ブックタイトル市政だより令和2年(2020年)5月1日号

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概要

市政だより令和2年(2020年)5月1日号

 市の人口は減少傾向にあります。人口減少は、地域社会の担い手の減少だけでなく、働き手の減少や商品・サービスの買い手の減少による地域経済の縮小、また、少子高齢化の進展は医療や介護などの社会保障制度の維持を難しくします。 こうした状況を踏まえ、市では、人口の減少及び少子高齢社会への迅速かつ的確な対応と、市の特色を活かした施策の実施により、持続的に発展するまちを目指すことを目的に、「宇治市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を定め、地方創生の取り組みを推進しています。 このたび、直近の人口動向や第1期同戦略の中間総括を踏まえ、持続可能な開発目標(SDGs)やSociety5.0といった新しい視点を加えた第2期同戦略を策定しましたので、その内容をご紹介します。第1期同戦略では、宇治ブランドを活かし、交流人口の拡大による地域の活性化を図り、宇治への愛着・誇りの醸成を通じた人口の定着と流入の促進につなげると共に、都市基盤の整備、地域経済、子育て等の環境づくりに取り組んできました。第2期では新しい視点を加えて、一層の充実・強化を図ります。 SDGsとは、国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」のことで、経済・社会・環境の三側面において設定した17の目標の達成に向け、世界中の人が一丸となって取り組み、世界の持続的な発展を目指すものです。 SDGsの取り組みは、市の課題の解決にもつながります。そのため、同戦略における基本目標や各施策をSDGsの取り組みとして位置づけ、各施策が経済・社会・環境の総合的な取り組みであることを意識しながら、市の持続的な発展につなげていきます。1. 持続可能な開発目標(SDGs) 情報通信技術(ICT)を観光、産業、教育などあらゆる分野において手段として積極的に活用を図り、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない価値を生み出すことで、経済発展と社会的課題の解決を両立する社会(Society5.0)の実現を目指します。Society5.0の実現に向けた2. 技術の活用地方創生を推進する新たな視点第2期 宇治市まち・ひと・しごと第2期創生総合戦略令和2 ~ 6年度第1期人口ビジョン 第2期人口ビジョン第1期創生総合戦略平成27 ~令和元年度9