ブックタイトル市政だより平成30年(2018年)11月1日号

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概要

市政だより平成30年(2018年)11月1日号

地域の“思いやり”による支え合い 地域での暮らしを安心で豊かに 私たちの日々の暮らしの中には、ちょっとした困りごとや心配ごとがあり、自分だけでは対応出来ない、誰かの力を借りないと解決が難しいものもあります。皆さんの地域にも、以前は自分で出来ていても、年齢を重ねること、病気、障害等によって誰かの支援を必要としている人がいるかもしれません。住み慣れた地域で住み続けていくには、買い物や掃除、ゴミ出しなどの家事支援、また、外出支援や日々の見守りなど、身近な人同士で支え合う幅広い活動が必要です。 現在、市内には、5つの「高齢者日常 昭和53年に木幡地区に建ったユニ宇治マンション。5棟387戸からなるこちらのマンションは、現在約900人の方が暮らしています。70歳以上が20%を占め、そのうちの約30% が一人住まいです。 3年前に立ち上がった、居住する70歳以上の一人暮らしの高齢者や女性のみの家庭等を対象に日常生活を支援する「生活サポート隊」。メンバーの皆さんにお話を伺いました。●生活サポート隊を立ち上げたきっかけ もともとユニ宇治マンション自治会には、高齢者が集う「ふれあいの会」があり、30年近く活動しています。歩こう会やふれあいカフェ、手芸、ペン字会、卓球、カラオケなど活発にサークル活動を行っていましたが、いつも顔なじみだけが参加しているという状況でした。高齢者が増えていく中、「ふれあいの会」として、サークル活動だけをやっていて良いのだろうか、参加出来ない方に何かお手伝いする方法はないだろうかと考えていました。マンションの全戸に高齢者をサポートする「生活サポート隊」が必要か、またどういったサポートを望むのかをアンケートを行ったところ、「電球の交換や掃除」「ゴミ出し」などの支援を望む声がありました。それならばと集った18人で活動がスタートしました。生活サポート団体」があります。地域のボランティアや元気な高齢者を支援者として、日常生活に支援を希望する高齢者に支援を提供するサービスを実施されています。 本特集では、その内2つの取り組みを紹介します。キーワードは、「お互いさま」ここに「生活サポート隊」があって良かったなと思っていただけるようにユニ宇治マンションの取り組み2