ブックタイトル市政だより令和2年(2020年)1月1日号

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概要

市政だより令和2年(2020年)1月1日号

 宇治市出身アーティストの一人で、日本が誇るヘヴィーメタル歌手の「Tザ かんむりHE冠」の冠かんむりてつや徹弥さん。 2019年の夏に太陽が丘で開催された「京都大作戦」に出演するために帰郷された、冠さんにお話を伺いました。京都大作戦「京都大作戦」は素晴らしいイベントでした。地元宇治で、日本のトップクラスのロックバンドが集まり、すごい人数のファンが集まる、そんなイベントに2010年以来2回目となる出演をしました。イベントに呼ばれるには、「しっかりとバンド活動をして、広く認知されるまではなかなか出られへんやろな」と思っていたので、ようやく出られて嬉しかったです。太陽が丘は子どものころに遊んでいた公園で、大人になって遊ぶことはないと思っていたけど、音楽というやり方で遊びまくりました。47歳にしてまた音楽を通じた遊び場をくれた「1テ ン・フィート0-FEET」に感謝です。宇治愛宇治で育ったからこそ、生まれた曲がたくさんあります。宇治でバンドを組み、そこから東京に出て行った。僕の基礎は宇治で出来ています。もう諦めようと思う時に、実家に帰ってきたら「初心に返り、もう一回がんばってみようかな」と思えるんです。今のスタイル宇治中学校の野球部のときに当時のキャプテンと、TV番組から盛り上がり、城南高校に進んだときにバンドを組みました。今のキャラクターは、小・中学校時代に好きだったプロレスや漫画が寄せ集まり出来たものです。1991年にはヘヴィーメタルバンド「Sソーワットo What ?」というバンドでメジャーデビューしましたが、その後バンドは解散となり「THE冠」として、ソロ活動を開始しました。曲には歌詞がコミカルでおもしろいものがありますが、ボケなしの曲もたくさんあります。興味をもってもらうきっかけとしてユーモアや、キャッチーな言葉を使っています。ユーモアがある曲の中にある隠れたメッセージを聞いてほしいですね。日本でのヘヴィーメタルのイメージは「恐い・危ないんじゃないか、うるさい」というのがあります。そういうイメージを取り払いたくて、お客さんがライブに来て絶対に楽しめるライブをしたいと、時にコミカルさも混ぜてやっています。始めた学生時代には、ヘヴィーメタルが流行っていましたが、今では特殊なジャンルだと思います。そんなヘヴィーメタルをずっとやってきて、「もう続けるのは無理かな」と思ったことが何回かあります。バンドの解散があり、今ではソロバンドで活動するなど、いろいろ紆余曲折はありましたが、自分が一番好きなジャンルであり、学生のころに初めて聞いたときの衝動が忘れられず続けています。続けていると、色々な出会いとつながりが出来、メタルバンドの我々が「京都大作戦」に呼んでもらえたり、世代や音楽のジャンルを超えて見てくれている人がいるんやな、と感じています。そしてこれからもヘヴィーメタルが血湧き肉躍る、楽しくて素晴らしい音楽だと伝え続けていきます。皆さんライブ会場で会いましょう!あの伝説的ムービー「宇治市」がゲームになって帰ってくる!宇治市にたくさんの人が来て、宇治の魅力を知ってほしい。そんな思いから、宇治を舞台にしたスマホでプレイできる観光アクションゲームを制作します!現在、ゲーム制作費やオリジナルグッズの作成等をするための費用として、クラウドファンディングに挑戦しています。ゲームに登場出来るなどの返礼を用意しています。是非ご支援ください!そんなゲームのエンディング曲を、喜びのシャウトと共に歌い上げるのは冠徹弥さん!ゲームは来春、無料で配信を予定しています。ゲームクリア後のエンディングをお楽しみに!!※詳しくはこちら??闘う魂、貫く心、それがヘヴィーメタル!冠徹弥さんプロフィール マクアケ 宇治市 ゲーム1971年9月7 日生まれ。宇治市出身(菟道第二小学校、宇治中学校)。1991年からヘヴィーメタルバンドのボーカルとして活動。現在は「THE 冠」として活動。舞台俳優やCMのナレーションを担当するなど幅広いジャンルで活躍。6