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あんな本 こんな本(平成20~25年度)

[2016年5月10日]

あんな本 こんな本

平成20~25年度の「宇治市政だより」(平成20年4月1日号~平成26年3月1日号)
掲載記事より抜粋して、おすすめの本を紹介しています。
興味のある本があれば、図書館へ借りに行ってみましょう。

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あんな本 こんな本(今年度)
あんな本 こんな本(平成26、27年度)

平成25年度

2014年(平成26年)3月1日号
書名著者名出版社名コメント
イーハトーブ・ガーデン赤田秀子 文・写真コールサック社 文学と植物というテーマは実に深く、その融合ともいえる宮沢賢治文学は、自然への共感と敬意があって成り立っていると思われます。 奇麗な写真と共に、宮沢賢治作品の一部が抜粋され、視点を変えて作品を味わえる一冊です。
おひなまつりのちらしずし平野恵理子 作福音館書店 いつもひなまつりのちらしずしを楽しみにしているなおちゃん。今年は、お母さんと二人でちらしずしとお吸物を作ることになりました。 ちらしずしとお吸物の作り方が、かわいらしい絵で分かりやすく書かれています。大人が読んでも作ってみたくなる楽しい絵本です。
2014年(平成26年)2月1日号
書名著者名出版社名コメント
日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人三輪康子 著ダイヤモンド社 もし、理不尽な内容で突然怒鳴りつけられたらどうしますか。 日本一クレームが多いと言われる歌舞伎町のホテルで、「歌舞伎町のジャンヌダルク」と呼ばれた支配人が応じた実際のクレームを基に、日常で生かせるようなちょっとした心遣いを紹介した本です。
雪と氷の大研究片平孝 著PHP研究所 雪の中に生まれるモンスターって何か知っていますか。 ちょうど雪が降る季節ですね。 この本を読むと、どのように雪ができているのかなど、雪や氷についてたくさんのことが分かります。 面白いことがいっぱい書いてあるので、ぜひみんなに教えてあげましょう。
神田健三 監修
2014年(平成26年)1月1日号
書名著者名出版社名コメント
名馬は劇的に生きる松永郁子 著講談社名馬の中の名馬であるサラブレッドに対して、周囲の人たちは並々ならぬ愛情を注ぎ育てます。光り輝いた10頭のサラブレッドと生産者、オーナー調教師、調教助手、厩務員、騎手、獣医、そしてファン、馬を愛した人びとのドラマが描かれた一冊です。
この世でいちばんすばらしい馬チェン・ジャンホン 作・絵徳間書店絵師ハン・ガンの描く馬の絵は本物よりも素晴らしく、絵から飛び出て動き出すとうわさになっていました。それを聞きつけた武将が、戦のために気性の激しい勇敢で力の強い馬の絵を描いて欲しいと頼みますが……。実在する中国の絵から着想を得た迫力のある絵本です。
平岡敦 訳
2013年(平成25年)12月1日号
書名著者名出版社名コメント
京暮し大村しげ 著暮しの手帖社―京おんなはコトコト、コトコトとものをたくのが好きである―「うずら豆」
こまごました手仕事だからこその楽しさ、工夫。便利になった生活の中では、もうあまりすることがなくなってしまったことが、新鮮に感じられます。時節に合った献立、暮らしの知恵が、京言葉でつづられた一冊です。
カフェ・デ・キリコ佐藤まどか 著講談社中学2年生の霧子は、母と共に父の故郷ミラノへ移住し、祖父のギャラリー・カフェを継ぐことに。そしてさまざまな人たちとの交流の中で、異国暮らしの難しさと思いがけない優しさに触れ……。家族の絆の物語です。
2013年(平成25年)11月1日号
書名著者名出版社名コメント
超訳枕草子~王朝ガールズトーク×イラストエッセイ~清少納言 著中央公論新社日本で初めて書かれた随筆「枕草子」をイラストレーターが超訳すると、とてもポップなコラム集になりました。平安時代に宮中に仕える地位にあった清少納言のハイセンスな表現で紡ぎ出された作品は、原文を読み返してみても、現代に通じるものを感じます。
森千章 訳・絵
今昔ものがたり杉浦明平 作岩波書店「今はむかし」で始まる、平安時代の人びとの生活と心をいきいきと伝える古典『今昔物語集』から不思議で面白い39話が入っています。大きな鼻の和尚さんの話、命知らずの武士の話など、『源氏物語』や『枕草子』とは違った庶民の風習・信仰などに触れることができます。
2013年(平成25年)10月1日号
書名著者名出版社名コメント
雲の名前、空のふしぎ~天気の観察図鑑~武田康男 文・写真PHP研究所日本人の自然へのまなざしの深さは、雲の名前を始めとして空の表情を表した言葉の豊かさにしみじみと感じます。この本は、美しい空の写真とともに、その現象がどのように起こるのかも解説しています。雲の名前、空の名前を知ることによって、空を見上げる時、古人の感性がどんなにとぎすまされていたかを思うことでしょう。
スプーンおばさんのお料理絵本~料理編~アルフ・プリョイセン 原作学研スポーツに読書、いろいろな秋がありますが…秋といえば食欲の秋。皆の大好きなスプーンおばさんのお話に、お料理のレシピが付いた絵本です。お父さんやお母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん…皆と一緒にお話を読んでお料理してみませんか。
田中史子・株田馨 文
2013年(平成25年)9月1日号
書名著者名出版社名コメント
蒸気機関車百景藤田弘基 著平凡社最近では、あまり見かけなくなった蒸気機関車。モクモクと煙を上げ走りゆくその重厚な姿は、見た人誰しもが目に焼き付けられることと思います。蒸気機関車が駆けぬけた昭和の時代を、日本の風景と共につづった写真集です。あの日、旅先で出会った風景に出会えるかもしれません。
つるつるしわしわバベット・コール 作ほるぷ出版おじいちゃんもおばあちゃんもつるつるでしわしわ、でも赤ちゃんの時だってつるつるのしわしわ。そしておじいちゃんとおばあちゃんは今までのハラハラドキドキでいっぱいのお話をしてくれました。年を取るということについて、温かく、ユーモアたっぷりに描いた絵本です。
かねはらみずひと 訳
2013年(平成25年)8月1日号
書名著者名出版社名コメント
100均フリーダム内海慶一 著ビー・エヌ・エヌ新社ちょっとした買い物に便利な100円均一ショップですが、必要な物以外に目を奪われたことはありませんか。日常的に売れていく品の陰にひっそり存在する、必要性が分からない物、そもそも何か分からない物、なぜそうなったか問いたくなる物…。そんな思わず首をかしげてしまう、けれどなぜか笑える不思議グッズがたくさん見つかる一冊です。
とっておきの標語村上しいこ 作PHP研究所学校の宿題で、けんかをした友達が仲直りしたくなるような「標語」を考えることになりました。でも、いくら考えてもぴったりの標語ができません。家では、お父さんとお母さんもけんかをしているみたいで…。心が温かくなる標語を考えられたでしょうか。
市居みか 絵
2013年(平成25年)7月1日号
書名著者名出版社名コメント
山の単語帳田部井淳子 著世界文化社日本の山の自然、気象、動植物、登山行為、施設、道具といった言葉を多数取り上げた山の小辞典です。単語に関連した美しい山の写真が多数使われています。読んでいると、実際に自分の足で山に行きたくなる本です。山に詳しい人でも新たな発見があるかもしれません。わくわくさせてくれる1冊です。
栗田貞多男 写真
たなばたまつり松成真理子 作講談社たなばたを前に、町の人達は広場の笹に願い事を書いています。願い事を書いた短冊は、日に日に増えて笹もにぎやかになっていきます。そして、皆が寝静まった「たなばたまつり」の夜、短冊を離れたたくさんの願いの言葉達は空へと昇っていきます。たなばたまつり前のほほえましい町の様子を描いた、美しくて心温まるお話です。
2013年(平成25年)6月1日号
書名著者名出版社名コメント
図説英国ティーカップの歴史Cha Tea紅茶教室 著河出書房新社17世紀後半のスチュアート朝に始まる英国の紅茶文化。ウェッジウッド、ミントン、フォートナム&メイソン…。世界の人々から愛される紅茶とティーカップの歴史をたどります。アフタヌーンティーの始まりや紅茶占いなどの興味深いコラムの他、美しい数々のティーカップを写真とともに楽しめる、紅茶で読み解くイギリス史です。
雨ふりマウス竹下文子 文アリス館ある日ミキトが家に帰ると、薄緑の服を着た女の人がいました。でも、その人は、なぜかお母さんには見えていないみたい。それからというもの、雨の日や雨の降りそうな時、ミキトの周りでは不思議なことがたくさん起こります。でも、それはミキトにしか見えていない、本当に本当に不思議な出来事。
植田真 絵
2013年(平成25年)5月1日号
書名著者名出版社名コメント
天地明察冲方丁 著角川書店江戸時代、囲碁の名手・安井算哲、またの名を渋川春海が生涯をかけ改暦に挑む物語。碁打ちの職を持ちながらも、和算・天文への興味を最後まで貫き通した彼の生き方に心を打たれます。何度挫折しても挑戦し続ける精神は、現代にも通じるものがあるでしょう。
ワニぼうのこいのぼり内田麟太郎 文文渓堂ワニぼうのためにお父さんはこいのぼりを買ってきました。風にゆらゆらと気持ちよさそうなこいのぼりがうらやましくなったお父さんも「ワニのぼり」になってみました。それを見たワニぼうも一緒にワニのぼりになりました。
こどもの日にぴったりのゆかいなお話です。
高畠純 絵
2013年(平成25年)4月1日号
書名著者名出版社名コメント
快楽としてのミステリー丸谷才一 著筑摩書房昨年亡くなった芥川賞作家で、優れた評論家でもある丸谷才一氏。丸谷氏がこよなく愛した探偵小説が、独自の鋭い感覚で紹介されています。海外ものではポー、ドイル、クリスティ、チャンドラーなど、国内では松本清張から大沢在昌までと幅広く、他のミステリーも読みたくなってきます。読書の楽しみを広げてくれる一冊です。
みてよぴかぴかランドセルあまんきみこ 文福音館書店赤いランドセルを買ってもらったかこちゃんは、きつねのこ、うさぎのこに見せました。二人とも「いいなあ」と言うので、かこちゃんはランドセルを背負わせてあげました。そこへ、ねずみのこがやってきて……。ランドセルを背負って、わくわくどきどきの子どもたちに読んであげたい絵本です。
西巻茅子 絵

平成24年度

2013年(平成25年)3月15日号
書名著者名出版社名コメント
世界のタワー

パイ・インターナショナル

海外で使われるタワーの定義は、超高層ビルをも含めたもので、必ずしも電波塔や展望塔を意味しません。世界にはスカイツリーより高いタワーやデザイン性の優れたタワー、何千年もの歴史を眺めてきたタワーもあり、それらの国内17塔、海外87塔を収めた写真集です。空高くそびえ立つタワーは、いつの時代も人々の心を掴んで離すことはありません。

1年生からひとりでお弁当を作ろう

坂本廣子 著
竹下和男 監修

共同通信社

包丁や火の使い方などの基礎知識から、揚げ物や卵を使ったおかずの作り方まで、写真を使って丁寧に説明されています。焼き豚やかき揚げなど、ちょっと難しそうな料理も紹介されていますが、ひとりでお弁当を完成することができたら、とても楽しいと思う一冊です。あなたも料理にチャレンジしてみませんか。

2013年(平成25年)3月1日号
書名著者名出版社名コメント
摘み菜がごちそう

平谷けいこ 著
京谷寛 写真

山と渓谷社

なずなのピザやイタドリの煮物、ツユクサで作ったナムルに、ひすい色のわらびもち…ただの雑草かと思っていた四季折々の野草が食卓を彩る一品に早変わり。道端に咲く何気ない草にも目が留まります。陽射しが明るくなって春めいてくるこれからの季節にお薦めの本です。

みにくいおひめさま

フィリス・マッギンリー 作
まさきるりこ 訳

瑞雲社

昔ある国に、何不自由無く幸せに暮らす一人っ子のお姫様がいました。しかし、ただひとつ足りないものがありました。それを満たすため、お姫様は、5人の娘がいる小さな家に預けられます。慣れない生活に泣いていたお姫様でしたが…お姫様の変わっていく様子に心が温まる一冊です。

2013年(平成25年)2月15日号
書名著者名出版社名コメント
自殺者三万人を救え!

