ブックタイトル市政だより令和元年(2019年)8月1日号

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概要

市政だより令和元年(2019年)8月1日号

戦争に興味を持った理由小学校で沖縄について学び、実際に現地を見てみたいと思い、平和訪問団に参加しました。祖父から悲惨な戦時中の話を聞いたり、世界では日常的に国と国の対立や内戦やテロが起こっているのをニュースで見たりするので、戦争と平和について興味を持つようになりました。ガマ自体あまり知らなかった実際に沖縄へ行き、「ひめゆり学徒隊」の話を聞いたり、ガマ(自然に出来た洞窟・戦時中は住民の避難場所や医療施設などとして使われた)に入ったりして、現地で戦っていた一般市民の人達がどれだけ大変だったかということがわかりました。中に入ると懐中電灯がなかったら何も見えないくらい暗くて空気も湿っていました。とても過酷な状況で生きていたんだと思いました。私と同年代のひめゆり学徒隊が兵隊の看病をしたり、戦争で死んでしまったりするのは現代の私たちとは全然違うと思いました。平和について戦争は、一般市民が巻き込まれ、何の罪もない人が殺されるので、絶対にしてはならないと思います。外交で、話し合いで決着すれば良いと思います。平和訪問団に参加して、戦争のことについて、今まで表面しか知らなかったことを深く知ることが出来て、とても良い経験になりました。この貴重な体験を家族や友達に伝えていこうと思います。三菱重工 三菱重工業第14製作所。一式陸上攻撃機などに搭載された航空機用エンジンの火星などを製造していた。養成工 熟練工になるために技術の修得にあたっている工員。ビルマ 現在のミャンマー連邦共和国。ビルマ戦線は太平洋戦争で最も熾烈な局面のひとつ。非常に多くの人が戦死した。語句説明岸本さんのお兄さんが日中戦争から持ち帰った写真市公式YouTubeちはやチャンネル「戦争体験アーカイブ」市平和都市推進協議会では、戦争体験者の当時の記憶・証言を映像化する事業に取り組んでいます。岸本清三さんのお話や、中村健二さんによるシベリア抑留のお話等を視聴出来ます。ガマの慰霊碑の前で、黙とうを捧げました火星二十一型エンジン(出展:大和ミュージアム)宇治市 戦争体験アーカイブ市いち川かわ 彩あや賀かさん現在、木幡中学校2年生。将来の夢は監察医になること。平和訪問団に参加して、友達も増えて今でもSNSで繋がっていると話してくれました。5