ブックタイトル市政だより令和元年(2019年)8月1日号

ページ
7/16

このページは 市政だより令和元年(2019年)8月1日号 の電子ブックに掲載されている7ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

市政だより令和元年(2019年)8月1日号

いわゆる「赤紙」。臨時召集令状はその用紙の色から赤紙と呼ばれました。この一枚で多くの人が戦場に送られました。家庭用米穀配給通帳・衣料切符など?昭和16年に米が、翌年にはみそ、しょうゆなどなどの調味料が配給制となりました。戦争が進むと、日用品から生産資材に至るほとんどの物資が統制配給の対象となりました。各世帯の人数などに応じた切符が交付され、その切符と現金で物資を手に入れることができました。しかし、戦争末期にはこれらも欠配したり、配給量が減少したりしました。灯火管制用電球?灯火管制とは、灯火を消滅・遮蔽して来襲する敵機の攻撃目標とならないようにするものです。光が上に漏れないように、塗料が塗られた電球も販売されていました。?出征祝いのぼり昭和12年/入営(入隊)者の送別のため京阪宇治駅に集まった人々日の丸寄書き?兵士が出征する際に家族や友人などが日の丸の国旗に兵士の無事を願う寄せ書きをして贈り、兵士はこれを戦地へ持って行きました。兵隊を送り出す人たち家族などの大切な人を兵隊に送り出す人々は、無事に帰ることを心の中で祈りながら送り出しました。戦時下の暮らし食糧や物資が不足し、国民は苦しい生活を強いられていましたが、「戦争に勝つまで」と我慢することが当たり前とされていました。ここで紹介した主婦之友などの実物を見に行きませんか?平和都市推進協議会×歴史資料館戦争遺品展 戦時下の暮らし時9月8日(日)まで 所歴史資料館内同協議会に寄贈された戦争遺品を含む、戦争関連資料を展示し戦時下の暮らしを振り返ります。他月曜日・祝日は休館 問同館( 39・9260)7