望月昭 他著

NHK出版

日本の年間自殺者数は3万人以上。これは交通事故の約6倍で1日90人が亡くなる計算です。
これほど身近な問題である自殺は、その多くが解決可能な社会的要因によって起こるものです。「死にたい」には理由があります。この本はそんな自殺の現状についてさまざまな方向から考えた一冊です。あなたのちょっとした寄り添いが誰かの救いになるかもしれません。

3万冊の本を救った
アリーヤさんの大作戦

マーク・アラン・スタマティー 作
徳永里砂 訳

国書刊行会

実在の人、イラクの図書館司書アリーヤさんが、本当に行った伝説的な活躍について書かれた本です。
皆の思い描くスーパーヒーローとはちょっと違うけれど、アリーヤさんは空を飛べなくても、3万冊もの本を戦争による危険から助け出しました。一体、どんなお話だったのでしょうか。

2013年(平成25年)2月1日号
書名著者名出版社名コメント
日本の動物法

青木人志 著

東京大学出版会

日本の法律では、他人のペットを殺傷すると「器物損壊罪」が適用されます。この言い方に違和感を抱く人は多いはずです。なぜ、そう規定されているのかご存じですか。法律は堅苦しいイメージもありますが、知ってみると意外と分かりやすいものです。あなたの周りにいる動物に関する法律について、ちょっとのぞいてみませんか。

ピトゥスの動物園

サバスティア・スリバス 著
宇野和美 訳
スギヤマカナヨ 絵

あすなろ書房

大切な友達、ピトゥスのために動物園を作ろうと、スペインのバルセロナで5人の男の子たちが立ち上がりました。大変な病気を治すために、たくさんのお金が必要なピトゥス。やがて5人の計画は、町の子どもたちやたくさんの大人を巻き込んで、町を挙げての一大イベントに。

2013年(平成25年)1月15日号
書名著者名出版社名コメント
本棚の本

アレックス・ジョンソン 編著

グラフィック社

図書館や書店、本好きの人にとって必要不可欠な本棚を紹介した本です。本を綺麗に整頓するだけではなく、インテリアとしても活躍してくれます。
本棚のデザインはどこまで斬新にできるのでしょうか。世界の優れたデザインの本棚を集めた一冊です。

まいごのワンちゃん
あずかってます

アダム・ストーワー 作
ふしみみさを 訳

小学館

ある気持ちのいい朝、リリーは庭にとびきり素敵なものを見つけました。大きくて、茶色くて、もこもこしたもの。それは、ずいぶんと大きな迷子の「ワンちゃん」でした。犬が欲しかったリリーは大喜びで一緒に遊び、家の中に連れて行きますが…。

2013年(平成25年)1月1日号
書名著者名出版社名コメント
毒蛇/続 毒蛇

小林照幸 著

TBSブリタニカ

沖縄や奄美大島に生息し、世界でも有数の強い毒を持つハブ。現在でも、咬(か)まれる人は年間100人を超え、適切な治療を行わないと命にかかわる場合もある恐ろしい蛇です。
ハブ咬症(こうしょう)の治療に必要な血清や予防接種ワクチンの開発に尽力した沢井芳男教授の姿を描いた迫真のノンフィクションです。

へびのしっぽ

二宮由紀子 作
荒井良二 絵

草土文化

へびのしっぽはいつだって一番後ろ。頭と違って誰もしっぽのことなんて気に掛けてくれません。そこで出会った人たちに「ともだちになってください」と声を掛けるのですが、その度に引きずられていってしまうので、うまくお話ができません。そこでへびのしっぽが考えたことは…。

2012年(平成24年)12月15日号
書名著者名出版社名コメント
快楽としての読書
海外篇

丸谷才一 著

筑摩書房

1964~2001年に書かれた書評の中から「海外篇」として116篇を収録。どれもこれも読みたくなる世界文学の傑作ぞろい。同時に各作品のエッセンスも知ることができる刺激的かつ魅惑の読書案内で、知性とユーモアにあふれた文章は、これからも私たちを読書の喜びへと誘います。また、「日本篇」もあります。

もりはおおさわぎ

ビーゲン・セン 作
中井亜佐子 絵

絵本塾出版

ママと妹のマミちゃんと森に出かけたコウタくん。ママが「マミちゃんをみていてね」と友だちの家に行ってしまうと、マミちゃんが大声で泣き出したから、さあ大変。駆け付けた動物たちもマミちゃんをあやします。マミちゃんを笑顔にできたでしょうか。

2012年(平成24年)12月1日号
書名著者名出版社名コメント
名作英文学を読み直す

山本史郎 著

講談社

「赤毛のアン」は少女小説、「ロビンソン・クルーソー」は冒険小説と思い込んでいませんか。意外な意味がたくさん隠されている名作英文学の奥深さ。日本の読者に作家の意図をどう伝えるか、翻訳の難しさも興味深く解き明かします。豊穣な英文学の世界へ案内する一冊です。

児童文学キッチン
お菓子と味わう、おいしいブックガイド

小林深雪 文
福田里香 料理

講談社

「クマのプーさん」のバースデーケーキ、「若草物語」のジョーが失敗したいちごのデザート、「長くつ下のピッピ」のハート型クッキー…。児童文学の名作に登場する素敵なお菓子が、作品の紹介、お菓子のレシピと一緒に掲載されています。

2012年(平成24年)11月15日号
書名著者名出版社名コメント
立体折り紙アート
京都・奈良の旅

茶谷正洋・中沢圭子 著

JTBパブリッシング

京都・奈良の神社・仏閣などの観光名所の建築物や仏像などを1枚のケント紙を切り、折ることで作る立体折り紙アート30点の型図と簡単な名所案内が紹介されています。
宇治からは平等院・宇治上神社が紹介されています。インテリアやメッセージカードとして楽しみながら作ってみませんか。

日本はじめて図鑑
身近な「もの」のはじまりがわかる

田中裕二 監修

ポプラ社

皆さんが大好きなチョコレートやスパゲティ、学校で使っている鉛筆やリコーダーなど、身近なものが日本でいつ、どうやって誕生したのか、7つのテーマに分けて紹介されています。当時の資料や写真、イラストがたくさん使われていて、読んでいるとタイムスリップした気分になる一冊です。

2012年(平成24年)11月1日号
書名著者名出版社名コメント
しょうゆの不思議

日本醤油協会

日本醤油協会

日本の食卓に欠かせない調味料、しょうゆ。煮物・吸物・焼き物・蒸し物・和え物などの料理やたれ・ドレッシングなどのベースまたは直接料理につけたりかけたり、さまざまな方法で使用されています。
この本では、しょうゆの種類から歴史・栄養・健康にまつわることや豆知識などを96のQ&Aを通して知ることができます。

食育なるほどサイエンス
野菜ふしぎ図鑑 1・2

稲垣栄洋 著

健学社

「タマネギを切るとどうして涙が出るの」「スイカのシマシマ模様は何のため」など、野菜の身近な疑問について写真とイラストで分かりやすく解説されています。野菜クイズやおいしく食べる方法なども書いてあり、野菜の意外とすごいパワーについてたくさん紹介されています。

2012年(平成24年)10月15日号
書名著者名出版社名コメント
エアコンのいらない家

山田浩幸 著

エクスナレッジ

エアコンを使わない暮らし、エアコン要らずの住まいとは…。それは理想としてはあったと思いますが、東日本大震災以降、現実に切実に求めるところとなりました。夏は効率的に日差しを遮り、風を呼び込み、湿気を逃がす、エアコンが暮らしに登場する前の日本の住まいは、風土に根ざした知恵があふれていました。これからの住まい方にヒントをくれる一冊です。

リックとさまよえる幽霊たち

エヴァ・イボットソン 作
三辺律子 訳

偕成社

古いお城に住む幽霊一家は、幽霊らしくないかわいい男の子ハンフリーのことが気がかりながら、楽しく幸せに暮らしていました。しかしある日、お城がリゾート施設になることに。お城を追われた幽霊たちは、新しいすみかを求め旅に出ます。そんな幽霊たちに出会った少年リック。リックは幽霊の聖域を作るため、幽霊たちとともにイギリス首相に会いにロンドンへ旅立ちますが…。

2012年(平成24年)10月1日号
書名著者名出版社名コメント
花森安治の仕事

酒井寛 著

暮しの手帖社

今なお、不動の人気を誇る雑誌、「暮らしの手帖」の初代編集者が花森安治さんです。戦時中を経て、華美で無くても、衣食住を楽しく豊かにしたいと願う女性たちに、広く受け入れられました。戦中から戦後への花森氏自身の転換を通して、平和を愛する信念に貫かれた姿を伝える一冊です。雑誌の人気の謎が分かります。

竜退治の騎士になる方法岡田淳 作・絵

偕成社

放課後の教室に忘れ物を取りに行った優樹と僕。夜の教室にこっそり忍び込んだ僕らの前に現れたのは、なんと竜退治の騎士だった。やりたいことがいっぱいある僕と、やりたいことが何も見つからない優樹の目の前で、騎士は見えない竜と戦い出した。竜とは、騎士とは、そして僕らの運命は…。

2012年(平成24年)9月15日号
書名著者名出版社名コメント
いますぐ使える家庭菜園・農園道具の便利帳

原由紀子 著
原達昭 監修

大泉書店

家庭菜園をする人が増えていますが、この本は、家庭菜園・農園道具の選び方、基本的な使い方、具体的な作業を連続写真で分かりやすく解説しています。
「植える」「育てる」「道具を使う」とそれぞれのパートに分かれての説明があり、初心者向きの入門書として最適です。

いのちつぐ「みとりびと」全4巻國森康弘 写真・文

農山漁村文化協会

生きている限り必ず訪れる「死」。家族や周りの人たちを看取るということは、次の世代の人が生き抜く力や愛情を受け継ぐ命のバトンリレーなのです。
このシリーズは、実際の看取りの現場を臨場感あふれる写真で描いています。生と死という非常に重いテーマに、正面から真剣に取り組んだシリーズです。

2012年(平成24年)9月1日号
書名著者名出版社名コメント
名碗を観る

林屋晴三、小堀宗実、千宗屋 著

世界文化社

茶道具として使われる茶碗には、名だたる茶人の手を経て不動の地位を得た名碗から、千利休以来の侘び数寄(わびすき)の美意識にかなったものまでさまざまです。姿・土・手取りの重さなどの観点から名碗たらしめる理由や茶道具としての背景を探りながら、名碗の本質に迫る一冊です。

