ブックタイトル市政だより平成30年(2018年)11月1日号

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概要

市政だより平成30年(2018年)11月1日号

●ユニ宇治マンションの強み マンションは普通の住宅地に比べて、隣近所の付き合いが少ないなどコミュニティ不足と思われるかもしれませんが、ユニ宇治マンションはもともと自治会活動を始めとしたコミュニティがしっかりしているので、住んでいる人の事はだいたい分かります。あそこは一人でお住まいだったなとか。生活している中のどこかで顔見知りになっているので「生活サポート隊」の依頼を受けても初対面ということはありませんでした。また、同じマンションに住んでいるので部屋の間取りがわかります。相談を受けた時、イメージが湧きやすいので、すぐに作業が出来ます。●楽しいから続けられる 最初の依頼は、マンションの外壁塗装の際にベランダの植木鉢を1階へ移動させ、外壁塗装が終わればまた元に戻すことでした。数が多いので、一人でやっていたら嫌になるほど大変な作業でした。でもサポート隊のメンバーでワイワイやって、とても楽しかったことを覚えています。 サポート隊の平均年齢は70歳を超えています。自分たちも歳としなので、支援を受ける側の気持ちもわかります。だからお互い助け合えたらと思っています。何より、依頼者に喜んでもらえるのが嬉しいし、楽しいからサポート隊の活動を続けられるのです。 また、この活動を次の世代に繋げていくことが出来たらもっと良いです。それはこれからの課題です。 サポート隊の活動を支援が必要な人にちゃんと知ってもらう事が大切です。将来、ユニ宇治マンションに生活サポート隊があって良かったなと思っていただける様にしたいですね。冷蔵庫などに引っかけておけるチラシを対象者の方に配っています。裏面には「サポート隊」の連絡先も書かれており、困った時にすぐ連絡出来ます。「離れて暮らす子どもがチラシを見て『こういうのがあると安心』と言ってくれています。」という声も。サポート隊のメンバーで、3 カ月に1 回会議のために集まるのも楽しみの1 つマンションのエレベーターホールに貼られているポスター。親しみやすく作っています。ユニ宇治マンション「生活サポート隊」の小林義弘会長(前列右から3 人目)と助け合い委員会の皆さん利用者の声川口 澄子さん一人暮らしで、電球の交換や網戸の掃除などが出来なくて困っていました。そんな時、サポートしてもらえると本当に助かります。連絡するのは親しくさせてもらっている女性のサポート隊の方なので、とても頼みやすいです。このマンションにはサポート隊があるので安心です。3