ブックタイトル市政だより令和元年(2019年)6月1日号

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概要

市政だより令和元年(2019年)6月1日号

産業の活性化=地域の活性化産業支援拠点 宇治NネクストEXTの開設近年、人口減少、少子高齢化による働き手の不足や、グローバル化、IoT、AI等の新技術の発展など、市内の産業をめぐる状況が大きく変化しています。市ではこうした状況の変化に対応し、地域産業をより活性化させるために、平成31 年3 月に産業振興の方針を示した「宇治市産業戦略」を策定しました(「産業戦略」については次ページ参照)。今号では「産業戦略」で設定した目標の達成に向けて、取り組みを実行するために新たに開設する「産業支援拠点 宇治NEXT」( 以下、「宇治NEXT」)を紹介します。宇治NEXTとは?市内には製造業をはじめとした約5500の事業所があり、その内のほとんどを占めるのが中小企業です。市の産業を支える中小企業の皆さんのニーズに応えるため、市産業振興課と宇治商工会議所が協働して運営する総合窓口です。名称の由来である「次の(NEXT)」宇治を作り出す拠点です。何が変わったの?今までは各支援制度の相談窓口が市役所、市産業振興センター(大久保町)、商工会議所と分かれていましたが、宇治NEXTが出来たことにより、市と商工会議所が同じ建物内で連携して「柔軟」かつ「スピード感」のある対応を行うことが出来るようになります。大久保町の工業地域宇治NEXTで課題を解決今までの課題として、相談窓口が複数あるため、分かりにくいと指摘を受けたことがありました。例えば、企業が工場を増設したい場合、増設に係る相談は市の開発担当部署、設備投資に係る融資・助成金の相談は市の商工部署や商工会議所などと、相談内容によって窓口も異なります。また、それぞれの窓口間で十分な情報共有が出来ていないと、その企業にとって最適な支援が出来ないことになります。宇治NEXTの開設によって、「産業戦略」の推進という、同じ方向性を共有することが出来ました。市と商工会議所が一緒に相談や支援業務を行い、様々な関係部署との調整役を担うことにより、幅広い相談や支援が出来、企業にとっても相談しやすく、支援する私たちにとっても、企業ごとに適切なサポートが出来るようになると考えています。さらに、宇治NEXTでは、どんどん企業へ出向いて、現場の声を聞くことを重視しているため、企業のニーズにも合致した、より効果的な支援を行うことが出来ると考えています。宇治NEXTのオープンにあたり、市と商工会議所のトップ二人の想いを聞きました。宇治商工会議所 山やまもと本 哲てつじ治会頭がっちりサポート大切な地域産業の未来を問産業振興課( 39-9621)2