うずらのボブのぼうけんソーントン・バージェス 作
塩谷太郎 訳

金の星社

口笛の名人のうずらのボブは、奥さんと一緒に牧場からみどりがはらに引っ越して巣を作ることにします。でもみどりがはらには、ボブや家族たちを狙うキツネやコヨーテなどの危険がいっぱい。ボブは、あの手この手で奥さんと15羽のひなたちを守っていきます。

2012年(平成24年)8月15日号
書名著者名出版社名コメント
動物が幸せを感じるとき

テンプル・グランディン、キャサリン・ジョンソン 著
中尾ゆかり 訳

NHK出版

この本は「動物の通訳者」と呼ばれる著者が、動物行動学の観点から動物の幸せについて考えた一冊です。動物たちも人間が気づかないところでいろいろ考えています。この行動にはこんな訳があったのか。そんなことを考えながら、身近な動物を観察してみませんか。

ゆめのスカイツリー谷川俊太郎 文
accototo 絵

金の星社

逆立ちしたスカイツリー、夜になって寝ちゃったスカイツリー、スカイツリーを建てるありんこ、太平洋で立ち泳ぎするスカイツリー…。夢の中のさまざまなスカイツリーの様子が描かれています。読み手の想像の世界を広げ、読み進めていくことが楽しくなる絵本です。

2012年(平成24年)8月1日号
書名著者名出版社名コメント
うつの世界にさよならする100冊の本

寺田真理子 著

ソフトバンククリエイティブ

「うつ」というと重大な心の病気のイメージがありますが、苦しい事、理不尽な事で心が弱った状態は、多少は誰にでもあります。そんな時、ひと休みしてこの本を手にしてください。自身もうつであった著者が、ちょっとした提案や考え方を添えて100冊の本を紹介しています。

少年弁護士セオの事件簿 1ジョン・グリシャム 作
石崎洋司 訳

岩崎書店

両親がともに弁護士である少年を主人公にしたシリーズです。全4巻で完結予定で、現在2巻まで出版されています。ジュニア向けの法廷ミステリーですが、アメリカの裁判制度についても分かりやすく書かれていて、法廷の手引書としても面白い本です。

2012年(平成24年)7月15日号
書名著者名出版社名コメント
白の時間
~名馬オグリキャップ 引退後二十年の日々~

内藤律子 写真

学研教育出版

2010年に急逝した、日本競馬史上最大のアイドル、ホース・オグリキャップ。
引退レースとなった有馬記念から始まり、北海道へ渡ってからの種牡馬を引退し、本当の余生を迎えてから死の直前までの姿を貴重な写真でつづった、一周忌追悼写真集です。

身近な木の実・植物の種
図鑑&採集ガイド
多田多恵子 著

実業之日本社

サルスベリ、クチナシなど街中や自然の中で見られる木の実と植物の種について皆さんはどれくらい知っていますか。種は、風に飛ばされ、水に流され、動物に運ばれ、そして芽を出すものがあるそうです。木の実や植物の種について知識がたくさん得られる一冊です。

2012年(平成24年)7月1日号
書名著者名出版社名コメント
屋久島発
うみがめのなみだ~その生態と環境

大牟田一美・熊澤英俊 著

海洋工学研究所出版部

NPO法人屋久島うみがめ館代表の大牟田さんが、屋久島のウミガメのことや、ウミガメを取り巻く環境を知ってもらい、何か行動を起こすために役立ててもらえばと思い発信された一冊です。ぜひ一度手にしてみてください。

ナショナルジオグラフィック
世界の国 イギリス
レイチェル・ビーン 著

ほるぷ出版

ロンドンオリンピックの開催国であるイギリスの産業や文化、歴史について、写真付きでわかりやすく書かれた一冊です。例えば、ロンドンには世界最大の観覧車「ロンドン・アイ」があるなど、イギリスを知る入門書としてお薦めです。

2012年(平成24年)6月15日号
書名著者名出版社名コメント
京都洋館ウォッチング

井上章一 著

新潮社

京都に生まれ育ち、現在も居を構える建築史家が鋭く、ときにイケズな視点で近現代建築50件余りを解説、案内します。築年順に建物を眺めれば、京都の近代化へ進むデザインの潮流を体感できることでしょう。見慣れた風景になっていた京都の街並みに、新たな魅力を発見しに出かけてみませんか。

おひさまやのおへんじシール茂市久美子 作
よしざわけいこ 絵

講談社

ある日、おばあさんは野原の畔で「おひさまや」という小さなお店を見つけました。ドアを開けると店番をしていたのは、なんと、うさぎさん。うさぎさんはおばあさんに、たんぽぽの形をした「おへんじシール」を薦めてくれます。おうちに帰ったおばあさんが、シールを貼ったはさみに「はさみさん」と声をかけると…。

2012年(平成24年)6月1日号
書名著者名出版社名コメント

子どもの気持ちが
わからないときに読む本

杉山由美子 著

岩崎書店

子どもの心にも大人の心にも染み入る絵本や子育てに関する本を、自身も悩める母でジャーナリストの著者が紹介します。大変な一日だったとしても、一冊でも子どもに絵本を読んであげられたら、愛していることが伝わるはず。今日も親子でがんばった、という気持ちになりませんか。

イルカの子ディロのぼうけんホラス・ドブス 作
へんみさかえ 訳
てらかどたかゆき 絵

学研

ディロは知りたがり屋のイルカの男の子。小さなディロにとって世界は不思議なことばかりです。「なぜ」、「なんで」、知ることはドキドキしたり、楽しくなったり、嬉しくなったり、悲しくなったり…。あなたもディロと一緒に、いろいろなことを知る旅に出ませんか。

2012年(平成24年)5月15日号
書名著者名出版社名コメント
小笠原を歩こう

小笠原恵介 著

角川書店

東京から南へ1000キロメートルのところに位置する小笠原諸島。そこは「東洋のガラパゴス」と呼ばれる亜熱帯の楽園が広がっており、昨年、世界自然遺産に登録されました。本書は旅行ガイドブックですが、南国の写真集として、見たことのない美しい動植物の数々を楽しめます。

カモのきょうだい
クリとゴマ
なかがわちひろ 作・絵
中村玄 写真

アリス館

6月の大雨の日に田んぼのあぜ道で拾ったカルガモの卵からかえったのは、甘えんぼうのクリと食いしんぼうのゴマでした。2羽の成長の記録と自然に返すまでをイラストと写真で綴ったノンフィクションです。

2012年(平成24年)5月1日号
書名著者名出版社名コメント

藤原道長「御堂関白記」
上・中・下

藤原道長 著
倉本一宏 訳

講談社

一条天皇時代に栄華を極めた藤原道長。本書は、摂関政治の日々の出来事をわかりやすい現代語訳にされたものです。平等院が別業宇治殿として使用されていたこと、また、清少納言・紫式部との関係など、平安貴族の暮らしがリアルにわかり、道長の性格も伝わってきます。

黄金の騎士
フィン・マックール

ローズマリー・サトクリフ 作
金原瑞人・久慈美貴 訳

ほるぷ出版

エリンと呼ばれていた時代のアイルランドは、5つの王国に分かれていました。各国の騎士団を統括するフィアンナ騎士団の団長フィン・マックールは、各国の争いを治め、外敵の侵略からエリンを守るために戦います。ケルト神話の代表的な英雄物語です。

2012年(平成24年)4月15日号
書名著者名出版社名コメント

永遠(とわ)をさがしに

原田マハ 著

河出書房新社

世界的に有名な指揮者の父と2人で暮らす16歳の和音。父が海外に赴任となり、ひとり日本に残った彼女のもとに、型破りの「新しい母」が突然現れて・・・。母と娘の愛情、友情、初恋。そして家族の再生物語です。伸びやかで心に響くチェロの音色を聞きたくなる一冊です。

ちいさな鳥の
地球たび

藤原幸一 写真・文

岩崎書店

キョクアジサシのキーアは、北極と南極の往復3万5千キロという最も長い距離を飛ぶ渡り鳥です。旅の途中で、アザラシやブラックベア、ザトウクジラなど、いろいろな動物たちと出会います。そして環境が破壊されていくのを見て・・・。壮大な自然を綴った写真絵本です。

2012年(平成24年)4月1日号
書名著者名出版社名コメント

世界の夢の本屋さん

エクスナレッジ

さまざまな知恵や知識と巡り合う場である本屋さんは、人生をより豊かなものにする機会を提供してくれます。「本を愛する人が幸せになれる場所」である世界の名書店がすばらしい写真、店の歴史、お客さんとのエピソード等とともに紹介されており、本好きの人には夢のような一冊です。

おさんぽ ぽいぽい

角野栄子 文
井上洋介 絵

福音館書店

イッポくんはお父さんとお母さんと森に散歩に行きました。木はあいさつをすると、体を揺すって返事をしてくれました。3人は森の中で木に変身しました。すると、小鳥やせみ、うさぎ、くまなどたくさんの動物が遊びに来てくれて・・・。

平成23年度

2012年(平成24年)3月15日号
書名著者名出版社名コメント

手紙の作法

亀井ゆかり 著

かんき出版

あなたが手紙を最後に書いたのはいつでしょうか。メールで気軽に連絡がとれる今、手紙を書く機会は減ってきています。いざ書こうとしても、何を書いていいのか分からない人も多いのではないでしょうか。そういう人でも、相手の顔を思い浮かべながら心を伝える手紙を書きたくなる1冊です。

ココロ屋

梨屋アリエ 作
菅野由貴子 絵

文研出版

友達とけんかをしたひろきくんは、先生に「ココロを入れ替えなさい」と怒られ、教室から逃げ出します。そこで見つけたのが、ココロを取り替えてくれる不思議なお店「ココロ屋」でした。自分のココロと優しいココロを入れ替えたひろきくんは・・・・・・。

2012年(平成24年)3月1日号
書名著者名出版社名コメント

犬を殺すのは
誰か

太田匡彦 著

朝日新聞出版

あなたは、自分が住んでいる自治体で、年間どれくらいの数の犬が「処分」されているかご存知ですか。病気などのやむをえない事情はほんの一部で、ほとんどが、持ち込んだ人間の勝手な都合で命を絶たれています。犬を飼っている人もそうでない人も、犬を取り巻く現実について考えてみませんか。

かこちゃんの
おひなさま

高橋昭 作
長野ヒデ子 絵

ポプラ社

お友達のみなこちゃんのおひなさまがうらやましいかこちゃん。おばあちゃんのくれた大好きだった花巻人形のおひなさまもつまらなく思えてしまいます。そこで、お姉ちゃんのアイデアで、家族みんなが身近な材料でおひなさまを作ることになりました。さて、どんなおひなさまができるのかな。

2012年(平成24年)2月15日号
書名著者名出版社名コメント

有機・無農薬
家庭菜園 
ご当地ふるさと
野菜の育て方

金子美登・野口勲 監修

成美堂出版

普段何げなく食べている野菜は、日本の各地で作り続けられ、料理や食べ方も含め、代々受け継がれています。この本は、ご当地の野菜の紹介はもちろん、土作りや農薬に頼らない病害虫対策等を事細かに掲載した解説書です。
一度、参考にしてみてはいかがですか。

ぼくはアニマルトレーナー

宮沢厚 著

ポプラ社

テレビでおなじみのチンパンジーのパンくんとの毎日について、アニマルトレーナーの宮沢さんが教えてくれます。ブルドッグのジェームズのよだれをふいてあげるなどパンくんの優しくて几帳面な様子や、竹馬やスケボーを自然に覚えたこと、舞台で失敗して「ギャーッ」と泣いて謝ることなど盛りだくさん。パンくんの行動にはとても驚かされますよ。

