ブックタイトル市政だより令和2年(2020年)6月1日号

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概要

市政だより令和2年(2020年)6月1日号

学習は、子どもが大人になる過程で必要な力を身に付けるために必要不可欠なものです。しかし、学習することが難しい生活環境にいる子どももいます。市ではそうした環境に合わせ、学習支援事業を行っています。※新型コロナウイルス感染症対策のため、5月19日現在、中止しています。実施状況については確認してください。うじピョンの学び舎問生活支援課(20・8784)《日時》週2回(原則、月・木曜日)午後6時~8時《場所》総合福祉会館(宇治琵琶45)《対象》市内在住の中学生(利用には審査があります。詳しくは同課へ)News!!学習支援事業を新たに開始「遠くてなかなか行きにくいな…」と悩んでいる人に朗報です。移転後の大久保青少年センターに新たに学習支援の場を開設することとなりました。開設日などは現在調整中ですが、決まり次第、市政だよりや市ホームページ等でお知らせします。ぜひ利用してください♪考えたりしています。少人数ということもあり、一人ひとりの進度にあわせて向き合うことが出来ます。学習以外には、卓球台など、休憩時間に友達と遊んだり、くつろいだりすることが出来る「居場所の部屋」もあります。スタッフとして意識していること子どもの話を聴くことです。聴く態度を示すことで、子どもは自分の考えていることを伝えることが出来ます。「考える力」を育てる一助になると思っています。中学生までは保護者の影響を大きく受けます。学び舎に通うことで、保護者以外の大人や自身の近い将来の大学生と接することが出来、新たな価値観に触れ、進路についての選択肢が増えることがあります。また、学習は知識を得るだけでなく、分からないことを調べたり、スタッフに質問したり、逆に友達に教えてあげたりすることで、大人になっても必要な力を身に付けることも出来ます。保護者にも学習することの大切さを知ってもらうために、家庭訪問した際には保護者のサポートもしています。嬉しい出来事初めて来たときは不安そうな顔をしていた子どもが、徐々に明るい表情になったり、学校に行けていなかった子どもが学び舎に通ううちに、学校に行けるようになったりしたことが嬉しかったです。子どもにとって「居場所」があることの大切さを感じることが出来ました。「学習」と「居場所」学び舎には、毎年10人程度の中学生が通ってきます。スタッフとして社会福祉協議会の職員や大学生のボランティアがいます。学習内容は基本的には自習ですが、分からないことがあれば教えたり、一緒に学習支援子どもを「学び」で支える「居場所の部屋」。勉強の休憩時間に、レッツ卓球!社会福祉協議会職員谷たにぐち口公きみひろ洋さん社会福祉協議会職員土どばし橋さん6