ブックタイトル市政だより令和元年(2019年)10月1日号

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概要

市政だより令和元年(2019年)10月1日号

れた学区福祉委員会に所属し、活動内容も各学区福祉委員会で異なります。私は西小倉地区社会福祉協議会(学区福祉委員会の前身で、昭和60年に西小倉地域に設立)に属していますが、同協議会は西小倉・北小倉・南小倉学区福祉委員会で構成しています。入ったきっかけもともと地域の子ども会で活動していました。西小倉地区社会福祉協議会の設立を機に参加し、約30年間この活動に携わっています。最近新たに参加される人は「ご近所の人に誘われて」「PTAをやっていて声がかかった」「町内会で選ばれて」などの声が多いです。「活動を知っていたので少しお手伝い」という声もあり、私たちの活動が地域で理解いただいているとも言えますね。嬉しいこと必要としてくれる人がいることです。例えば配食の活動でお弁当を持って行くと、高齢で足腰があまり良くない人でも、玄関のドアを開けて私を待っていてくれている、そういうふとした瞬間に充実感を感じます。 またお勤めの仕事等をしていると、どうしても地域のつながりが希薄になりがちです。退職後など、自分の環境が変わった時に戸惑うことがあるかもしれません。しかし、普段からちょっとしたお手伝いをするなど、地域と関わりをもっていると、すぐに溶け込むことが出来ます。日ごろから地域の人とつながることで、自分自身も心地良く暮らすことが出来ています。拶を交わす、自分の動ける範囲に心置きなく話が出来る人がいるなど、居場所の確保と少なからず社会貢献しているとの認識もあるように思います。それと無理せず楽しんで活動することです。皆さんご自身の都合に合わせて、自分の気持ちがやりがいにつながるように活動したいですね。読者へメッセージ学区福祉委員は地域の福祉活動ということで、配食や訪問活動以外にも様々なことをしているため「大変そう」と感じる人もいるかもしれませんが、全てを一人で行う必要はありません。大事なのは、「地域のために何かしたい」という気持ちで、活動は個々の出来る範囲で大丈夫です。興味のある人は、ぜひご連絡ください。学区福祉委員「誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくり」を目指し、地域のためにボランティア活動をされている学区福祉委員(今回は西小倉地区社会福祉協議会)にお話を伺いました。Profile■設立:昭和60年から順に各学区に設立 ■会員数:市内全体で約1400人■主な活動:一人暮らしの高齢者を対象とした会・配食活動や声かけ・見守り活動、      世代間交流事業、ふれあいサロン、福祉バザー等問宇治市社会福祉協議会( 22-5650)配食利用者の声(右)利用者 喜き多た照てる子こさん今年の4月より、前谷さんに声をかけてもらい利用を始めました。お弁当を持って来てもらうのは、自分の料理の手間も省けるし、前谷さんとお話も出来て嬉しいですね。また、おかずの種類も豊富で、自分では作らないようなメニューや味付けもたくさんあり、家で作る際の参考にさせてもらっています。(左)学区福祉委員 前まえ谷たに 圭けい子こさん学区福祉委員として、一人暮らしの高齢者へお弁当を届けに行く配食活動をしています。配食はおおよそ月に2回あり、私は喜多さんを含めて8軒のお宅を担当しています。持って行くのはお昼頃ですが、皆さん笑顔で出迎えてくれ、中にはドアを開けて待ってくれている人もいて、とてもやりがいを感じています。西小倉地区社会福祉協議会 事務局長齋さい藤とう 廣ひろ武たけさん?配食活動で持っていくお弁当の盛り付けをしています。ある日のお弁当の中身?3