2012年(平成24年)2月1日号
書名著者名出版社名コメント

水族館!
海の人気ものに会いに行こう

中村庸夫・中村武弘 著

アスペクト

海洋生物写真で名高い中村庸夫さんと中村武弘さんの共著で、水族館の中でも人気の高い海の生き物の魅力やその生態が写真で紹介されています。知っていればより水族館が楽しくなる知識も書かれており、水族館に行ってみたくなる一冊です。

ぶたにく

大西暢夫 写真・文

幻冬舎エデュケーション

鹿児島市郊外にあるゆうかり学園で行われている豚の飼育から食肉加工までの過程を紹介しています。子豚が生まれる様子や、出荷される様子などが写真で伝わってきます。食卓にあふれる豚肉を残さず食べることが、豚たちへの供養になるというメッセージが込められています。

2012年(平成24年)1月15日号
書名著者名出版社名コメント

とっておき名短編

北村薫 編
宮部みゆき 編

筑摩書房

北村薫と宮部みゆきが、「とっておき」という短編とは。川上弘美、戸板康二、松本清張・・・。11人の作家の文体、作風に一冊の中で出会えるのも短編集の魅力です。巻末の編者2人による対談も、小説の理解を助けてくれます。何かと忙しい年の初め、時間を見つけて短編を読んでみませんか。

そのこ

谷川俊太郎 詩
塚本やすし 絵

晶文社

世界には学校に通うこともできずに、過酷な労働に従事している子どもがたくさんいるという現実があります。働く子どもについて、その子どもの未来について思いを馳せる、大人にも読んでほしい絵本です。

2012年(平成24年)1月1日号
書名著者名出版社名コメント

竜とわれらの時代

川端裕人 著                         

徳間書店

竜神伝説の残る手取郡の山中で高校生3人が発見したのは、巨大な竜脚類の歯の化石だった。彼らは、発見したものを秘密にする。数年後アメリカの大学院生となった主人公の大地は、発掘のために故郷へと戻るが・・・。恐竜の発掘に関わる人たちの思惑が複雑に絡み合う読みごたえのあるミステリーです。

今江祥智 文
田島征三 絵

BL出版

大きな体で雲を呼び、風を起こし、天を駆けることもできるのに、龍の子の三太郎はほんとに気が弱くて、沼の底でじいっと息をころしているのでした。ところがある晩、息をしに顔を出したところを釣り人に見つかってしまったからさあ大変。力強いタッチの絵とユーモラスなお話の絵本です。

2011年(平成23年)12月15日号
書名著者名出版社名コメント

復興の精神

養老孟司ほか 著

新潮社

東日本大震災から9か月が過ぎました。震災・原発の状況・記録などを収めたさまざまな資料が出版される今、とりわけ私たちが今後どのように考え、行動すべきかを静かに語る本を紹介します。本書は9人の著名人が個々に震災との向き合い方を優しくも厳しい言葉で執筆しており、心に染みる構成になっています。

あかいぼうしのゆうびんやさん

ルース・エインズワース 作
こうもとさちこ 訳・絵

福音館書店

庭にいる動物たちは、手紙を書きたくなりました。ポストがわりの石の下に手紙を入れるので、自分で見に行かなくてはなりません。石の下をのぞくのを忘れたら手紙はぼろぼろになって読めなくなってしまいます。そこで動物たちは・・・。大切な手紙は届くのでしょうか。

2011年(平成23年)12月1日号
書名著者名出版社名コメント
ぼくの宝物絵本

穂村弘 著

白泉社

この本は、さまざまな絵本の醍醐味をシュールかつ芸術的な書評で紹介するとともに、大人でも絵本を存分に楽しめることを教えてくれます。
図書館の本棚の「019」という、いろいろな視点・ニーズから捉えた読書案内の本が並んでいるコーナーに置いています。

くぎのスープ

菱木晃子 文
スズキコージ 絵

フェリシモ出版

「このくぎ1ぽんで、うまいスープをつくれるんだ」男は、鍋に水と釘だけを入れると、かまどの火にかけました。けちんぼうのおばあさんは、スープの作り方を、知りたくてたまりません。さて、どんなスープができるのでしょうか。スウェーデンの民話です。

2011年(平成23年)11月15日号
書名著者名出版社名コメント
不機嫌な恋人

田辺聖子 著

講談社

才色兼備の宮廷女房・小侍従とプレイボーイの貴公子・二条の少将が繰り広げる華麗なる王朝絵巻です。舞台は平安の京でも、男女の恋のかけひきや、胸のときめきは、今も昔も変わらぬもの。時代を超えて共感できる、秋の夜長にぴったりのしみじみとした恋愛小説です。

モナ・リザをぬすんだのはだれ?

ルーシー・ナップ 文
ジル・マックエルマリー 絵
結城昌子 訳

岩波書店

パリのルーブル美術館に所蔵されている世界一有名な絵画であるレオナルド・ダ・ヴィンチのモナ・リザ。この絵本では、その生い立ちから、1911年の盗難事件を経て、無事美術館に帰ってくるまでを、モナ・リザの絵自身が語ったお話になっています。

2011年(平成23年)11月1日号
書名著者名出版社名コメント
一枚の絵から

高畑勲 著

岩波書店

今や世界中で大人気のジブリアニメ。
そのスタジオジブリの映画監督の著者が出会った、とびきりの30余の絵について、想いのたけを語り紹介した1冊です。図版を観ながら、1枚の絵から広がる豊かな世界に誘ってくれるこの本は、「日本編」と「外国編」があります。

うちのパパってかっこいい

アンソニー・ブラウン 作
久山太市 訳

評論社

パジャマにガウン姿のちょっととぼけた顔のパパ。ゴリラぐらい強く、踊りもうまく、何でもできるかっこいいパパ。七変化するパパの絵と歯切れのいい翻訳文がとてもよく合った楽しい絵本です。

2011年(平成23年)10月15日号
書名著者名出版社名コメント
斉藤さんがゆく

祐天寺与太郎 著

小学館

子どもたちが困っていると、斉藤さんが現れて助けてくれます。斉藤さんの刀はビーチパラソルやこんにゃく、松の木に変身して大活躍です。そんな中、ある春の日に斉藤さんがいなくなりました。子どもたちは必死に捜します。ユーモラスな斉藤さんと子どもたちのほのぼのとしたお話です。

画家名で探す日本で見られる西洋名画

小学館「週刊西洋絵画の巨匠」編集部 編著

小学館

ゴッホやピカソなどよく知られた西洋絵画の巨匠35人の作品のうち、日本国内の美術館が収蔵している作品の一部を紹介した一冊です。巻末には作品に添えられた解説文を理解するための用語解説もあり、美術鑑賞をより楽しめるようになっています。

2011年(平成23年)10月1日号
書名著者名出版社名コメント
エーミールと探偵たち

エーリヒ・ケストナー 作
池田香代子 訳

岩波書店

少年エーミールは、おばあちゃんの住むベルリンへ行く途中の列車で、お母さんからもらった大事なお金を盗まれました。犯人は列車で一緒だった、山高帽をかぶった男に違いないと、男の後を追います。ベルリンの街で出会った仲間たちと作戦を練って犯人を捕まえるエーミール探偵の勇敢な姿が伝わってきます。

こどもがまいにちつかうもの

石川ゆみ 著

筑摩書房

グレーのポケットがついたキャンバス地のレッスンバッグ、リネンのスリッパ、ネコのぬいぐるみ。毛糸のマフラーなど・・・。男の子も女の子も持てるバッグや小物の作り方が紹介されています。小さなおしゃれさんに似合うものが詰まった一冊です。

2011年(平成23年)9月15日号
書名著者名出版社名コメント

働く犬大全

イカロス出版

東日本大震災で諸外国の救助隊が連れてきたのは、災害救助犬でした。警察犬や警備犬、麻薬探知犬、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)などで知られた職種の犬が、人のために働く犬として活躍している姿を紹介した本です。特徴的な能力を発揮している姿に、新たな感動を発見できる一冊です。

カンガルーには、なぜふくろがあるのか

ジェームズ・ヴァンス・マーシャル 再話
フランシス・ファイアブレイス 絵
百々佑利子 訳

岩波書店

オーストラリアの先住民が語り継いできた物語十話が納められた絵本です。カンガルーやカモノハシ、ワラターという花など、動植物をモチーフにした古いお話は、どれも、人間の驕りを戒め、自然を慈しむ共感の心に満ちています。

2011年(平成23年)9月1日号
書名著者名出版社名コメント

きな子日和

丸亀警察犬訓練所 監修

双葉社

警察犬試験6年連続不合格、ズッコケ見習い警察犬きな子と担当見習い訓練士川西智紗さんが、日々の訓練で積み重ねてきた力を発揮できるよう、人と犬の信頼関係を築きあげた6年間がつづられています。涙あり、笑いありのノンフィクションフォトブックです。

クマのプーさん全集-おはなしと詩-

A・A・ミルン 文
E・H・シェパード 絵
石井桃子他 訳

岩波書店

ディズニーキャラクターで有名なクマのプーさんですが、原作を集めたこの本には、ユーモアと茶目っ気あふれた楽しい話と詩がいっぱいです。素朴で愛らしい絵も魅力的な一冊です。

2011年(平成23年)8月15日号
書名著者名出版社名コメント

組長をカタギに変えた犬

玉那覇葉音 著

角川学芸出版

危ない人という世間の認識の下生きてきた元やくざの組長が、闘犬のイメージが強く、危険というレッテルを張られた「アメリカンピットブルテリア」という犬と出会い、変わっていきます。人の印象は見た目や肩書きに左右されますが、それを変えていくのは、その人自身です。人との関わりや、命について考えることができる一冊です。

海をわたったヒロシマの人形

指田和 文
牧野鈴子 絵

文研出版

広島平和記念資料館に展示された小さな人形。人形の持ち主だったナンシーさんに会うために、作者はアメリカ・テキサス州の家を訪ねます。彼女と人形はどんな時間を過ごしたのでしょう。平和を築くために必要なことは何かと考えさせられ、「広島」を忘れない、そんな強いメッセージを感じる絵本です。

2011年(平成23年)8月1日号
書名著者名出版社名コメント

戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法

平和をつくる17人 著
田中優・小林一朗・川崎哲 編

合同出版

平和のために何かをしたいと思っていても、何をすれば良いか分からない人も多いのではないでしょうか。本書では、「戦争をとめる方法」ではなく、「戦争をしなくてすむ世界をつくる方法」について挙げています。あなたもすぐにできる非戦運動を考えてみませんか。

この世界いっぱい

リズ・ガートン・スキャンロン 文
マーラ・フレイジー 絵
長田弘 訳

ブロンズ新社

家族で過ごす夏。青い海。畑の収穫物、大地に育つものたち。嵐や冬の寒さ、自然の中で繰り返される私たちの生活。この美しい世界が永遠に続くようにと願わずにはいられません。愛と信頼のメッセージを込めた絵本です。

2011年(平成23年)7月15日号
書名著者名出版社名コメント

フランス革命の肖像

佐藤 賢一 著

集英社

フランス革命を生きた人々は、有名無名にかかわらず、ドラマチックな人生だったにちがいない。ルイ16世からロベスピエール、ナポレオンまで、肖像画の中の表情には、そのときの革命の心理が映し出されているとはいえないか。西洋歴史小説で知られる作者が、総勢80人の肖像画でフランス革命史30年をたどります。

日本各地食べもの地図 西日本編

帝国書院編集部 著

帝国書院

三重県から沖縄県まで西日本の郷土料理や伝統野菜、行事食、特産物を各府県の地図の該当地域に文字とイラストで、代表的なものは欄外に写真と文章で紹介しています。また、地元の素材を使った給食なども紹介しています。きっと今までに見たことも食べたこともない料理があると思います。学習や旅行の下調べなどに役立つ1冊です。

2011年(平成23年)7月1日号
書名著者名出版社名コメント

16歳の教科書

7人の特別講義プロジェクト&モーニング編集部 編著

講談社苦手な教科を勉強しているとき、将来何の役に立つのだろうと、一度は思ったことがありませんか。本書では、各分野で活躍するスペシャリストが、今まさに悩んでいる人、また悩みを封印したまま社会に出た人に、勉強の意味を説いてくれます。
魔法!魔法!魔法!

