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お茶ができるまで

[2005年2月28日]

日本で作られているお茶にはいろいろな種類があります。
宇治で作られているのはてん茶、玉露、煎茶が大部分で、生産量では合わせて約64トン(平成22年度)と全国から見るとごくごく少ないもの。
しかし、これらはいずれも品質の高さが売り物です。
それでは優良茶の代名詞「宇治茶」はどうやって栽培され、製品となるのでしょうか、ご紹介します。

緑茶も紅茶も同じ茶の木

お茶にはいろいろな種類があります。これらは植物分類上は同じ茶の木から作られたものですが、実際に栽培されている木は、それぞれのお茶向きに品種改良が重ねられたものです。
茶の木は大きく分けると二つのグループがあり、緑茶には身の丈と葉が小さく、寒さに強い種類が用いられています。
緑茶用の品種の中にも、煎茶向き、玉露向きのものなどがあります。
遠目にはどれも同じように見える茶園ですが、近付いて見ると葉の色や形などにそれぞれ個性があるのです。
優れた品質の玉露やてん茶(抹茶はこれを臼で碾いたもの)が得られる「あさひ」「さみどり」は、宇治の茶農家が改良を重ねて育てあげた、代表的な品種です。

茶園を覆い、手で摘む

現在では大量のお茶を効率良く作るため、お茶摘みも製茶も機械化が進んでいます。
お茶摘みは全国的には年に2、3回機械で葉を摘むのが多いようです。
これに対して、宇治で作られるお茶の大部分を占めるてん茶や玉露用の木は、新芽が伸びる時期によしずやわらなどで茶園に覆いをして育て、新芽を年に1回、ていねいに人の手で摘むのが特徴です。覆いをして直射日光を避けることで、茶葉の中に蓄積される成分の内、苦みのもとになるタンニンの量が減り、うまみのもとであるアミノ酸の量が多くなるのです。
一方、煎茶を摘む木には覆いはせず、太陽の光を十分に受けて育てます。
タンニンの量は多くなりますが、適度な苦み、渋みが煎茶の特徴であるさわやかさをもたらします。

お問い合わせ

宇治市市民環境部 農林茶業課

電話: 0774-22-3141(代表) ファックス: 0774-20-8977

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