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宇治市議会(行政視察報告 平成24年度) 9

[2012年11月26日]

市民環境常任委員会の行政視察報告

年月日:平成24年11月13日(火)~11月14日(水)
視察先:北九州市(福岡県)、糸島市(福岡県)
出席委員:石田委員長、荻原副委員長、渡辺、田中、川越、金ヶ崎、長野の各委員

《北九州市》 (11月13日)

【調査項目】
●門司港レトロの観光振興について

『市の概要』
*市制施行:昭和38年2月10日
*人口:977,164人(平成23年10月1日現在)
*面積:487.89㎢ 

1.門司港レトロの観光振興について

 明治・大正時代の門司港は、繁栄していたが、昭和末期には衰退した。ただ、衰退するスピードがあまりにも早く、古い建造物を壊すひまなく寂れたため、歴史的建造物がそのままの形で残った。
 門司区をどのようにして再生するかについて、行政と住民等で話し合いが行われ、「歴史的建造物と大正ロマン溢れる街並み」と「関門の美しい自然景観」等を生かした街づくりを行うという合意がなされた。あわせて、地域の特性を生かしながら、自治体がみずからの企画で行う事業を財政面から支援する「ふるさとづくり特別対策事業」を国が創設した。補助金以外にも国の補助を受けながら、街を整備できるという制度が始まり、そのリーディングプロジェクトの第1号市に向けて門司港レトロ第1期事業が開始された。
 門司港レトロ第1期事業の期間は、昭和63年度から平成6年度までで、総事業費は約300億円であった。事業内容は、歴史的な建物の修復、バイパスの建設など道路・街路の整備、埋め立てなどを行った。グランドオープンは平成7年で、観光客数は100万人超であった。当時100万人もの観光客が来ると想像していなかったため、トイレの不足などさまざまな問題が数多くあった。これらを解決するために門司港レトロ第2期事業が展開された。
 門司港レトロ第2期事業の期間は、平成9年度から平成19年度までで、総事業費は約270億円で公共と民間企業等がそれぞれ約半分づつを負担している。事業内容は、商業施設の整備、夜間景観の整備、サイクリングロードの整備、関門海峡ミュージアムなど観光地としてのインフラ整備を主に行った。
 現在は、門司港レトロ観光まちづくりプランが展開され、事業期間は、平成20年度からおおむね10年間で、事業内容は、ハード面は基本的にやり残した歴史的建造物の保存活動、観光列車というトロッコ列車の整備などで、ソフト面の活動が主である。ソフト面の活動は門司港レトロ倶楽部という官民一体の団体を設立し、そこが主に行っている。平成23年度の観光客数は、195万人である。

「北九州市議会視察の様子」

《糸島市》 (11月14日)

【調査項目】
●産地直売施設の取り組みについて

『市の概要』
*市制施行:平成22年1月1日
*人口:99,919人(平成24年3月末現在)
*面積:216.12㎢

1.産地直売施設の取り組みについて

 平成23年度の直売所施設の総売上額は19施設で53億1,390万円である。設立の形態は、地元農業者団体、民間業者、農業者、漁業協同組合出資、地元農業団体、社会福祉法人、JA糸島などである。
 取り組みに至った経過は農業者の高齢化・兼業化・後継者不足や都市化などにより、糸島管内の農業生産額が平成2年をピークに年々減少し、農業経営も年々厳しい状況が続いており、再度JA糸島の組合員に元気を取り戻してもらうため産直市場の計画がされた。

◎産地直売施設「伊都菜彩」について
 開設に至った目的は、(1)専業農家はもちろんのこと、高齢化する組合員・兼業化で中核的な担い手となった女性農業者へのステージ、(2)独自のブランドを構築し、新たな販売ルートを模索していた組合員をJA糸島の販売事業に再集結してもらう、(3)糸島地域の農産物を、福岡都市圏を中心とした地域住民に提供し、地産地消を通した糸島のファンづくりを展開する、(4)次世代の糸島のファンを育てる食育拠点を構築するためである。
 年間販売額は、全国トップクラスで平成22年約34億円、平成21年約33億円、平成20年約28億円、平成19年約18億円と年々増加している。

◎糸島市農業公園「ファームパーク伊都国」について
 設置目的は、隣接する伊都国歴史博物館や、関係機関と一体となって、糸島市が持つ歴史資源を生かしながら、継続的な都市と農村の交流に取り組む拠点施設として設置している。
 運営主体については、施設の管理運営は直営で、糸島市農業振興課が行っている。館長は農業振興課長で、農業公園に嘱託職員4名を配置している。「ファームパーク伊都国」内の直売所は直営ではなく、各種団体が自主運営を行っている。
 年間総入場者数の推移は、平成23年度約12万人、平成22年度約14万人、平成21年度約15万人、平成20年度約16万人、平成19年度約19万人、平成18年度約22万人で、年々減少している。

「糸島市議会視察の様子」

お問い合わせ

宇治市議会     議会事務局
電話: 0774-20-8747  ファックス: 0774-20-8786
E-mail: gikaijimukyoku@city.uji.kyoto.jp

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