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 作

徳間書店

日本では、「ハウルの動く城」の原作者として知られている、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの短編集です。18の作品の中には、ファンタジーあり、SFあり、作者の9歳の頃を描いたエッセイありとさまざまなジャンルの作品が詰まっており、読み応えのある1冊です。

2011年(平成23年)6月15日号
書名著者名出版社名コメント

山へいくつもりじゃなかった

落合恵 著

サンクチュアリ出版山にまったく興味のなかった著者が、森林の魅力にどんどん惹かれて書いた登山案内。登山が教えてくれる、他では体感できない満たされた気持ちを味わってみませんか。
ノースウッズの
森で

大竹英洋 文・写真

福音館書店

北アメリカ大陸の北にノースウッズと呼ばれる森と湖が広がっています。樹齢300年を超えるヌマヒノキや、ライチョウ、湖に映るオーロラなどの壮大な自然の様子を、1年を通して写真とともに紹介しています。

2011年(平成23年)6月1日号
書名著者名出版社名コメント

蓮 ハスを楽しむ

北村文雄 監修

ネット武蔵野梅雨明けごろから開花の見ごろを迎える蓮。日本では、350種類以上の蓮を見ることができると言われます。蓮は泥水の中から美しい花を咲かせるので、その高潔さが人間の理想の姿に例えられることもあります。宇治界隈の観蓮スポットへ足を向けて見ませんか。
どっこい生きてる、ゴミの中

伊藤勝敏 写真・文

保育社

空き缶に暮らすミジンベニハゼやタイヤに卵を産みつけたヤリイカなど、海底に沈んだゴミの中でも、海の魚たちはたくましく生きています。
もちろん、汚された海の中では、奇形魚が生まれたり、サンゴが死んだりします。そんな海の生き物の実態をメッセージとして写真で伝えている1冊です。

2011年(平成23年)5月15日号
書名著者名出版社名コメント

火災と消火の科学

中井多喜雄 著                            

日刊工業新聞社火事は、建物や家財が一瞬で無くなり、今までの生活が出来なくなる恐ろしい災害です。火事が起こってしまった場合は、どうやって消火するのかなど、普段の備えやいざというときの対処法が、わかりやすい文章とイラストで解説されています。
みらくるミルク

中西敏夫 文
米本久美子 絵

福音館書店

世界中でミルクがどのように利用・加工されているのか、イラスト入りでわかりやすく説明しています。ミルクで作るバターやヨーグルト、お菓子の作り方も載っています。また、ミルクの歴史も知ることができます。

2011年(平成23年)5月1日号
書名著者名出版社名コメント

夢の 10 セント銀貨

ジャック・フィニイ 著
山田順子 訳                           

早川書房人生に迷っているような人に読んでもらいたい作品です。会社でも家庭でもうまくいっていないサラリーマンのベン。ある日別世界の扉を開く魔法のコインを手にします。すばらしい世界で今度こそ幸運をつかめると思いますが・・・人生とは、幸福とはと考えさせられる不思議な物語です。
あなはほるものおっこちるとこ

クラウス 文       センダック 絵         わたなべしげお 訳

岩波書店

一見とても小さな絵本ですが、ページを開くと生き生きとした世界が広がっています。リズミカルな言葉とユーモラスな絵で、子どもたちの活発な姿と生活が描かれています。たくさんの子どもたちが登場するので、学校や家などで一緒に楽しんで欲しい絵本です。

2011年(平成23年)4月15日号
書名著者名出版社名コメント

さくらの丘で

小路幸也 著         

祥伝社さくらの丘に建っている古い古い西洋館は、祖母がまだ少女だった頃の思い出が刻まれた建物です。 その西洋館を訪れた3人の孫が目にしたものは、祖母が語ってくれた青春の風景そのままでした。 二つの時代が交差する感動の物語です。
しんとしずかな、ほん

デボラ・アンダーウッド 文 
レナータ・リウスカ 絵
江國香織 訳

光村教育図書「しずかさ」にはいろいろあります。こまどりを驚かせてはいけないときや、かくれんぼのとき。夜遅くまで起きているのを見つかったときも。あなたが思い浮かべる「しずかさ」はどんな情景ですか。さまざまなシーンで描かれる動物たちは、かわいく、ときにはちょっと困り顔でとても魅力的です。
2011年(平成23年)4月1日号
書名著者名出版社名コメント

人生に大切なことはすべて絵本から教わった

末盛千枝子 著         

現代企画室「絵本=子どもの本」という固定観念を覆し、人生に大切なこととは何か、本当の美しさとは何かを問いかけています。著名な編集者である末盛千枝子さんが宝物のような絵本の数々と素晴らしい人々との出会いを、自らの半生と共に語っています。
うさぎ小学校

アルベルト・ジクストゥス 文
フリッツ・コッホ=ゴータ 絵
はたさわゆうこ 訳

徳間書店さあ、今日から学校です。うさぎの兄妹は、わくわくしながら、学校へ。たまごに色を塗ったり、怖いきつねのことを勉強して、休み時間は原っぱへ大集合。学校って、いろいろすることがあって面白いね。80年もの間読みつがれてきたドイツの代表的な絵本です。

平成22年度

2011年(平成23年)3月15日号
書名著者名出版社名コメント

私たちには物語がある

角田光代 著         

小学館小説はもとより、エッセーの名手でもある著者が、読んだ本の感想や好きな作家への愛情を、書き綴った感想文集です。収録してある本は、著者が読んでみて面白かった本ばかり。著者の本に対する誠実な愛情や本と過ごしてきた幸福な時間が、この一冊には詰まっています。
理科室の日曜日

村上しいこ 作                    田中六大 絵

講談社日曜日に、まんねん小学校の理科室で、人体模型や三角フラスコなど実験道具が動き出します。顕微鏡は、プラネタリウムで働く天体望遠鏡から、「新しい発見をしたから、遊びに来て」と手紙をもらいます。顕微鏡も何か発見して自慢したいと思い、理科室の仲間と考えますが・・・。笑いと涙を誘う一冊です。
2011年(平成23年)3月1日号
書名著者名出版社名コメント

読書からはじまる

長田弘 著         

日本放送出版協会読書とは、自分の心の中に失いたくない言葉の蓄え場所を作り出すこと。本とともに過ごす豊かな「いい時間」を求めて、人は本を読むのです。詩人の長田弘さんが、読書の未来を見つめるエッセーです。
春のやくそく

さかもとなおこ 作
あきのじゅんこ 絵

新風舎お隣同士に並ぶウメくんとサクラくんの話です。サクラくんをうらやましがるウメくんを、サクラくんはいつも励ましていました。そんなある日、サクラくんに元気がなくなっていき、ウメくんは心配になります。春の訪れと友情を感じる一冊です。
2011年(平成23年)2月15日号
書名著者名出版社名コメント

おかあさんは、なにしてる?

ドロシー・マリノ 作・絵
こみやゆう 訳

徳間書店

今日は月曜日。また、わくわくする1週間が始ります。 でも、みんなが、学校や幼稚園に行って、勉強したり遊んだりしているあいだ、お母さんは何をしているのでしょう。 子どもたちとお母さんの生活を、やさしいタッチの絵で交互に描いた楽しい絵本です。

2011年(平成23年)2月1日号
書名著者名出版社名コメント

ピーターラビット全おはなし集

ピアトリスク・ポター作・絵

福音館書店

おなじみ、うさぎのピーターラビットが登場する、ピアトリクス・ポターによる美しい絵本です。小さな生き物と自然への深い愛に支えられた真摯な観察による動植物の絵。擬人化されていながら、それだけに終わらない物語と描写力。何度読んでも驚かされます。

田辺写真館が見た“昭和”田辺聖子 著文藝春秋著者の生家の写真館と家族を中心に、その文学の原点である戦前昭和の大阪の庶民の暮らしを綴った珠玉のフォト&エッセイ集です。古き良き戦前の昭和の自由な雰囲気と、忍び寄る戦争の影とともに暮らす庶民の生活が鮮やかに蘇るとともに、大阪弁が失われつつある今日、大阪弁というのはこういうものかと感じさせるリアルさがあります。
2011年(平成23年)1月15日号
書名著者名出版社名コメント
続・サライの奈良

「サライ」編集部 編

小学館この本は、一日かけて歩く「春日大社」と「春日山原始林」、奈良の「国宝仏像」の見方、大和伝統の美味と食事処、飛鳥の古墳・遺跡など、美しい写真とともに紹介しています。奈良の魅力を再確認させてくれるとともに新発見もある一冊です。
森は、どこにあるの?パンチハル 著くもん出版アフリカに住むガスパとチンパンジーのブブティは、一緒に森を探しますが、どこにも森はありません。途方に暮れていると、「たねを、まいてごらん」という声がしました。この絵本は、西アフリカの人たちを支援する会「サパ」が企画しました。巻末に熱帯雨林の再生活動についての説明が載っています。
2011年(平成23年)1月1日号
書名著者名出版社名コメント
ディック・ブルーナのすべて

 

講談社時をこえ、国をこえて愛され続けている絵本作家ディック・ブルーナ。美しいブルーナのゆかりの地や、愛すべき家族を写真とともに紹介し、足跡をたどります。また、ブルーナの家族ともいうべきうさぎの「ミッフィー」とミッフィーファミリーの魅力を散りばめたエピソードとビジュアルも楽しめる珠玉の一冊です。
ウォーターシップダウンのウサギたち 上・下リチャード・アダムズ 著
神宮 輝夫 訳
評論社うさぎたちの村にせまる人間の開発の脅威、危険を予知したファイバーの言葉を信じた11匹のうさぎたちは安住の地を求めて旅立ちます。実在のイングランドを舞台として豊かな自然を描いた物語です。うさぎたちの視線で、小さな大冒険に出かけて見ませんか。
2010年(平成22年)12月15日号
書名著者名出版社名コメント
刑務所図書館~受刑者の更正と社会復帰のために~

中根 憲一 著

出版ニュース社刑務所の中にある、被収容者の社会復帰に大きな役割を果たす図書館はどのようなものでしょうか。刑事施設における書籍などの取り扱いの運営方法や沿革、また、英国の刑務所図書館と比較して日本での同施設のあり方を問う一冊です。
アフガニスタンの少女マジャミン長倉 洋海 写真・文新日本出版社小学4年生のマジャミンが通う学校は、アフガニスタン東部の山あいにあります。長く続いた戦争の傷跡が深く残る土地で、大人も子どもも助けあって毎日を暮らしています。マジャミンの夢は、この村の学校の先生になること。世界の紛争地を取材する写真家の美しい本です。
2010年(平成22年)12月1日号
書名著者名出版社名コメント
しょうたとなっとう

