ブックタイトル市政だより令和元年(2019年)12月1日号

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概要

市政だより令和元年(2019年)12月1日号

「日帰り型」の様子を紹介●午前11時 スタート助産師等によるカウンセリングを行い、お母さんと赤ちゃんの体調を確認します。相談に応じながら1日のケアの流れを決定します。●正午 昼食お母さん同士が昼食を食べながら交流しました。子育ての悩みの他、今後の仕事復帰や保育所等についても情報交換をされています。●午後1時 赤ちゃんの沐浴、交流等身長・体重計測、母乳量の測定を行い、授乳や沐浴に関する指導・助言を受けました。お母さんもゆっくり入浴が出来ます。●午後2時30分 終了宿泊型と訪問型妊娠中に、「自分の親が高齢で産後の支援を頼れないので不安だ」と担当の保健師に相談しました。その時にこの支援を紹介してもらいました。産後の入院期間の延長という形で「宿泊型」を利用しました。入院中、おっぱいが張って助産師に絞ってもらわないと痛くてどうしようもなかったのですが、延長したおかげでましになり、退院までになんとかなりました。それでも母乳やおっぱいの不安があり、退院後すぐに「訪問型」を利用して助産師に来てもらえ、とても心強かったです。心身共に辛かったおっぱいが張って岩のようにガチガチになってしまった時、自分でどうすることも出来ず、いつまで続くか分からない、そんな不安で「どうなってしまうんだろう」という気持ちでした。出産から痛いことが続き、「ずっと続くのかな」と思い精神的にも辛かったです。しんどい時期を乗り越えて産後は体もしんどくて、「訪問型の家事支援」も利用して料理などをお願いしました。現在では、自分の体も回復して徐々に動けるようになり、子育てにも慣れてきました。赤ちゃんも生活のリズムが付いてきてまとめて寝られるようになったので、私も睡眠が取れるようになりました。生後3か月ですが、現在は利用しなくてよくなりました。嬉しかった他のママとの交流「日帰り型」では、助産師などに子どもを見てもらえるので、安心した環境の中で他のお母さんと一緒に昼食をいただけたのが良かったです。久しぶりにゆっくりお風呂にも入れたのでリフレッシュ出来ました。他のお母さんと、同じような悩みなどを共有出来たことが嬉しかったです。「自分だけじゃない」「大丈夫なんだ」と思えることが出来ました。他のお母さんや大人の人と話すことで、自分の世界が広がっていくような感じでした。産後に人と話すことは大事だと思いました。宇治市で出産して良かった本当に助かりました。この支援が無かったら「どうなっていたんだろう」と怖くなります。近くに親族・知人がいないなど、私と同じような環境の人も多いと思うので、ぜひ産後ケアのことを知ってほしいです。出産の時に、この支援を知っているだけでも心強いと思います。産後ケア体験記矢や木ぎ彰あき子こさん、心ここみ望ちゃん宿泊型・日帰り型・訪問型、全ての形態を利用した矢木彰子さんにお話を伺いました。3