ブックタイトル市政だより令和元年(2019年)7月1日号

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概要

市政だより令和元年(2019年)7月1日号

~ 産後のお母さんを強力サポート!! ~NEW 産 後 ケア 出産後、4か月くらいまでは、赤ちゃんの授乳や慣れない育児で、お母さんのこころとからだへの負担が増す時期と言われています。市では、産後のお母さんと赤ちゃんが孤立することなく安心して子育てをスタート出来るよう、「産後ケア」サービスを始めました。問保健推進課( 20-8728)対 象  宇治市に住民票のある、おおむね生後4か月頃までの赤ちゃんとお母さんで、お母さんが産後の疲れや育児に不安を感じていて、家族等から産後の家事や育児等の支援が受けられない人。※お母さんや赤ちゃんに、医療行為の必要がある場合や体調不良の場合は除きます。利用形態・サービス内容と負担金形態訪問型宿泊型対応するスタッフ※1 健康管理、乳房ケア、授乳、抱っこ、おむつや衣服の交換方法の指導、産後の生活面のアドバイスなど※2 身体計測、発育状況の確認、沐浴、スキンケアなど※3 世帯所得に応じて算定(利用時に直接支払)※4 保育・家事の支援について、別途加算あり自宅に訪問医療機関等に宿泊サービス内容お母さんのケア(※1) 助産師等赤ちゃんのケア(※2) 助産師等家事の支援介護福祉士遊びの指導、兄姉の保育保育士負担金1回あたり300円~ 3千円(※3・4)24時間あたり600円~ 9千円(※3)利用方法  産後ケア事業を利用希望の場合は、保健推進課へ相談してください(妊娠中から相談可)。詳細は市ホームページで確認出来ます。ひとりにしない~悩みをひとりで抱え込まないで~医療法人 曽我産婦人科 院長 曽我 洋士さん 産後ケアは3年ほど前から全国的に実施されていて、宇治市でも実施されることを強く願っていました。現代社会はスマートフォンの時代。ネットから得られる大量の情報に、育児に悩むお母さんの不安は増大し、孤独を感じたりパニックになったりすることもあるのでは。産後のお母さんにとって退院後の1週間が一番トラブルの起きやすい時期です。特に初産婦さんは、夫婦2人の生活から赤ちゃんのいる生活に変わり、初めは何をして良いかわからないなかで家事も育児もしなくてはならず、睡眠不足で育児が嫌になる人もいます。その最初のスタートの時期に、「だんだん楽になっていくよ」ということを伝えなくてはならないと思っています。 産後ケアでは、病院に完全に頼りきるのではなく、自立に向けた支援・指導を行います。いきなり「ひとりぼっち」ではなく、自立のための練習期間です。お父さんや上のお子さんの面会や宿泊についてもご相談ください。訪問型 おまかせください! 宿泊型~経験豊かなヘルパーがサポート~一般財団法人 宇治市福祉サービス公社 公社は、平成9年の設立当初から高齢者や障害者を対象としたホームヘルプサービスの提供を行っています。そのノウハウを活かして、産後間もないお母さんと赤ちゃんをサポートします。サービスを受けられる人それぞれの事情やニーズに沿った適切なサービスを提供したいと思っています。 今回、産後ケア事業のために、かつて公社で働いていたOGヘルパーに声をかけて新たなチームを編成しました。ヘルパーとしての経験だけでなく、介護福祉士の資格を持ち、子育て等の人生経験も豊富なスタッフで対応します。今まさに孫の世話をしているスタッフも多くいますので、家事支援に限らず、育児の不安等も相談していただけたらと思います。 家族の介護をしながら育児をするという人も増えています。高齢者へのサービスが必要ということであれば、公社が担っている地域包括支援センターや介護保険部門と連携を図ってスムーズに支援が出来ると考えています。大丈夫、ひとりで悩まないで。まずは相談してください。担当保健師ヘルパーの皆さん8