星川 ひろ子 写真・文
星川 治雄 写真・文
小泉 武夫 原案・監修

ポプラ社おじいさんは、納豆が苦手なしょうたのために納豆を作ります。「畑の肉」大豆は未熟なうちは枝豆になり、発酵させると納豆にもなります。いったいどうやって、ねばねばの納豆になるのでしょう。納豆が大好きな子も、苦手な子も、しょうたと一緒に見てみませんか。不思議いっぱいの写真絵本です。
世界がもし100人の村だったら 完結編池田 香代子 編
マガジンハウス 編
マガジンハウス2001年に出版された160万部のミリオンセラーが、2008年に完結編として出版されました。よりリアルな写真とともに、とつとつと語られる文章を読むと、世界の情勢や、私たちの豊かさをひしひしと感じ取ることができます。世界を変える10人の人々の活動紹介も収録され、2015年までに世界はもっとよくなると力説しています。
2010年(平成22年)11月15日号
書名著者名出版社名コメント
きもので読む源氏物語

近藤 富枝 著

河出書房新社服装やファッションはその時代の文化のバロメーターです。平安時代の貴人たちの生き方は、その着るものにこめられていました。『源氏物語』の作中に登場する着物の描写を元に読み解くことで、服装にこめられた登場人物たちの心のゆらめきを感じます。「きもの」を鍵に、物語の行間に秘められた“心”を解読してみませんか。
清水義範のイッキによめる!学校よりおもしろい社会清水 義範 著
西原 理恵子 絵
講談社社会科が苦手な人、必見です。社会科は暗記科目ばかりではなく、人間はどのように生活しているのかを知る、「おもしろ生活探検」みたいだということを教えてくれます。「米はどこから来たのか」や、「道はどうしてあるのか」など、一時間目から六時間目まで社会科を学びます。読み終えた頃には、きっと社会科が身近なものになっていると思いますよ。
2010年(平成22年)11月1日号
書名著者名出版社名コメント
ABC殺人事件

アガサ・クリスティ 著
堀田 善衛 訳

東京創元社ミステリーの女王とも言われ、80作以上の作品を発表したアガサ・クリスティ。その作品に登場する代表的な名探偵のひとりエルキュール・ポアロが本作の主人公です。「ABC」と名乗る犯人から殺人予告状が届けられ、予告どおりに犯行が行われます。はたして犯人は?70年以上前に書かれた小説ですが、今でも楽しめる名作です。
なぜ?どうして?科学のお話4年生大山 光晴 総合監修学研教育出版「正座をすると、なぜ足がしびれるの?」といった身近な疑問から、「地球はいつ、どうやってできたの?」といった大きな疑問まで、科学の「なぜ?」「どうして?」のたくさんの疑問に答えた本です。秋の読書週間に科学の知識を増やしてみてはいかがでしょうか。」
2010年(平成22年)10月15日号
書名著者名出版社名コメント
七つめの絵の具

いせ ひでこ 著

平凡社

「過去に書いたものは、宛名のない手紙みたいなものでなんだか恥ずかしかったり、くすぐったかりする。」画家であり、「ルリユールおじさん」などの絵本を通して人と人との絆をむすぶ活動をつづけている著者のエッセイ20年間分をまとめた本です。
こやぎがめえめえ田島 征三 作福音館書店こやぎが一匹めえめえ鳴いています。繰り返されるフレーズと、シンプルですが力強い絵に、小さな子どもたちが夢中になる絵本です。最後にはおかあさんやぎも登場してほっと一安心できます。
2010年(平成22年)10月1日号
書名著者名出版社名コメント
クアトロ・ラガッツィ~天正少年使節と世界帝国~

若桑 みどり 著

集英社信長が明智光秀に討たれ、秀吉が天下をとって全国統一をなしとげようとしていたころ、九州のキリシタン大名がヨーロッパに派遣した4人の少年は、正式な使節として遠く海を渡っていた。16世紀の世界地図をまたぎ、東西の歴史をゆりうごかしたすべての土地をその足で踏み、すべての人間をその目で見て、その声を聞いたのである。
タンゲくん片山 健 作福音館書店ある日、家の中に一匹の見たこともない猫が、のっそりと入ってきました。片方の目が怪我でつぶれているけれど、とても大きくて立派なこの猫に、お父さんはタンゲくんと名前をつけます。タンゲくんが大好きになった女の子の気持ちを通して、動物とふれあうことの喜び、そして切なさも同時に伝わってくる絵本です。
2010年(平成22年)9月15日号
書名著者名出版社名コメント
奇跡の犬コスモスにありがとう

中山 聖子 作
渡辺 あきお 絵

角川学芸出版真っ白で小さくて弱々しい子犬のコスモスは、アルビノという障害のため、全く耳が聞こえません。しかし、千紗と弟の理久はコスモスを飼うことに決めました。障害のある一匹の子犬との出会いとふれあいを通して、家族のきずなを深めていく感動の物語です。
ミニブタ飼いになる~飼い方からしつけ、グッズ、遊び方まで小林 茂久 監修
平林 美紀 撮影
誠文堂新光社ブタは誰もが知っている身近な動物。この本は、ペットとして飼うにはどうしたらいいのか、心構えやしつけ、歴史、ミニブタに会えるスポットガイドなどが載っています。身近なペットとしてのミニブタを知ることができ、愛くるしいミニブタの写真がたくさん掲載されていて、楽しめます。
2010年(平成22年)9月1日号
書名著者名出版社名コメント
山歩きの基本がわかる本~Q&Aで疑問も不安も今すぐ解決!

川名 匡・菅野 由起子 著

山と溪谷社山岳ガイドの著者が、「山登りって楽しそう。でも誰でも始められるの?」の質問に回答する形で、読み進んでいくうちに、山に登るときの最低限知っておかなければいけない基本を学ぶことができます。憧れの山、富士山に登ったり、世界遺産の屋久島にチャレンジしてみませんか。
図書館ラクダがやってくる~子どもたちに本をとどける世界の活動マーグリート・ルアーズ 著
斉藤 規 訳
さ・え・ら書房タイの山奥やモンゴルのゴビ砂漠、ジンバブエの農村部など、各国のへき地に住む人びとに、ラクダやゾウ、自転車などを使って本を届ける移動図書館の活動を写真で紹介します。
2010年(平成22年)8月15日号
書名著者名出版社名コメント
子どもといっしょに育つ魔法の言葉

ドロシー・ロー・ノルト 著
平野 卿子 訳

PHP研究所子どもを育てることの難しさ、それはいつの時代にも悩みのテーマです。正しく、良い親になることばかりに一所懸命になるのではなく、リラックスして子どもと楽しみながら、子育ての喜びを再発見するために必要な言葉を紹介します。子育て中のお父さんやお母さんに、とても参考になる本です。
動物のふしぎ小宮 輝之 監修PHP研究所さて、問題です。「ウサギの耳はなぜ長い?」「イヌの鼻はなぜぬれているの?」「ナマケモノは本当になまけているの?」ペットや動物園の動物を見ていて不思議に思うことを、上野動物園の園長さんが分かりやすく教えてくれます。あなたも、疑問に思うことを自分なりに考えてみるのも楽しいかもしれませんよ。
2010年(平成22年)8月1日号
書名著者名出版社名コメント
侏儒の言葉・西方の人

芥川 龍之介 著

新潮社芥川龍之介は東大在学中から文壇で活躍しており、「新思潮」に発表した「鼻」が夏目漱石から絶賛されました。「侏儒の言葉」はそういった芥川龍之介の秀逸な短文作品の一つであります。機知に富んだ自在な表現力で、世の中の事象をはがしていくその文章は小気味よささえ感じます。芥川作品として有名で月刊誌の「文藝春秋」に大正12年1月から毎月巻頭を飾りました。
おしいれのぼうけん古田 足日 作
田端 精一 作
童心社ここは、さくら保育園。お昼寝の時間にふざけたあきらとさとしは、みずの先生におしいれにいれられてしまいます。なんとそこは、こわいねずみばあさんとねずみたちの国でした。ふたりはいったいどうなるのか。1974年初版。読んであげるのなら幼児から、小学校低学年向き、80ページの読みごたえのある絵本です。
2010年(平成22年)7月15日号
書名著者名出版社名コメント
よくばらない

鎌田 實 著

PHP研究所よくばらないと、今まで見えなかったものが見え、人生が豊かになり、自分の周りの現実もあるがままに見えてくる。 北海道美瑛・富良野の美しく雄大な自然にのせて、一本の木の物語を叙事詩のような息づかいで綴った、「がんばらない」「あきらめない」等の著者の最新エッセイです。
幸福3丁目商店街ハートのエースがでてこない村上 しいこ 作
センガジン 絵

理論社

幸福商店街に住む小学四年生の一丸、チョビ、豊大が結成する「たこやき探偵団」は、近所のおじさん家から逃げた三毛猫エースを探すことを買って出ます。彼らの活躍でエースは見つかりましたが、事件が解決したわけではありませんでした。さて、みつかったと思われた猫はどうなったのか、探偵団の取った解決策とは?
2010年(平成22年)7月1日号
書名著者名出版社名コメント
僕僕先生

二木 英之 著

新潮社唐の玄宗皇帝の時代、ぐうたら主人公王弁と普段の姿は美少女の仙人僕僕が、遥か広大な中国大陸を旅する物語です。道中、仙人や神様、異界の人々と出会い、時には邪悪な者と対決し、世の中の矛盾に悩みながら王弁は成長します。時々、老人に変化し王弁を叱咤する美少女僕僕先生への恋心の行き方も気になるところです。
かぶと四十郎 夕陽のカブトマンの巻宮西 達也 作・絵教育画劇村のみんなを困らせてばかりいたカブトムシの四十郎は、村にやってきた暴れん坊のヘラクレスオオカブトのキッドと一緒にみんなの蜜を横取りします。そんな中、さらに暴れはじめたキッドに四十郎は心を改め立ち向かいます。伝八じいさんと父三十郎の形見を武器に、果敢に戦う四十郎の姿はとてもかっこいいです。
2010年(平成22年)6月15日号
書名著者名出版社名コメント
ぼくのブックウーマン

へザー・へんソン 文
デイビッド・スモール 絵

さ・え・ら書房1930年代アメリカ。学校や図書館のない遠隔地の家々に、馬で本を配っていた「荷馬図書館員」をヒントに作られた絵本です。学校に行けず、文字を読めない気後れから本に反発心を持っていた少年カルが、図書館員の情熱に心打たれて次第に本に興味を持つようになる過程が感動を呼びます。
てぃだかんかんー海とサンゴと小さな奇跡ー金城 浩二 著小学館「てぃだかんかん」とは、沖縄の方言で太陽がかんかんに照っていること。沖縄の海にきれいなサンゴ礁を取り戻したいという一心から、サンゴの養殖に情熱をかけ、世界初の産卵を成功させた著者。今年、同タイトルで映画化された物語の主人公の記録です。
2010年(平成22年)6月1日号
書名著者名出版社名コメント
宇治・山城の民話1・2

