ブックタイトル市政だより令和2年(2020年)4月1日号

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概要

市政だより令和2年(2020年)4月1日号

空手をやっていて良かった5歳から、兄の影響を受けて空手を始めました。勝利を意識するようになったのは、全国連覇がかかった小学3年生頃からです。当時は兄に泣かされながら、よく、家のリビングで一緒に練習しました。空手を通して、礼儀作法を身に付けることが出来ました。また、日本全国や世界の対戦相手と、試合の後に交流が出来ることも魅力の一つです。続けられた理由中学時代、京都代表として全国大会に出場した時に初戦敗退したり、高校時代に大将として臨んだ全国大会で負けたりした時は、心が折れそうになりました。でも、その後も懸命に練習をして、全国大会で優勝した時は、本当にうれしく、感動して仲間と共に勝利を喜び合いました。今まで頑張って続けてきて良かったと、心から思えました。このような経験や、毎日の練習量は自信にもつながっています。試合に負けるとすごく落ち込みます。そんな時も練習はしますが、心は空手から少し離れることもあります。でも気持ちを切り替え、また空手に打ち込めるのは、やはり空手が好きだからです。大会の前は緊張大会前は、空手のことばかり考えて、集中した状態になります。自分の調子が良い時の動画などを見て気持ちを上げています。ナーバスになって調子が悪くなっても、試合の日には吹っ切れることが多くて、コートに入って礼をしたら、ふっといつもの調子に戻ります。日々練習しているので、体が勝手に動きます。支えてくれている方々に恩返ししたい現在は大学の寮で生活しています。練習が上手くいかなくて悩んだ時は、寮の同部屋の仲間や先輩と空手のことを話し、互いにアドバイスをし合うことで、リフレッシュ出来ています。目標は、世界一になることです。今の自分があるのは、高校時代から現在までずっと指導をしていただいている監督や、幼い頃から、調子が良い時も悪い時も陰で支えてくださる道場の先生方、いつもサポートしてくれる家族や、一緒に頑張っている仲間のおかげです。今後も感謝の気持ちを忘れず、目標に向かって努力し、支えてくれた方々に恩返ししたいと思っています。上うえ山やま大だいな就さん【プロフィール】20歳(大学3年生)空手(組手、全日本空手道連盟ナショナルチーム選手)2019年 アジア空手道選手権大会(U21)個人+84kg級2位2019年 東アジア空手道選手権大会 団体戦 優勝2019年 アジアシニア空手道選手権大会 団体戦3位小倉双葉園保育所、小倉小学校、西宇治中学校卒2019 年 市のスポーツ賞(優秀選手賞)受賞 他【目標】世界一!【好きな食べ物】肉【宇治で好きな場所】平等院・塔の島・宇治橋。神社・寺や自然が好きで、塔の島周辺にパワーをもらいに行きます。【競技の説明】空手道競技には、「組手」と「形」があり、上山さんは「組手」の選手です。「組手」は相対する2人が、「寸止め」で突き・蹴り・受けを自由に使い、ポイントを競います。スピード感あふれる攻防が魅力です。「形」は、仮想の相手に対する攻撃と防御で構成され、それが一連の流れとして組み立てられている演武です。DAINAUEYAMA6