ブックタイトル市政だより令和元年(2019年)11月1日号

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概要

市政だより令和元年(2019年)11月1日号

市では、生後3か月の健診時に、市図書館職員やボランティアによる絵本の読み聞かせや、絵本のプレゼントなどを行っています。事業に携わる職員や健診に来ていた保護者の皆さんに、お話を伺いました。赤ちゃんへの読み聞かせは、対人関係のベースである「基本的信頼感」を赤ちゃんが築くためのツールの一つです。読み聞かせを聞いている赤ちゃんは、読んでくれる人をコミュニケーションの相手として見ています。生後4か月頃から赤ちゃんは、自分から笑いかけたり、他者に働きかけるようになります。コミュニケーションは始まっているのです。本に対しても、興味があれば一生懸命見たり触れようとしたりします。読み聞かせの良いところは、赤ちゃんの目の動きを見ながら、読む速度や声の調子を変えられることです。それぞれの時期や発達段階によって好きな本も違います。絵本の読み聞かせで、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんでください。絵本は赤ちゃんにとって遊びの一つです。赤ちゃんは優しい落ち着いた声に、心地よさを感じ安心します。赤ちゃんの様子を見ながら、夢中になって見るページは本に書かれていないことも創作して膨らませて話したり、ページをめくるのが楽しい時はページめくりを楽しんだりすれば良いのです。お父さん、お母さんが好きな本を読むのも良いと思います。まず絵本に触れることを赤ちゃんと一緒に楽しんでください。赤ちゃんは、絵本の読み聞かせをすると、「わんわん」や「ぶっぶー」など知っている音に興味を示したり、絵本の動きを目で一生懸命に追ったりします。読んでいるこちらが照れてしまうくらい、じっと顔を見つめてくれることもあります。「どんな絵本を読んだらいいの?」など本に関する疑問があれば、ぜひ図書館司書に聞いてください。発達相談員保健推進課非常勤職員今いま泉いずみ 祥しょう子こさん保育士保健推進課非常勤職員若わか林ばやし 智とも子こさん(右)図書館司書中央図書館非常勤職員橋はし村むら 美み枝え子こさん(左)図書館ボランティアおはなしサークルたんぽぽ塚つか本もと 晃あき子こさん赤ちゃんと本ワクワクするね!読む人の顔をじ~っ。楽しいね!絵本っていいなぁ♪BookStartはじめての絵本ふれあい事業4