宇治民話の会 編

文理閣昭和58年の発足以来、地元のお年寄りから民話の聞き取り調査を続けている市民グループ”宇治民話の会”が出版した山城地方の民話の数々。地域に古くから語り伝えられてきた話を聞き取り、わかりやすくまとめた本です。宇治にゆかりのある寺院・人々がたくさん登場し、楽しい一冊です。文中のわかりにくい言葉には、ふりがなや注釈がついています。
チム・ラビットのぼうけんアリソン・アトリー 作
石井 桃子 訳
中川 宗弥 絵
童心社子どものウサギのチムが日々の生活で感じる、小さな驚きや喜び、畏れ、悲しみなどを通して、生きることの豊かさや厳しさを読者も一緒に味わうことのできる一冊です。時を経ても色あせない自然描写も魅力的で、大人も子どもも楽しめる本です。
2010年(平成22年)5月15日号
書名著者名出版社名コメント
ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン

寄藤 文平 著

美術出版社教科書やメモ用紙等の余白に落書きをした経験は誰にでもあるでしょう。落書きであれば、美術の教科書のようにいろいろと考えたりせず、心の赴くまま自由に描くことが出来ます。考えや思いを文字にするのではなく、絵にすることで考えがまとまることもあります。この本はそんな落書きの教科書です。あなたも落書きを楽しんでみませんか。
モマの火星探検記毛利 衛 作講談社宇宙飛行士の毛利衛さんが書いたSF小説です。今から23年前後の2033年に、人類は初めて火星に到達します。 物語には、最近の科学技術情報や、実際に宇宙へ2回行った著者の宇宙観や生命観のほか、実際に宇宙を知る著者ならではの描写が盛り込まれています。 大人が読んでも楽しいサイエンスファンタジーです。
2010年(平成22年)5月1日号
書名著者名出版社名コメント
チームふたり

吉野 万里子 作
宮尾 和孝 絵

学研

東小卓球部キャプテンの大地は、小学校最後の試合で卓球暦の浅い五年生の純とペアを組まれて、不満を感じています。しかし、女子卓球部崩壊の危機や、家庭でのトラブルを乗り越え、大地は試合の勝敗よりも大切なものを見つけます。子供にも大人にもおすすめの一冊です。

日本の古典をよむ(全20巻) 小学館古事記、万葉集、源氏物語、枕草子・・・日本には、古典の名作が数多く存在します。しかし、古典の授業などで部分的に知っているだけ、という人も多いのではないでしょうか。このシリーズは、あらすじ、現代語訳、関連コラムなども充実しており、古典の入門書として最適です。
2010年(平成22年)4月15日号
書名著者名出版社名コメント
自転車で健康になる

中村 博司 著
高石 鉄雄 著

日本経済新聞出版社

運動する時間が取れないで、少しづつ太り始め、気がつくとメタボ指導の対象となっている人が、少なくありません。本書は、自転車の利用を「特別な運動」と構えないで始めることができ、脱メタボと健康づくりの実現、さらには、自転車の利用促進によって、環境の充実、CO2の削減を願って書かれています。

ちいさなあかいバス高羽 賢一 作・絵ひさかたチャイルド村と町を行ったり来たりする古くて小さな赤いバスの楽しみは、お天気の日に小さなふろしき包みをもって町に行く女の子のこと。女の子の行く先と荷物が気になっていたバスでしたが、ある天気のいい日に故障して修理工場に送られることになりましたが、そこで・・・。温かくて、どこか懐かしいタッチのやさしい絵本です。
2010年(平成22年)4月1日号
書名著者名出版社名コメント
ワンガリの平和の木ーアフリカでほんとうにあったおはなしー

ジャネット・ウィンター 作

BL出版

アフリカのケニア山のふもと、緑豊かな村に育ったワンガリ。アメリカ留学から戻ると、ふるさとはすっかり変わり果てていました。村の女の人たちと始めた木を植える運動は、やがて世界へと広がっていきます。ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイの伝記絵本です。

トマスと図書館のおねえさんラウル・コローン 絵
パット・モーラ 文
藤原 宏之 訳
さ・え・ら書房

トマスは、アメリカ国内を移動しながら農家の仕事を手伝っているため、満足に学校に通うことができません。ある日、親切な図書館員に出会ったトマスは、そこで本を読むよろこびを知ります。幻想的な絵とともに心温まるお話です。

平成21年度

2010年(平成22年)3月1日号
書名著者名出版社名コメント
ものがたり12ヵ月 春ものがたり野上 暁 編偕成社芽ばえ、春風、卒業、出会い。季節をみずみずしく描いた短編と詩が15編収録されています。谷川俊太郎「春に」、ねじめ正一「もんくたらたら」。川上弘美「春の絵」など、傑作ばかりです。
15歳の寺子屋 道は必ずどこかに続く日野原 重明 著講談社

15歳は、中学校生活最後の年齢です。もしも君たちが、「将来自分がどんな人間になりたいかわからない」と迷っていたら、「自分はこの人のようになりたい」という見本となるモデルを見つけることをおすすめします。自分らしさを見つけるために何を考えどう行動すべきかを教えてくれる一冊です。

2010年(平成22年)2月1日号
書名著者名出版社名コメント
ブルンディバールトニー・クシュナー 再話
モーリス・センダック 絵
さくま ゆみこ 訳
徳間書店チェコのオペラ「ブルンディバール」を元に絵本「かいじゅうたちのいるところ」等で知られるセンダックが絵を描いた、カラフルなイラストの絵本です。吹き出し付きの絵で、大人も子供楽しめます。
氷の上のボーツマンベンノー・プルードラ 作岩波書店

流氷がただよう冬の港。2人の男の子ウーヴェとヨッヘン、幼い女の子カトリンは、船長の子犬ボーツマンを連れだして、氷の原っぱを走り回ります。すると突然、氷が割れて、ボーツマンがのった氷が流れてしまいます。子どもたちはボーツマンを助けることができるのでしょうか。

2010年(平成22年)1月1日号
書名著者名出版社名コメント
とらの本(はじめての発見47)シルべーヌ・ペロル 原案・製作
手塚 千史 訳
岳陽舎トラは、夜になると活動を始めます。トラの親せきであるヒョウやチーターも出てきます。透明のページをめくると、絵が一変する仕掛けになっており、大人も子どもも楽しめる一冊です。
しろいまゆげのトライ・ジンスク 文
ペク・テスン 絵
星 あキラ、キム・ヨンジュン 共訳
小澤 俊夫 監修
瑞雲社

山奥に住んでいる、すべてを見通せる力を持ったトラは、嘘つきや強欲な人間を見抜くと、その人を食べてしまいます。ある時、トラがおじいさんの姿に化けて街に出かけると、ある小さな女の子に正体を見抜かれてしまいます。驚いたトラは、女の子にあるものを与えます。大人には見えなくても、澄んだ心を持った子どもには、トラと同じく、本質を見抜く力があるというメッセージが込められているお話です。

2009年(平成21年)12月1日号
書名著者名出版社名コメント
星と星座の伝説<冬>瀬川 昌男 著小峰書店日本で見ることのできる星座にまつわる伝説や神話を、小学校中学年向けにかみくだき、美しい挿し絵を入れた絵本です。冬の夜空を違った視点で眺めてみませんか。
地球のおくりもの岩合 光昭 写真・文世界文化社

動物写真家の作者が、動物の立場に立って自然を見つめた写真絵本です。大きく変わる地球環境の中でも、動物たちが力強く生きている様子が心に残ります。

2009年(平成21年)11月1日号
書名著者名出版社名コメント
せかいはなにでできているの?~こたい、えきたい、きたいのはなし~キャスリーン ウェドナー ゾイフィルド 作
ポール マイゼル 絵
福音館書店私たちの身の回りのものは、個体・液体・気体の3種類に分けられます。水がこの3つの姿に形を変える様子を知っているかな。普段はちっとも気にしていないけれど、物が決まった姿でいるから、私たちも安心して暮らせるということを教えてくれる一冊です。
15歳の寺子屋「フラフラ」のすすめ益川 敏英 著講談社

「夢中になる対象はそのときそのときで変わっていいから、なんにでも首を突っこんでフラフラしてください。」と、ノーベル物理学賞を受賞した益川教授が、自らの人生を振り返りながら話します。自分が本当に好きなものは何なのか、それを探すことの楽しさ、大切さについてのメッセージが伝わります。

2009年(平成21年)10月1日号
書名著者名出版社名コメント
だってだってのおばあさん佐野 洋子 作・絵フレーベル館「だって、わたしはおばあちゃんだもの」が口癖のおばあさん。でも99歳の誕生日に猫が買ってきたロウソクはたった5本でした。次の日から、おばあさんの生活は一変します。子どもだけではなく、高齢者にも読んで欲しい不朽の名作。30年間愛され続けたロングセラーの絵本です。
うわさのようちえんかくれんぼのうわさきたやま ようこ 作講談社

うわさのようちえんのこどもたちは、かくれんぼが大好き。優しい絵のちょっと不思議なお話の絵本です。みんな、どこに隠れたのかな。

2009年(平成21年)9月1日号
書名著者名出版社名コメント
本所ななふしぎ斉藤 洋 文
山本 孝 絵
偕成社もののけうごめく江戸の闇。いったい何が出てくるのか。この恐ろしさ、面白さ。本所は隅田川の東側にあって、まだまだ寂しいところでした。どうぞページをめくる手が震えませんように。
ふしぎなしろねずみ~韓国のむかしばなし~チャンチョルムン 文
ユンミスク 絵
かみやにじ 訳
岩波書店

しとしと雨の降る日のこと。一匹のしろねずみが、昼寝をしていたおじいさんの鼻の穴を出たり入ったり。そのうち、おばあさんが外へ出て行ったネズミの後をつけていくと、しろねずみは途中で牛のふんをおいしそうに食べ、やがて穴の中へ。一方、おじいさんはおかしな夢を見ていました。

2009年(平成21年)8月1日号
書名著者名出版社名コメント
森の写真動物記6 樹洞 宮崎 学 著偕成社森に生えている木のなかに、幹に穴が空いているものがあります。その穴は「樹洞」とよばれ、シジュウカラなど鳥や、ムササビやモモンガなどの動物たちに、ねぐらや子育ての場所として使われます。豊富で迫力ある写真が皆さんをきっと引きつけるでしょう。
スウェーデンの森の昔話アンナ・クララ・ティードホルム 編・絵
うらた あつこ 訳
ラトルズ

スウェーデンの有名な絵本作家が、スウェーデンに古くから伝わる「くぎスープ」や「仕事を取りかえたおやじさんとおかみさん」など12の昔話と、一つひとつの昔話にぴったりの挿絵を描いています。子どもも大人も楽しめる一冊です。

