ページの先頭です

宇治水車プロジェクトについて

[2018年3月8日]

宇治水車プロジェクト

ロゴマーク「宇治はお茶と歴史のまち かつて水車のまちでした」

宇治はかつて、水車のまちでした。

わが国で最初に水車の造作にあたったのは、宇治の里人であったといわれています。

平安時代以降、宇治川流域には農作の為にたくさんの水車が作られるようになり、鎌倉時代には宇治の里人は「水車作りの名手」と知られるようになりました。

やがて、宇治川の水車は、宇治橋と共に宇治を代表する風景として人々に知られ愛されるようになりました。江戸時代の絵画では、「柳、橋、水車」がセットで描かれていれば、それは宇治のことを指したといいます。

このように人々に愛された水車のある風景ですが、明治時代以降、ポンプ場の整備とともに次第に姿を消してしまいました。全盛期に100基以上あった水車も、今では目にすることができません。

水車が、いま全国で注目を集めています。

それは、農作用ではなく、再生可能エネルギーの一つ、小水力発電のための水車です

宇治は「電気のまち」でもありました。宇治川の水力を利用した「宇治川電気」は、明治39年から昭和17年まで京都・大阪に電力を供給する日本有数の電力会社でした。

宇治に、水車を甦らせ、水車による小水力発電を実施したい。

宇治の自然のエネルギーを使って、地球温暖化を少しでも食い止めたい

このプロジェクトはそういう想いで企画されました。

ecoット宇治について

宇治市地球温暖化対策推進パートナーシップ会議(ecoット宇治)」は、市民、事業者、市で協働して地球温暖化対策を推進・啓発しているパートナーシップ団体です。

その中の一つ、「再生可能エネルギー推進グループ」は、再生可能エネルギーを創りだす事にチャレンジしようと考えました。

いろいろと思案した結果、市民の皆さんと一緒に身近に存在する自然エネルギーを電気に変える実験を通して、新しいアイデアを発掘し、実践に結び付けようと考えました。

そこで、ecoット宇治は「木製水車発電実験」を行うことにしました。

木製水車発電実験

目的

 この実験の目的は、再生可能エネルギーによる発電について学習し、体験することで、市民と再生可能エネルギー(小水力発電、家庭での再エネ利用など)の距離を近づけることにあります。

 この実験を機に、再生可能エネルギーについて考えていただき、自らの導入や周囲の再生可能エネルギー設備への理解につなげていただければ幸いです。

公開講座

第1回 知ろう!再エネのパワー!

日時 平成29年8月26日(土)10時~12時

場所 宇治市生涯学習センター

内容

  • 講演 『身近な再エネ利用』 (講師 京都府地球温暖化対策防止活動推進センター 根岸 哲生 氏)
  • 講演 『水車による水力発電の魅力』(講師 水車アドバイザー 足立 善彦 氏)
水車発電について語る足立氏

第2回 作ろう!木製水車!

日時 平成29年10月14日(土)10時~12時

場所 宇治市生涯学習センター

内容

  • 木製水車概要説明
  • イルミネーションパネル概要説明
  • 木製水車完成作業
  • イルミネーション点灯確認

 

講座2 水車の試作を回して発電テスト

水車の作成

市民による水車作り

 このプロジェクトの水車はecoット宇治が自ら制作して行うことになりましたが、そこには多くの困難が待ち受けていました。

水車仕様

水車方式:上掛け方式(上流部から15mの導水路で水を引き込み流し込む方式)

サイズ:直径100cm

発電方式:ハブダイナモ(AC発電)

水車の仕様の確定には、水車アドバイザーである京都伏見工業高校の足立善彦先生のご協力がありました。

資金

このプロジェクトはecoット宇治という市民の手ではじめられたものであるため、予算もecoット宇治が支出しています。

主に、自己資金と株式会社平和堂が出資する「夏原グラント」という民間の補助金を利用しました。

また、事業所等からの寄付や作業場所の提供等もありました

夏原グラントとは・・・

アルプラザなどを展開している平和堂が創設した「平和堂財団環境保全活動助成事業」のことです。

助成の対象は、滋賀県内または京都府内で実施される「琵琶湖およびその流域の自然環境の保全活動」で、

水質保全、森林・里山保全、水源の森保全、河川環境保全、湖岸(葦原)保全、生物多様性保全等、内容が先進的で他の団体のモデルとなるものとしています。

水車制作

水車の制作はすべて手作り!

力をあわせて頑張りました。

水車設計をするふたり

水車設計をするふたり

木材を加工しています。加工場は永谷木材さんが提供。

木材を加工しています。加工場は永谷木材さんが提供。

試行錯誤で組み立て

試行錯誤で組み立て

完成は夜でした。万歳。

完成は夜でした。万歳!

協力

協力をいただいた個人・企業・団体は次のとおりです。(五十音順、敬称略)

足立 善彦、有限会社宇治川観光通船、宇治川漁業協同組合、公益財団法人 宇治市観光協会、宇治商工会議所、エフエム宇治放送株式会社、大阪工業技術専門学校、協栄エコソリューション株式会社、京都府地球温暖化防止活動推進センター、城南新報、株式会社トラストバンク、株式会社永谷木材、株式会社マキノデンキ、村山鉄工所、洛南タイムス、その他多くの市民の方々

 

公開実験

実験の中止と環境フェスタでの御披露目

平成29年10月21日に予定していた実験でしたが台風で延期となり、延期日であった10月28日も台風が来たため、平成29年度の実験は中止となりました。

その後、11月26日に開催された宇治環境フェスタで仮設設置がなされ、多くの方にお披露目されました。

 

水車の模型とちはや姫

プロモーション動画

ここまでの活動を記録するため、プロモーション動画を作成しました。

YouTubeの宇治市のチャンネルで公開しています。こちらをクリックしてご覧ください(別ウインドウで開く)

今後の展開

平成29年度は台風のため宇治川での実験は出来ませんでしたが、平成30年度に再チャレンジすることが決まりました。

併せて新しい講座も企画中です。

活動の報告書

この活動の記録は、下記報告書で報告されています。(準備中)

お問い合わせ

宇治市市民環境部 環境企画課

電話: 0774-22-3141(代表)

お問い合わせフォーム


[ページの先頭へ戻る]