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宇治市議会(行政視察報告 平成24年度) 4

[2012年5月30日]

市民環境常任委員会の行政視察報告

年月日:平成24年5月15日(火)~5月17日(木)
視察先:霧島市(鹿児島県)、南九州市(鹿児島県)、熊本市(熊本県)
出席委員:石田委員長、荻原副委員長、渡辺、田中、川越、金ヶ崎、長野の各委員

《霧島市》 (5月15日)

【調査項目】
●企業立地について

『市の概要』
*市制施行:平成17年11月7日(国分市、溝辺町、横川町、牧園町、霧島町、隼人町、福山町の1市6町が合併して発足)
*人口:127,454人(平成24年4月1日現在)
*面積:603.68㎢ 

1.企業立地について

 霧島市は企業立地に力を入れ、市民の雇用の場の確保に取り組んでいる。現在霧島市に進出している企業数は、84社で、市町村合併以降に立地協定を締結した企業数は、平成24年4月末現在で28社である。
 企業への優遇制度として、霧島市独自で、補助金と税の減免等を設けている。補助金は、工場等を新設・増設・移転しようとする事業者に対して、工場等の設置に係る費用を助成する。対象となる業種・要件・補助の内容は、補助金の種類ごとに設定されている。一方、税の減免等の措置については、固定資産税の課税免除等の適用が受けられる。税の減免は、地域により適用される条例が異なり、適用要件も異なる。
 ほかに、雇用の促進と企業経営の安定を図る目的で、平成18年度からゆうあい人材バンクを開始し、現在39人が登録している。内容としては、企業へ登録者の面接等をお願いし、登録者へ採用試験の案内等を行っている。
 現在の課題としては、霧島市独自に誘致するための用地が不足しており、企業の受皿のための用地整備が近々の課題となっている。また、利便性に優れた場所であっても、県・市両方の補助金などを活用しても坪単価が高いということで、なかなか誘致が先に進まないといったことが今後の検討課題である。

「霧島市議会視察の様子」

《南九州市》 (5月16日)

【調査項目】
●文化遺産を活用した観光振興について

『市の概要』
*市制施行:平成19年12月1日(頴娃(えい)町、知覧町、川辺町の3町が合併して発足)
*人口:39,138人(平成24年4月1日現在)
*面積:357.85㎢

1.文化遺産を活用した観光振興について

 南九州市の知覧地区には、武家屋敷群と特攻平和会館という2つの歴史的遺産がある。南九州市の観光は、昭和40年代前半に、知覧の武家屋敷群が文献などで紹介されたことがきっかけとなった。昭和50年には知覧特攻遺品館(後の知覧特攻平和会館)が開館した。武家屋敷を中心とする知覧町の市街地は、昭和55年から道路や公園などのインフラ整備を行い、歴史と景観を活かした潤いのある街並み整備をテーマに、武家屋敷と平和をモチーフに和風で落ち着いた佇まいの町づくりが進められた。
 武家屋敷群の課題と今後については、従来大型バスでのツアーが主流であったが、近年、レンタカーを使った“街歩き観光”が増えており、個人向けの対応が必要となっている。また、南九州市では昨年からボランティアガイドの育成をはじめており、ガイドと一緒に見学する武家屋敷観光を推進している。なお、周辺の地域や商工会と連携したイベントにも取り組んでいる。一方で、老朽化する建物の修復や石垣の安全性確保など文化財保護が必要になっている。

「南九州市議会視察の様子」

《熊本市》 (5月17日)

【調査項目】
●動植物園を活用した観光振興について

『市の概要』
*市制施行:明治22年4月1日
*人口:736,625人(平成24年3月1日現在)
*面積:389.53㎢

1.動植物園を活用した観光振興について

 熊本市動植物園は水前寺江津湖湧水群の一角に位置し、全国にも稀な水辺の動植物園である。よって、地域の特性を活かした動植物園づくりを展開している。また、園内は動物ゾーン・植物ゾーン・遊機具ゾーンが一体となっており、生態園・環境学習センター・水辺公園としての3つの機能の充実を目指している。
 平成19年度からは、5期10年にわたり再編整備計画を進めている。この計画は、動物の生息環境に配慮した多彩な観察が可能となる展示を図っていくことを目的としている。
 熊本市動植物園の取り組みとして、動物サポーター制度がある。これは、年間4,000万円の餌代の一部として、市民の方々から一口2,000円でサポーターの募集を行っている。サポーターは加入日から翌年の加入月末までの間、入園料が無料となる。中学生以下は一口1,000円で、入園料が無料となるほか、遊戯施設1機種も無料で利用できる。今後は餌代以外にも範囲を広げ、市民と一緒に作る動植物園を目指している。また、京都大学とも連携を図っており、チンパンジー飼育のノウハウなどにおいて調査研究を行い、調査結果を市民に伝えている。
 入園者数の年間目標は、平成23年度の入園者数の655,152人を熊本市の人口を超える約70万人にすることである。将来的には100万人超を目指している。雨の日、寒い日、平日が伸び悩んでいるため、そこが課題である。

「熊本市議会視察の様子」

お問い合わせ

宇治市議会     議会事務局
電話: 0774-20-8747  ファックス: 0774-20-8786
E-mail: gikaijimukyoku@city.uji.kyoto.jp

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