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宇治市議会(行政視察報告 平成24年度) 6

[2012年8月1日]

議会運営委員会の行政視察報告

年月日:平成24年7月11日(水)~7月13日(金)
視察先:静岡県島田市、愛知県豊橋市、岐阜県高山市
出席委員:浅見委員長、田中副委員長、水谷、坂本、松峯、坂下、久保田、関谷、長野の各委員、堀議長、宮本副議長

《島田市》 (7月11日)

【調査項目】
●議会基本条例の運用状況について
●議会だよりについて

『市の概要』
*市制施行:平成17年5月5日
*人口:101,669人(平成23年6月1日現在)
*面積:315.90㎢ 

1.議会基本条例の運用状況について

 議会基本条例は、平成21年4月1日に施行。
 議会基本条例の概要は、「会議の公開」「議会活動に関する資料の公開」「議案に対する議員の賛否の公表」「議会報告会等の開催」「事務執行の監視」「市長が立案する政策の調査」「議員による資料要求」

(1)議会報告会の状況について

 議会基本条例第7条に規定され「議会報告会を開催するものとする。」と言う表現で、努力義務ではない積極的表現をしている。
 平成21年から意見交換会を実施し、平成21年に議会基本条例を制定し、規定した。出席者は、正副議長、議運委員長、地域性を考慮した常任委員。今後は、テーマを決めて意見交換、地域に入り報告会を開催していく。

(2)議案の賛否公表について

 HP・議会だよりで公表している。議会だよりでは、賛否が分かれた場合のみ記載する。

(3)資料要求について

 資料要求の根拠の整理については、素案の段階で議会基本条例第10条に規定されていたが、会議規則で規定することとなった。

(4)法第96条第2項に定める議決事項について

 基本条例骨子の段階では、議決事項は基本条例の中で規定していたが、その後の論議の中で会議規則の中で規定することとなった。当初、議会基本条例第9条に規定されていたが、制定後、単独条例となり、「島田市基本計画の議決に関する条例」として制定された。

(5)反問権について

 基本条例の内容を調整していく際に、議会が主張したのは「内容・趣旨の確認」とし、当局が主張したのは「反論権」であった。

2.議会だよりについて

 議員全員で編集に関わり、事務局の関与は印刷会社との連絡程度。配布は町内会を通じて行う。

「島田市議会視察の様子」

《豊橋市》 (7月12日)

【調査項目】
●法第96条第2項に定める議決事項について
●議会運営について
●予算議案・決算議案の審査方法について
●地震対策調査特別委員会について

『市の概要』
*市制施行:明治39年8月1日
*人口:365,813人(平成23年6月1日現在)
*面積:261.35㎢

1.法第96条第2項に定める議決事項について

 平成10年12月18日に議決された「豊橋市議会の議決すべき事件を定める条例」で、姉妹都市の提携に関することが議決対象となっている。

2.議会運営について

ア.一般質問について

  一括方式による質問のみ。議会棟を含む庁舎は、築34年であり、今後は、自席答弁も検討していく。
  一般質問は、3日間で行われ、質問・答弁を合わせて1人1時間の制限がされ、全員が一般質問を行っても、午後6時には終了する。

イ.代表質問の実施について

  3月定例会で実施。代表質問は、交渉団体(3人以上の会派)により、大会派順に行われる。現在、対象は4会派。

ウ.通告期間について

  定例会日程が議運で決まった時から、一般質問を行う日の4日前の終業時刻まで。

エ.一般質問の実施状況について

  平成19年から平成23年の間では、少ないときで13人、多いときで24人。平均19.3人。

3.予算議案・決算議案の審査方法について

 当初予算については、3月定例会において予算特別委員会を設置し審査を行う。これは、正副議長以外の議員全員で構成される。全議案を予算特別委員会で審査するため、3月定例会における常任委員会の審査は、請願審査のみ。
 一般会計補正予算については、6・9・12月定例会において一般会計予算特別委員会を設置し審査を行う。これは、正副議長以外の議員全員で構成される。
 特別会計補正予算については、常任委員会に付託され、審査を行う。

4.地震対策調査特別委員会について

 平成23年9月27日の本会議で設置。平成23年から平成24年にかけて、4回の活動があり「調査研究」「視察」「勉強会」などを行っている。

「豊橋市議会視察の様子」

《高山市》 (7月13日)

【調査項目】
●議会改革の経過について
●議会基本条例について
●議員定数について
●市民意見交換会
●議員間討議について

『市の概要』
*市制施行:昭和11年11月1日
*人口:93,033人(平成23年6月1日現在)
*面積:2177.67㎢

1.議会改革の経過について

  平成17年に合併を行い議員定数が36人となり、合併特例の切れる平成23年に24人となった。平成17年に日本一広い面積の市となっており、議員定数・選挙区をどうするのかが議論された。

 平成21年12月の議会改革等に関する特別委員会を設置し、議会活動から議員定数を考え、会派を超えて議会のあり方を論議した。38回の特別委員会、89回の分科会が開催された。

 (1)市長にどう向き合うのか

 (2)市民にどう向き合うのか

 (3)議会内部はどうなのか

これらの課題に対して、議員全員で参加し、3つの分科会を設けた。

 第1分科会  基本理念と議員の活動原則

 第2分科会  議会機能

 第3分科会  議員定数と選挙区

2.議会基本条例について

 議会改革等に関する特別委員会での論議から、「高山市議会のあるべき姿」「高山市議会の基本理念」が定められた。
 「高山市議会のあるべき姿」は、意思決定機関として、議員相互の議論を深め合意形成をなし開かれた議会を目指す。
 「高山市議会の基本理念」は、市民の代表機関として、二元代表性の一翼として、議員間討議による合意形成を目指す。
 これらの論議の結果、議会基本条例、活動原則が定められた。

3.議員定数について

 議会改革等に関する特別委員会で「議員定数24人」として案が出され、市内各所で市民意見交換を開催し意見集約を行った。平成22年6月定例会で議員定数24人が議決された。

4.市民意見交換会

 (1)地域別市民意見交換会 

   年1回以上20箇所で開催。各委員会の政策課題を意見交換する。

 (2)分野別市民意見交換会

   委員会が随時実施。各分野の団体等と意見交換する。

5.議員間討議について

 議会とは「議して会する」という考えのもと、合意形成を目指すべきであり、議員間の討議を行った。
 即決議案は本会議場において、付託議案は委員会において討議を行っている。議長(委員長)が進行状況に応じて判断し「論点を抽出」し、議員間討議に移行する。

「高山市議会視察の様子」

お問い合わせ

宇治市議会     議会事務局
電話: 0774-20-8747  ファックス: 0774-20-8786
E-mail: gikaijimukyoku@city.uji.kyoto.jp

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