2009年(平成21年)7月1日号
書名著者名出版社名コメント
イレーナ・センドラー~ホロコーストの子ども達の母平井 美帆 著汐文社第二次世界大戦中、ドイツ軍に占領されていたポーランドで、2500人のユダヤ人の子どもたちを救った勇気ある女性の物語です。残虐な戦争の時代でも、こんな女性がいたということに心打たれます。
まるごとわかる「日本人」はじめて百科4 産業・技術をうみだした人湯本 豪一 監修日本図書センター「日本にカメラを伝えた人は」「日本で初めて気球や飛行船を作った人は」「自動販売機はいつ、誰が広めたの」など、興味深い内容がいっぱいです。大人の人も読んでみてはいかがでしょうか。シリーズ本で、「生活、食べ物、教育、政治」などもあります。
2009年(平成21年)6月1日号
書名著者名出版社名コメント
キミが勉強する理由藤原 和博 作朝日新聞出版毎日勉強することは、大切なこと。でも遊ぶのだって重要。それは遊ぶことで、大事なことが身につくから。「ホント?」って思うなら、この本を読んでみて。学校では教えてくれない遊びと勉強の関係も、教えてくれます。
しゃっくり1かい1びょうかんーこどものためのじかんのほんーヘイゼル・ハッチンス 作
ケィディ・マクドナルド・デントン 絵
はいじまかり 訳
福音館書店1秒間ってどんな時間かな。しゃっくりを1回する時間。1分間ならもっと長いよ。1時間だともっともっと長い。いつもの遊びや出来事を通じ、時間を身近なものに感じられるようになる絵本です。
2009年(平成21年)5月1日号
書名著者名出版社名コメント
里山百年図鑑松岡 達英 作小学館この本は、私たちの身近な里山の自然とそこに生きる動物や植物たちとの楽しい触れ合い方を、著者の体験を通して紹介しています。四季を通しての花や山菜、そして魚や昆虫なども美しいイラストで描かれています。
オオカミのおうさまきむら ゆういち 文
田島 征三 絵
偕成社ドジで、照れ屋で、見栄っ張り。「ひとりがいちばん気楽でいい」なんて言っているオオカミが、ひょんなことからオオカミたちの王様になってしまったから、さあ大変。ユーモアたっぷり、つい顔がほころんでしまう楽しい絵本です。
2009年(平成21年)4月1日号
書名著者名出版社名コメント
日本の祭り事典芳賀 日出男 著汐文社日本全国には、7万から8万くらいのおもしろい祭りがあるといわれています。この事典では、季節のよく分かる代表的な祭りが取りあげられ、写真と文章で分かりやすく説明されています。
ぴいすけのそらさえぐさ ひろこ 作
デュフォ 恭子 絵
ひさかたチャイルド誕生日にもらった黄色い小鳥「ぴいすけ」は、いつもぼくと一緒。部屋に描いた青い空を自由に飛び回っていたのに、ある日開いていた、窓から、本当の空に飛び出してしまいます。

平成20年度

2009年(平成21年)3月1日号
書名著者名出版社名コメント
かりんちゃんと十五人のおひめさまなかがわ ちひろ 作偕成社かりんちゃんの家にやってきた、ひいおばあちゃんちのおひなさま。ひな人形たちは「ここで起こることの半分は、かりんちゃんの夢。後の半分は、私たち、ひなの夢。他の人々には分かっていただけないことですから、お話ししてはいけません」と、守り子のかりんちゃんにだけ本当の姿をみせてくれます。
ランドセルがやったきた中川 ひろたか 文
村上 康成 絵
徳間書店幼稚園から帰ってくると、うみひこくんに大きなプレゼントが届いていました。中身はおじいちゃんが送ってくれたランドセル。うれしくなったうみひこくんは、早速、ランドセルを背負ってお出かけします。
2009年(平成21年)2月1日号
書名著者名出版社名コメント
人類やりなおし装置岡田 淳 著17出版戦争、環境汚染にいじめ、交通事故・・・。「この世の中の悪いことが、いっぺんに、ぱっとなくなるわけにはいかぬものか・・・」。そんな装置を作るべく、教授と僕は研究に取り組みます。やっとの思いで完成した人類やりなおし装置。さて、人類に平和は訪れるのでしょうか。
修学旅行で行ってみたい日本の世界遺産2 古都京都の文化財(京都市・宇治市・大津市)倉部 きよたか 著岩崎書店世界遺産は、過去から引き継がれてきた地球と人類の宝物。このシリーズの2巻では、身近な京都市・宇治市・大津市が紹介されています。
2009年(平成21年)1月1日号
書名著者名出版社名コメント
3年2組は牛を飼います木村 セツ子 作
相沢 るつ子 絵
文研出版いたずらっ子のナオヤくんが言い出して、クラスで牛を飼うことになりました。動物が苦手なまゆちゃんは落ち込んでしまいますが、「命を育てる」という責任を学ぶなかで、生き物の温かさや命の尊さを感じ、成長していきます。昨年の青少年読書感想文全国コンクール小学校中学年の部の課題図書でした。
うしがそらをとぶデーヴィッド・ミルグリム 作・絵
吉上 恭太 訳
徳間書店大きな牛が空を飛んでいます。牛はとっても気持ちよさそうに、大空をぷかぷか、ぷかぷか。誰も信じてくれないけれど、画用紙に描いた空を飛んでいる牛の絵が、風に飛ばされて本当になっちゃったんです。
2008年(平成20年)12月1日号
書名著者名出版社名コメント
鉱物・岩石の世界~地球からのメッセージ青木 正博 作誠文堂新光社地球は今から46億年前に、宇宙空間に散らばっていた星くずが凝集してできました。岩石・鉱物・海・大気・そして私たち生物も、元をたどればこの星くずから生まれました。私たちと共通の祖先を持つ鉱物の、形や物性、生成、採取までを、写真とイラストでわかりやすく説明しています。
手紙を書こう!(1)~(3)山﨑 順子 監修すずき出版皆さんは手紙を書いたことがありますか。家のポストに自分宛ての手紙が入っていると嬉しいものです。このシリーズでは、手紙のルールやマナーが分かりやすく書かれています。楽しい手紙が書けるように、消しゴムはんこや絵が飛び出すカードの作り方も紹介しています。
2008年(平成20年)11月1日号
書名著者名出版社名コメント
負けるな、ロビー!マイケル・モーパーゴ 作
マイケルフォアマン 絵
佐藤 果夢 訳
評論社少年ロビーは、交通事故が原因で昏睡状態にありながら、実は耳が聞こえ、においや肌の感触もあり、思い出したり考えたりすることもできます。彼はずっとひとつのことを悔やんでいます。彼が目覚めるのは一体いつ、誰のためにでしょうか。
ねこのゴンサ石倉 欣二 作・絵ポプラ社ぼくは、ねこのゴンサ。大好きなおじいちゃんが車に乗って行ってしまった。もういちど会いたいよ。ぼくはカラスのガーコに助けられ、じいちゃんのいるところに向かうことにした。
2008年(平成20年)10月1日号
書名著者名出版社名コメント
イラストで学べる「裁判員制度」第一巻 裁判員制度ってなあに?裁判員制度研究会 著汐文社21年5月から、裁判員制度が始まります。抽選で選ばれた一般の人が、裁判官と一緒に裁判をする新しい仕組みです。この本は「裁判員制度」について、イラストでわかりやすく説明しています。
おばけのジョージーのハロウィーンロバート・ブライト 作
なかがわちひろ訳
徳間書店ジョージーは、はずかしがりやの小さなおばけ。今日はハロウィーンのお祭りの日。広場で行われる仮装コンテストに本物のおばけのジョージーが出たら、一等賞間違いなしなんだけど・・・。はずかしがりやのジョージーは、仮装コンテストに出場できるのでしょうか。
2008年(平成20年)9月1日号
書名著者名出版社名コメント
ジャミールの新しい朝クリスティーヌ・ハリス 作
加島 葵 訳
小倉 正巳 画
くもん出版ジャミールは、トルコに住む羊飼いの男の子。愛する両親と死に別れ、もう誰も愛さないと心に固く誓います。そんな彼の住む村をある日、大地震が襲います。家の下敷きになってしまった一人ぼっちのジャミール。彼は一体どうなるのでしょうか?
クラウディアのいのり村尾 靖子 文
小林 豊 絵
ポプラ社戦争によって、悲しみを背負うことになったヤコブとクラウディア。悲しみの中で、前向きに生きて行こうと思った彼女たちの、優しさと強さを持った”いのり”とは・・・。
2008年(平成20年)8月1日号
書名著者名出版社名コメント
汽笛長崎 源之介 作
石倉 欣二 絵
ポプラ社終戦を迎え、長崎へ引き揚げてきた兵隊と、たくましく生きている原爆孤児たちの交流を描いた感動作です。平和への祈りを込めた汽笛の音が胸に迫ります。
どうする どうする あなのなかきむらゆういち 文
高畠 誠 絵
福音館書店3匹の野ねずみの後を、2匹の腹ぺこ山猫が追いかけてきます。ところが、野ねずみも山猫も深い穴におちてしまいました。野ねずみと山猫は、穴から出る方法を考えます。穴の深さを細長い縦の判型で表現した愉快な絵本です。
2008年(平成20年)7月1日号
書名著者名出版社名コメント
あつあつほかほか!ごはん小松 光一 監修チャイルド本社毎日、食べているごはん。ごはんは、お米からできています。田んぼを耕し、、苗植えから肥料やり、そして雑草とり、台風からいかにして被害を防ぐかを考え、いよいよ収穫です。お米ができるまでをイラストとわかりやすい文章で書かれた本です。
しずかに!ここはどうぶつのとしょかんですドン・フリーマン 作
なかがわちひろ 訳
BL出版カリーナは、図書館が大好きな女の子。ある日、動物たちも、本を読みたがっているかもしれないな・・・と考えました。図書館に、次々といろんな動物がやってきます。さあ、みんな静かにできるかな。
2008年(平成20年)6月1日号
書名著者名出版社名コメント
ぼくらが作った「いじめ」の映画今関 信子 作
尾木 直樹 解説
佼成出版社映画クラブの小学6年生が、初めて自分たちで映画を作ります。テーマは「いじめ」。演技とはいえ、友達をいじめることに戸惑いながらも、子どもたちは、映画作りを通して真の友情を育んでいきます。実際にあった出来事をもとに書かれたお話です。
なかなおりシャーロット・ゾロトウ 文
アーノルド・ローベル 絵
みらい なな 訳
童話屋ある朝、パパはママにいってきますのキスを忘れて出かけてしまいました。不機嫌になったママは、ジョナサンに八つ当たり、怒ったジョナサンはサリーに八つ当たりして・・・。
イライラする気持ちはみんなに伝染してしまいます。さて、仲直りできるのでしょうか。
2008年(平成20年)5月1日号
書名著者名出版社名コメント
カブトムシ・クワガタムシのとり方、飼い方荒谷 邦雄 監修
内山 りゅう
足立 義弘他
写真
学習研究社カブトムシって何だ。クワガタムシって何だ。この本を読めば、探し方、採り方、飼い方がよくわかります。
ケーキやさんのゆうれいジャクリーン・K・オグマン 作
マージョリー・プライスマン 絵
福本 友美子 訳
フレーベル館おいしいケーキを作るコーラ・リーは、死んだ後もゆうれいになって店に居座ります。新しい店主のアニーに、コーラ・リーはケーキを作ってくれと言います。コーラ・リーの本当の望みは何なのでしょう。
2008年(平成20年)4月1日号
書名著者名出版社名コメント
もりのゆうびんポスト原 京子 作
高橋 和枝 絵
そうえん社「手紙より電話の方が早くていいんじゃない」。そういっていたまゆちゃんは、森で郵便ポストを見付けました。お手紙を入れてみると次の日にお返事が入っていました。さて、まゆちゃんにお手紙を書いていたのは、いったい誰だったのでしょうか。
あたま山斉藤 洋 文
高畠 誠 絵
あかね書房さくらんぼうを食べた男の頭から、大きな木が生えました。みんなは男の頭の「あたま山」で花見のどんちゃんさわぎ・・・。落語をアレンジしたゆかいなお話。このほかにも「どうぐ屋」「だくだく」を収録。

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宇治市教育委員会教育部 生涯学習課

電話: 0774-20-8758(直通) ファックス: 0774-39-9501

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