ブックタイトル市政だより令和2年(2020年)4月1日号

ページ
3/16

このページは 市政だより令和2年(2020年)4月1日号 の電子ブックに掲載されている3ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

市政だより令和2年(2020年)4月1日号

ないか」と自分で考えて、何回かやってみて成功したら、それがオリジナルトリックになります。オリジナルトリックが出来たら、それをSNSで世界に発信して、世界中のフリースタイルをしているみんなと会話します。出来ないと思ったらそこまで調子が良くても悪くても、自分で出来ないと思ったらそこで終わると思っています。大会に出る時は、いつも緊張します。初めて世界の大会に出た小学3年生の頃は、「失敗したらどうしよう」と思っていました。今は、失敗しても「次のトリックを絶対に決めよう」と、前向きに考えながら演技が出来るようになりました。夢は「引っ張っていける存在」に今の目標は、プロとして、世界大会で優勝することです。優勝するには、まずノーミスで滑ることが必要です。次に、どうやって審査員やお客さんを盛り上げて自分の気持ちをアピールするかだと思います。僕は、曲が始まる前に手拍子などで観客を盛り上げてから滑り始めます。「みんな見てろよ」という気持ちで、自分のモチベーションを上げています。大会に向けて、基本的なルーティン(組み合わせたトリックの見せ方)を自分で考えて、周りからアドバイスをもらいアレンジしています。夢は、活躍している僕の師匠のように、人に教える立場になって、フリースタイルのスケートボード界を引っ張っていけるようなスケーターになりたいです。そしてフリースタイルのことを、もっとみんなに知ってもらいたいです。川かわ﨑さき柚ゆず季きさん【プロフィール】11歳(小学6年生)スケートボード選手(プロスケーター/フリースタイル)2018年 世界選手権 アマチュア最年少優勝2019年 カナダ世界大会 プロ部門2位いずみ保育園(現 いずみこども園)卒、北槇島小学校在学中【目標】プロとして世界大会で優勝する!【好きな食べ物】寿司、茶団子【宇治で好きな場所】丸久小山園(槇島工場)です。学校の社会見学で工場を見学したり、休みの日には、グリーンティーや茶団子、ソフトクリームを買ったりします。【競技の説明】スケートボードには様々なスタイルがあり、川﨑さんは、「フリースタイル」のスケーターです。「フリースタイル」は、平らな場所で様々なトリック(技)を連続的に行い、フィギュアスケートのようにトリックを繰り出します。その他に、街中に存在するもの(縁石や手すりなど)を使ってスケートする「ストリートスタイル」などがあります。ジャンプで物を越えたりするなど、障害物を使ったトリックが特徴的です。オリンピック競技として採用されたのは「ストリートスタイル」のトリックを競技化した内容で、「パーク」と「ストリート」の2種目があります。「フリースタイル」は、オリンピック競技の種目とはなっていませんが、今後の動向が注目されます。3