは、将来、養子縁組を前提としているか否かがポイントです。がより望ましいと考えています。その理由短期の「ホームステイ里親」は、普段は児童養護施設で過ごす子どもが、長期休みに実親の元に帰れない等の事情がある場合に利用します。施設とは違う「家庭」を感じることが出来ます。択もありますが、里親の元で過ごすこととして、児童養護施設や乳児院という選なった場合等があります。子どもの預け先り、安心・安全に過ごすことが出来なくい場合や、子ども、または親に障害があ待等で実親から一旦引き離さないといけな里親に子どもを預ける理由は様々で、虐気持ちや個性を尊重子ども一人ひとりの色々な里親のカタチがあります養育里親養子縁組を前提とせず、子どもが家庭復帰出来るまで、または自立出来るまでの間、養育する里親。養育期間はその子どもに必要な期間となるため、数日~数年と様々。養子縁組里親養子縁組を前提として、自分の家庭に迎え入れ、養育する里親。ホームステイ里親週末や正月、長期休みの数日間だけ、子どもを養育する里親。「里親は経済的に余裕がないと出来ない」ことはありません!子育てにかかる費用(生活費や教育費、里親手当等)は、国から費用が支給されます(支給額については、子どもの年齢や里親の種類によって異なります)。里親の種類ンターの里親制度担当者にお話を伺いました。里親を支援している京都府家庭支援総合セせのための制度です。のもとで育つ機会を提供する、子どもの幸このような子どもに、あたたかい家庭環境出来ない子どもがいます。里親制度とは、様々な事情で、親と一緒に暮らすことがるよう支援を行っています。みながら少しでも里親の負担が少なくな同センターでは、里親と一緒に考え、悩してくれる人が増えると嬉しく思います。なるのが難しくても、里親制度を理解す。情報発信することで、自身が里親にてもらえるよう情報発信していきたいでそのため、より多くの人に里親になっながら生きていくことが出来ます。ども、実親、里親がゆるやかにつながり住む地域が変わらないことによって、子親の元に戻すことを目指しているため、また、支援者の立場として、最終は実ことになったりします。なったり、友達関係を一から築いていくわってしまうと、学校を転校することに親に預けることによって、住む地域が変過ごせるようにすることが大切です。里なるべく、その子が住む地域を変えずに里親制度は子どものための制度なので、は、想像以上に大変な作業となります。り、新しい環境を一から築いていくこと離れて暮らすことや別離を経験してお里親を必要とする子どもは、実の親と子どものために最善をつくす応しています。とりの気持ちや個性を尊重しながら、対チング)を丁寧に進める等、子ども一人ひ過ごすイメージを作ってもらう過程(マッへすぐに預けるのではなく、徐々に一緒に京都府家庭支援総合センターでは、里親むことが出来ると考えるからです。関係を形成し、子どもの自己肯定感を育から一貫して関わる大人がいることで愛着は、「永続性」、つまり、子どもが小さい頃8