ブックタイトル市政だより令和元年(2019年)9月1日号
- ページ
- 4/16
このページは 市政だより令和元年(2019年)9月1日号 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 市政だより令和元年(2019年)9月1日号 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
市政だより令和元年(2019年)9月1日号
南陵町自治会は、現在約800世帯、約2千人が暮らす比較的大きな自治会です。65歳以上が約半数を占めます。現在、防災・防犯委員会委員長を務める根本昌郎さんに、取り組みについてお話を伺いました。自主防災組織の始まりと今平成19年に当時の自治会長を中心にメンバー10人ぐらいで立ち上げました。現在では、防災・防犯委員会(以下、「委員会」という。)のメンバー21人とその年度の自治会長・役員・区長を含めて構成しています。継続した活動が出来るように委員会の役員は任期を設けず活動しています。また前自治会長も委員に入ってもらい、防災活動をする上でアドバイスをいただくなどサポートしてもらっています。災害に備え防災訓練は、隣の小倉地区の奥畑町と一緒に実施しています。防災訓練は組織の立ち上げと同時に始め、今年で13回目です。訓練では災害への備えについて周知しています。訓練に参加し、参加者各々が自主的に防災について学んだり、講演会に行ったりするなど積極的に活動している姿を見ると、自主防災組織があって良かったと思います。昨年の平成30年7月豪雨や9月の台風では、屋根瓦が飛んだりテレビのアンテナが倒れる被害が多くありました。今年の11月に行う訓練では、ブルーシートを屋根に被せ、そこに土のうを積む訓練を行う予定です。課題は若年層の参加が少ないことです。昨年は小学生以下が30人参加してくれましたが、部活動や学習塾など忙しいこともあり中学生~大学生の参加は0人でした。若い人に参加してもらえるように、今後も工夫や呼びかけが必要だと感じています。大学とマイ防災マップづくり京都文教大学の協力でマイ防災マップを作成しています。マイ防災マップは、町内の危険箇所などを地図に書き込み、皆さんに周知し知っておいてもらうことで、災害時の行動に役立てるものです。作成にあたり町内を5班に分けて、大学生と1時間ほど町内を見て回りました。私たちも普段のパトロールで危険な場所などがないかチェックしていますが、我々が気づかないようなところをチェックしてもらえるよう大学生には何もお伝えせず回ってもらいました。今回作成したマップは、回覧や集会所へ掲示するなどして、住民の皆さんに知ってもらいたいと思っています。要援護者※と支援者現在、要援護者は43人で、支援者は148人います。平成26年には支援者も280人を超えていましたが、健康を理由に辞退されるなどもあり見直しを行った結果、前年から100人以上減りました。これが正直な数字だと思います。無理して支援者にならずに、健康な人がサポートするということが防災訓練では正しい消火器の使い方なども実地訓練します。学生と防災委員が町内を周って??危険箇所をチェックしました。 ▼調査した危険箇所等について みんなで話し合いました。南陵町自治会防災・防犯委員会の取り組み大事なのは地域での情報共有※高齢者、障害者、乳幼児、妊婦など災害時に自力で避難することが困難で、避難に支援が必要な人4